4月からはじまる「働き方改革」にマツコ呆れ 「表に出さない無賃労働が増えるだけ」

2019/3/26 18:45 しらべぇ

4月から罰則規定のある残業規制も始まる、政府が進めている「働き方改革」。25日放送『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、マツコ・デラックスが同政策に関して、テレビ業界の現場を例に苦言を呈した。

 

■働き方改革とは?

働き方改革は「労働環境改善のために政府が打ち出した」法律・政策だ。慢性化する長時間労働、人口減少による労働人口の不足、労働生産性の低迷など、危惧されるべき問題解決のために準備されてきた。

代表的なものは、残業時間上限の規制、有給休暇の取得推進といった「長時間労働の是正」や、増加する非正規社員の処遇改善を図った同一労働・同一賃金の導入、兼業・副業の推進など。

「働き過ぎ」を避けるとともに、女性や若者も活躍しやすい労働環境への改善を目指し、4月から順次、本格的に施行されることになる。

 

■マツコは苦言

番組では「4月からあなたの働き方は変わるか」をアンケート調査。マツコは「何も変わらない」と自身の労働環境に改革はないと明言した。

ただし、テレビ業界に関しては働き方改善のために「どこもADさんを増やしている」と人員を増加していると解説。さらにディレクターやプロデューサーなどは「残業のつかない無賃労働をいっぱいすることになる」と指摘する。

「表に出さない労働が増える。働きたくて働いている人に『そのへんは無賃労働でお願いします』っていうのはどうかと思う。このあたりのケアをキチンとしないと…」と苦言を呈した。

■視聴者は「変わらない」

ちなみに番組のアンケート結果では、「変わる」が2748ポイント、「変わらない」が8949ポイントで、視聴者の多くは「働き方改革をしても自身の労働環境は変わらない」と回答していた。

 

■「持ち帰り残業」の増加

しらべぇ編集部で全国20〜60代有職者の男女633名を対象に調査したところ、全体の28.1%が「仕事を持ち帰って、家ですることがある」と回答している。

持ち帰り残業年代別グラフ

残業時間の上限が設けられたことで、家に持ち帰り残業する人が増える可能性は高い。そうなれば、労働環境は改善されたと言えるのだろうか。

表向きの数字では「残業が減った」となるかもしれないが、数字だけでは測れない苦労を、勤め人は背負うことになりそうだ。

(文/しらべぇ編集部・サバマサシ)

【調査概要】方法:インターネットリサーチ「Qzoo」調査期間:2017年12月15日~2017年12月18日
対象:全国20代~60代有職者の男女633名(有効回答数)

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