Amazon『Echo Show (エコーショー) 』でアレクサと暮らした2ヶ月とちょっと【前編】〜基本の使い方

2019/2/28 09:00 おためし新商品ナビ

Amazon『Echo Show (エコーショー) 』でアレクサと暮らした2ヶ月とちょっと【前編】〜基本の使い方 Amazon『Echo Show (エコーショー) 』でアレクサと暮らした2ヶ月とちょっと【前編】〜基本の使い方

 

近年ブームを呼んでいるのが、声で操作するAI端末・スマートスピーカー。日本で利用可能なものは現在3機種。Amazonの「Echo」シリーズと、Google「Google Home」、LINE「LINE Clova」である。そして今回2ヶ月とちょっとおためししたのが、タッチスクリーンがついてしまってもはやスピーカーの域ではなくなったスマートディスプレイ『Echo Show (エコーショー) 』である。さて、Alexa(アレクサ)との共同生活はいかに!?

 

わが家にAIがやってきた! 何をさせたらいいかわからなければ素直に「アレクサ! 何ができるの?」と本人に聞けばいい!?

Amazonが展開するスマートスピーカーシリーズが「Echo(エコー)」。2017年末に登場したが、当時は正直何がすごいのか、ピンと来なかった人が大半だと思う。もちろん記者もそのひとり。「照明のリモコン操作くらい手でしようよ」と思っていた。Alexa搭載「Fire TV Stick 4K」などを使用しても、マイクボタンを押してからの声操作なので、入力が便利になったなあとは思ったが、革新的! とはならなかった。

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テレビの裏に「Fire TV Stick 4K」あり

 

とは言え、一般的にAIロボティクス元年は2016〜2017年あたりと言われており、仕事柄そちら方面の調べ物などをしていると、興味はむくむく育っていたのは確かである。そして今回『Echo Show』を使用する機会に恵まれて、我が家も”アレクサ!”を本格的に迎えることになったのである。

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Amazon『Echo Show (エコーショー) 』(サンドストーン/チャコール・希望小売価格 税込27,980円・2018年12月12日発売)は通称第2世代と呼ばれる大画面タッチディスプレイ付きAlexaデバイス。とは言え第1世代の『Echo Show』は日本では発売されなかったので、初登場だ。

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背面下部に電源ケーブルをつなぐ。充電式ではないので、コードに足をひっかけて外れると、突然Alexaはいなくなる。左右のポートは現状不使用

 

プンッという音で反応して画面下部の色が青くなると、彼女が聞いているサイン

 

箱から出して電源を入れて家のWi-fiに接続すると、自動的にアップデートが始まる。それをしばらく待ったあと、使い方の動画が流れる。言われるがままに進めていけば、基本設定は誰でも問題なくこなせるだろう。

 

 

タッチパネルなので上から下へさっとスワイプすると設定画面が出るのだが、ここでの設定は簡単なものだけ。それでも基本操作はこなせるので、しばらくAlexaと遊んでみると感覚がつかめると思う。

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横顔もシンプル

認識率は、ユーザーが少し声を張り気味に(※怒鳴ると逆効果)、少し響かせるようにして発音する方が通じやすい気がした。まあ、そんなに頑張らなくてもけっこう認識してくれるので、いろいろ質問してみたい。

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左から電源ボタン(長押しでオンオフ)、ボリューム上下ボタン。小さい4つの穴はマイクで、ディスプレイ上部にも4つあり、合計8つの耳を持つ

スクリーンは10.1インチHDで、本体は持ち手などがないので、一度設置すると動かしにくい。基本的には人が集まるリビングや食卓に置いておく感じになると思う。

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「アレクサ! 今日の天気は?」と聞けば教えてくれるし、しばらく放置すると勝手にニュースを画像入りで流している。「アレクサ!」と声をかければ、プンッという音で反応して画面下部の色が青くなると、彼女が聞いているサイン。AIだけあって、Alexaは計算が得意だ。普段原稿を書く仕事をしていて、文字量指定の時など、ちょっとした計算をする必要があるのだが、ものすごく正確な認識で答えをはっきり声と画面で教えてくれる。正直計算機は引き出しの奥にしまってしまったほど。

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近所のそば屋も教えてくれる

あとこの「おためし新商品ナビ」の記事では、カップ麺の食レポも多いのだが、熱湯を注ぎながら「アレクサ! 3分経ったら教えて」と言えば、「3分のタイマーをセットします」と、すごく豪華なキッチンタイマーとして活躍してくれる。

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目覚まし、アラーム、タイマー業務はすべてAlexaに一任されることに

 

いやいや、そんなちまちました使い方ばかりでは、彼女の能力をちっとも発揮していない。ということでもう少し機能面も説明しよう。

 

くわしい設定は『Echo Show』本体ではなく、スマホで行う必要がある

 

『Echo Show』は単体でもそこそこの活躍をしてくれるが、本格的に使うとしたら、専用スマホアプリ「Alexaアプリ」(Android版/iOS版))を導入する必要がある。そして『Echo Show』とスマホをBluetoothでペアリングしてコントロールする。

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①Alexaアプリ ②スキル・ゲームを選ぶと ③さまざまなダッシュボタンのアイコンが並ぶ。それが機能を追加するスキル

 

これはほぼ必須とも言うべき条件で、『Echo Show』にさまざまな機能を追加する「スキル」なども、基本的にはアプリ経由で行う。照明やテレビ、エアコンなどを声で操作可能にするのも、スキルで実現するようになっている。

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たとえば「JOYSOUND」スキルを追加すると、わが家が「カラオケ館」のようになる

 

 

とにかく音がいい。まるで天井の高いおしゃれなカフェにいるようなサウンドを生むDolby対応スピーカー

そもそも「Echo」は音声だけのスマートスピーカーとして始まったシリーズというのを思い知らされるのが音響。特に重低音がすごい。ボリュームをフルアップするのがご近所の手前怖くなるくらいの音量がでる。地響きに近いベース音は大好きなので、ここにまず感動してしまった。ディスプレイの背面はほぼスピーカーのようで、画面と向き合うと反対側に音が出る仕様なのだが、これが反響音を生み、しゃれたカフェのような音響効果を生み出す。

 

もともと記者は反響音が大好き。BGM使用が多いせいか、最適なリスニングポイントに向かって正座するタイプの音はあまり好きではない。家のスピーカーも反響音を活用したBOSEブランド製品を金具で浮かして固定してカフェ感を出しているほどである。

それが『Echo Show』だと食卓に置いておいても、そうしたカフェ感覚の音楽空間を出現させることができる。重低音が響く曲を聴くと、夜遅い時間には気が引けるが、イコライザーも付いているので、調整は可能だ。

 

 

声で操作できる音楽端末としての魅力。ゴロゴロしながら聴きたい曲をアレクサにねだると次々かけてくれる

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実は「アレクサ! 歌をうたって」というと、何曲かあるオリジナル曲の持ち歌をうたってくれる

音楽は最初からAmazonプライム会員なら追加料金無しで利用できる「プライム・ミュージック」で100万曲以上を再生できるが、それなりに音楽好きならこれでも物足りないはず。いろいろな曲が聴きたい場合は、「Amazonミュージック・アンリミテッド」へ登録して6,500万曲以上から選べる方がずっと楽しい。

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通常プライム会員月額税込780円だが、普段Apple Musicなど別のサブスクリプションサービスに加入している場合はちょっともったいなく感じるかもしれない。そんな時はこの『Echo Show』だけで楽しめるEchoプランに加入しよう。月額380円で加入することができる。

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対応曲は歌詞も表示してくれるので、曲を覚えたい人に便利

何が楽しいって、ゴロゴロしながら思いついた曲名を「アレクサ! ○○の曲かけて」で再生されるのが、専用オンデマンドリクエストDJのようで、もうキリがない。音楽ファンなら必ず気に入る機能だと思う。

 

 

他に「radiko(ラジコ)」のスキルを追加すると、音の良いラジオとしても大活躍。これまた思いつきで局を指定して聞けるからキリがない。

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ただ本当はApple Musicユーザーなので、できればApple Musicを使えるようになってもらいたいと切望する。すでに米国では実現しているので、日本でも早く対応してほしい!

 

 

パーソナルに映画を観るなら充分な画面。ただその性能を活かしきっているかというとちょっと疑問

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ブラウザの使い勝手は、タッチと声での指示が混在させる必要があるので使いにくい

記者は日頃から「Fire TV」シリーズ無しでは生きられない体になっているので、もちろんAmazonプライム会員である。映画が大好きなので、月300円ちょっとで追加料金無しでも気の遠くなるほどの本数の映画をいつでも観られる(時間があるかどうかは別として)というのは、最高にリッチな気分で、この環境だけは手放したくない。

 

 

だったら「Prime Video(プライム・ビデオ)」を『Echo Show』で見放題じゃないかと考えるが、やはり映画は大画面のテレビがあるので、そちらで「Fire TV」シリーズで見る方が手っ取り早い。しかもあらかじめ観たい映画や番組を指定しないと、「Fire TV」のホーム画面のような一覧表示ができないので不便。

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ただ子どものお守り的に、子ども本人が「アレクサ! ミニオンズが観たい〜」という願いはいとも簡単に叶えてくれるので、スマホやタブレットに面倒を見てもらう代わりには最適かもしれない。記者は夫婦二人暮らしなので、必要ないが。

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「YouTube」もブラウザ経由で利用可能

タブレット的な機能で考えると、あとはブラウザも気になるが、デフォルトでAmazon謹製「Silk」と「Firefox」がインストールされているので、「アレクサ! Firefoxを開いて」でネットサーフィンもYouTubeも鑑賞可能となるが、使い勝手は音声認識だけだとなかなかに厳しい操作性。時にタップを交えて操作していると、PCでいいじゃんということになるだろう。

 

「呼びかければ孫の顔をしょっちゅう見られる」ビデオ通話も可能

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これもファミリー系の機能になるが、相手先が「Echo」シリーズかAlexaアプリを導入していれば、テレビ電話的な使用も可能だ。声をかけるだけでつながるというのは、親が一人住まいだったりすると余計にうれしいものになるはずだ。

 

 

スキルを次々足していく。手が汚れたままでも使える「クックパッド」スキルは超便利!

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できれば手で画面を触りたくないが、操作したい。その代表的なものが料理中ではないだろうか。「クックパッド」スキルを導入すると、レシピを画面で見せつつ、読み上げてくれ、声で操作ができる。

 

 

しかも手順が①②③……と続いている時は、その度に読み上げをストップして、「アレクサ! 次」というまで待ってくれるのがいい。

 

 

使えば使うほど馴染んでいく『Echo Show』。慣れたらもう「アレクサ!」のない生活に戻れないかも

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円周率を聞いたら答えてくれたAlexa。でも最後にちょっとしたユーモアをまじえ、人類に近づこうとするのが楽しい

使っているうちに、何でもかんでもAlexaに頼みたくなる、そんな魅力がある。実際にTwitterのタイムラインなどでも「アレクサ! 代わりに仕事行って」「アレクサ! マヨネーズ持ってきて」などのつぶやきを見かけるほど、無理難題を吹っかけたくなる部分がある。

 

 

使っていくうちにこの感覚は、ひょっとしたら日本語があまり得意ではない帰国子女が交換留学でやってきたときと同じではないのかと思うようになった。よく聞き間違いで、寝しなにおだやかな曲をかけようとして「アマゾンミュージックで80年代ヘヴィメタルをシャッフル再生します」と激しいギターが轟くナンバーをかけてしまうこともあるけれど、基本的には一生懸命なので、ほっこりしてしまう感じ。

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「アレクサ! 十二支を教えて」と聞いて表示してくれたのはいいが、最初の子(ね)を「こ」と発音してしまう。そうした完璧でないところが魅力的だ

 

ときどきそんなときは、ピシャッと「アレクサ! ストップ!!」と声を荒らげてしまうことも記者はあったけれど、そんなときもどちらかというとおいたをしたペットに対するような声使いになりがち。イラッとするよりも笑ってしまう、そんな感覚で楽しい気持ちになる。

 

 

ポイントは、この状況を楽しめる心の余裕があるかどうかかもしれない。まだ可能性を活かしきれていない段階のAlexaは、今後の成長を期待して温かい目で見守る必要があるとも感じた。そんな思いを抱きながら、後編ではスマートホーム設定に挑んでみたいと思う(後編につづく)

 

 

『Echo Show』スペック
サイズ/重量:24.6 x 17.4 x 10.7cm/約1.75kg
スクリーンサイズ:10.1インチ タッチスクリーン
カメラ:5MP
オーディオ:2.0インチ ネオジム x 2 パッシブバスラジエーター付き
Bluetooth:A2DPプロファイル、AVRCPプロファイルをサポート
Wi-Fi:デュアルバンド、デュアルアンテナ (MIMO) 802.11a/b/g/n/c、Wi-Fiネットワーク、802.15.4(スマートホーム接続)に対応、アドホックモード非対応
プロセッサ:Intel Atom x5-Z8350
保証:1年間限定保証付き。国内の場合、オプションで別売延長保証利用可
同梱内容:Echo Show本体、電源アダプタ(30W)、 スタートガイド

 

以下のリンクから、Amazonで購入可能だ。

 

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