授乳時に個室スペースを作られた母が怒る 「悪い行為をしている気分にさせられた」(英)

2019/2/22 06:00 Techinsight

「授乳を悪い行為のように感じさせられた」と怒る夫妻(画像は『Metro 2019年2月13日付「Mum ordered to breastfeed behind curtain to avoid causing offence」(Picture: SWNS)』のスクリーンショット) 「授乳を悪い行為のように感じさせられた」と怒る夫妻(画像は『Metro 2019年2月13日付「Mum ordered to breastfeed behind curtain to avoid causing offence」(Picture: SWNS)』のスクリーンショット)

公共の場での授乳時には、おそらくほとんどの母親がなるべく目立たないようにと場所や人目を選ぶ配慮をすることだろう。しかし中には周りに気を遣わない母親もいるために、堂々とした授乳風景を目の当たりにした時には周囲がギョッとしてしまうこともある。このほどイギリスで、ある夫婦が「隠れて授乳をするよう指示されて、悪いことでもしているかのような気持ちにさせられた」と怒りの声をあげた。『Metro』などが伝えている。

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エセックス州バジルドンのピットシーにあるカントリー・パーク「Wat Tyler Park(ワット・タイラー・パーク)」に、生後4週のマックス君と2歳のローガン君を連れてやって来た母親クリスティーナ・カーティスさん(31歳)と夫スティーヴさん(35歳)は不快な経験をした。

クリスティーナさんはマックス君に授乳をしようと座れる場所を探したが、あいにくカフェは閉店しており、受付にいたスタッフに「どこか座れる場所はないか?」と尋ねた。スタッフはクリスティーナさんのために使用していない階段の下に青色の椅子を置いてその場しのぎのカーテンをひき、他の人たちから見えないようにと授乳のためのプライベートな空間を作った。

しかし、こうしたスタッフ側の配慮が裏目に出てしまったようだ。受付のあるワット・タイラー・センターの中に入ったスティーヴさんは、授乳しているはずの妻の姿が見えなかったため電話を鳴らすと、カーテンの陰に隠れて授乳しているクリスティーナさんを発見した。その光景を見たスティーヴさんは、メディアに怒りをこのように露わにしている。

「妻は私に『ただ息子に授乳したかっただけなんだけど』と言っていました。カーテンの陰に押しやられた妻は、まるで悪いことでもしているかのように隠されていたのです。こんなことをされると、授乳行為がまるで恥じることであるかのような気持ちにさせられてしまいます。スタッフに苦情を言うと、『みんなのためですから』と言われました。母乳を与えることは赤ちゃんにとって最善と言うわりには、その行為自体は公共の場で行うとまるで悪いことをしているかのような気持ちにさせられます。今は2019年ですよ。未だに公共の場での授乳をタブーであるかのように対応するなんて、許し難いことです。今後、息子に授乳できないかもしれないと不安な気持ちになり、どこにも外出できなくなってしまいますよ。」

この件を受けて、パークを運営しているバジルドン協議会側は夫婦に直接連絡し謝罪したという。また、「パークのスタッフには授乳を望む母親への接客については、再訓練をするように伝える」と述べている。しかしこのニュースを知った人からは、このような声があがった。

「スタッフが椅子を用意して、プライベートな空間も作ってわざわざ配慮してくれたのに、なんなのこの母親。みんなの目の前で授乳したかったってこと!? 頭おかしいんじゃないの?」
「面倒な問題を避けたいなら、哺乳瓶で与えればいいだけのことでしょう。」
「プライベートな空間を与えてもらっておいて、なにを苦情言ってるわけ!?」
「普通、お腹が空いた赤ちゃんに授乳をするためなら、いちいち周りに聞く必要ないでしょう? でもスタッフに尋ねたということは、プライバシーを望んだからよね? なぜ文句言うの?」
「この場所のどこが悪いの。別に汚い場所に押しやられたわけでもないし、普通じゃないの。こんなことで文句を言うなんてかわいそうな人。」
「公共の場で授乳するほとんどの母親は、できるだけプライバシーを守りたいと思っているはずよ。」
「再訓練が必要なのはスタッフじゃなく、母親だろう。」

これらの非難の声に、クリスティーナさんはこのように答えている。

「外は凍えるほど寒かったので、私は最初ビジターセンターのカフェで授乳をしようと思いましたが閉まっていたので、受付で椅子を借りられないかとスタッフに尋ねたのです。その女性スタッフはとても親切で、私は別にその女性に対して苦情を言いたかったわけではありません。私が言いたかったのは、他の人からの苦情が来るかもしれないという理由で椅子をカーテンの裏に置かれたことです。私のプライバシーを配慮してのことではないのです。息子は2時間おきに授乳しなければならず、子供に母乳を与えることは食べ物を与えていることと同じなので、私は別に自分の授乳を宣伝しているわけでも、性を見せつけているわけでもありません。なぜ、他人の目を気にするがためだけに隠れて授乳したり、わざわざ粉ミルクにしなければならないのですか!? 私は、他人のために胸を出しているのではなく、純粋に空腹の息子にご飯を与えているだけです。私は今回、他人の目を気にするためだけにカーテンの奥に押しやられたことで、授乳行為を恥と思わなければならないような気持ちにさせられました。女性の胸が最高だと言われるのは、単に大衆にとって都合のいい時だけでしょう? もしあなたにとって、授乳姿の女性が気に食わないのなら見なければいいだけのことです。」

公共の授乳問題については、このように尽きることがない。イギリスでは過去にも満員電車で授乳を試みるも誰にも席を譲ってもらえなかった母親や、カフェで飲み物を注文する前に授乳しようとして追い出された母親のニュースが伝えられた。

画像は『Metro 2019年2月13日付「Mum ordered to breastfeed behind curtain to avoid causing offence」(Picture: SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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