「冬の体臭がキツイ」その原因は汗や皮膚ガス!? ニオイの原因と対策法

2019/1/11 18:42 FYTTE

「冬の体臭がキツイ」その原因は汗や皮膚ガス!? ニオイの原因と対策法 「冬の体臭がキツイ」その原因は汗や皮膚ガス!? ニオイの原因と対策法

■冬の汗はベタベタしてニオイがきつい

暑がる女性

「冬は夏に比べ汗をかく機会が少なく、汗腺の機能が低下します。汗の量は減る一方で、汗に含まれるニオイの元となるミネラルなどの成分は約2倍に増加します。そのため秋冬の汗はベタベタして乾きにくく、より皮膚表面がアルカリ性になることで、皮膚常在菌が繁殖しやすくなります。冬の汗のほうがニオイが強いのはこのためです。

また、気温の低い室外と暖かい室内の温度差などで自律神経が乱れると、胃腸の働きに影響が出るなど疲労物質がたまりやすくなり、体臭や口臭の原因となります。冬に体臭や口臭が強くなるのは『寒冷ストレス臭』といえるでしょう。汗だけではなく、“皮膚ガス”と言われる皮膚からの排出や呼気からもニオイは排出されています」(五味先生)

冬はあまり汗をかかないぶん、「体臭とは無縁かも」とおもいきや、その真逆ということですね。また、体臭はニオイの原因物質によって3つに分類することができます。その種類と特徴をチェックしていきましょう。

<1>脂質系
汗臭さを強くしたような体臭で、ストレスが最も大きな原因です。エクリン腺、アポクリン腺から分泌されることはよく知られています。

<2>たんぱく質系
腸と肝臓の間で行われるニオイ物質などのいろいろな物質の循環システム「腸肝循環」が多く関係しているようです。この循環システムが正常に機能していないと、ニオイ物質が血液に乗って体内をめぐり、肺や皮膚から排泄され口臭や体臭になると考えられています。

<3>糖系
生命活動に必要なエネルギーを作りだしているミトコンドリア内の代謝経路であるTCAサイクルの働きが悪いと、乳酸などの酸性物質が血液中に増加し、汗とともに排出され体臭を強くします。

できれば、寒冷ストレス臭を放ちたくないものですよね。五味先生に対策方法を教えていただきましょう。

 

■寒冷ストレス臭に効果あり!2大ポイント

「寒冷ストレス臭対策には、大きく2つのポイントがあります。ひとつ目は腸内バランスを整えること。2つ目は体を弱アルカリ性にすることです。そのためには、身近な食品で対策をとることができます」

では、2つの対策ポイントをくわしくみていきましょう。

<ポイント1>腸内バランスを整える
「腸にはさまざまな腸内細菌が存在しています。このなかでウェルシュ菌などの悪玉菌はたんぱく質を分解してアンモニアなどのニオイ物質を作ります。ニオイ物質は、腸の細胞粘膜を傷つけやすいと言われています。
悪玉菌を減らすには食物繊維をとり、悪玉菌の住みにくい環境を作ることで体臭予防につながります。海藻類や豆類など、食物繊維をたっぷり含んだ食品をとることを心がけましょう」

<ポイント2>体を弱アルカリ性にする

野菜スムージー

「皮膚は弱酸性ですが、体の中は弱アルカリ性に保つ必要があります。体内に酸性物質が増えると、汗のなかにニオイ成分の量が増え、体臭が強くなるからです。
体が酸性に偏る原因としては、肉類などの酸性食品のとり過ぎが考えられます。とり過ぎには注意しましょう。
アルカリ性食品の代表は、カルシウム、ナトリウム、カリウムなどを多く含む海藻類や緑黄色野菜です。手軽な塩こんぶや青汁、野菜ジュースをとるだけでもアルカリ化がうながされます」

さらに五味先生は、
「冬は汗の量が少ないとはいえ、暖房の使用による冬の脱水もあるので、水分とミネラル補給が重要です。塩こんぶはそのままゆっくり食べることで唾液が分泌され口臭の軽減にもなります。消臭効果が期待できる緑茶のお茶うけとして一緒に食べれば水分とミネラル補給になります。さらに、アルカリ性食品の梅干しと塩こんぶをお茶に入れれば、体臭・口臭予防に。手軽にできるニオイ対策といえます」
と、冬を快適に過ごすアドバイスをしています。

ニオイの対策には、食事の見直しも効果的ということがうかがえますね。
肉類ばかり食べていたな、など思い当たる節がある人は、寒冷ストレス臭対策のためにも、体のためにもとりいれる食材を意識してみてはいかがでしょう。

文/FYTTE編集部

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