救急車を運転中に脳梗塞を起こした救急救命士、同僚に救助される 「本当に幸運だった」(米)

2018/12/7 10:40 Techinsight

救急救命士(左)が勤務中、同僚(右)に命を救われる(画像は『Fox News 2018年12月1日付「EMT saves partner’s life after he suffers a stroke at the wheel: ‘It’s a true miracle’」(FOX 61)』のスクリーンショット) 救急救命士(左)が勤務中、同僚(右)に命を救われる(画像は『Fox News 2018年12月1日付「EMT saves partner’s life after he suffers a stroke at the wheel: ‘It’s a true miracle’」(FOX 61)』のスクリーンショット)

発症したとなれば一刻も早い治療が望まれる脳梗塞。このほど、米コネチカット州の救急救命士が勤務中に脳梗塞を起こし、同僚に命を救われた。『PEOPLE.com』『Fox News』などが伝えている。

11月下旬、コネチカット州ハートフォードの「Aetna Ambulance」で17年にわたり救急救命士をしているクリス・カブラルさんは、いつものように2年半一緒に組んで仕事をしている同僚レイ・バーウィックさんと救急車で夜間のシフト勤務に出た。

午前3時頃、運転していたクリスさんにレイさんが「どこか具合でも悪いんですか?」と尋ねてきた。気付かないうちに顔面が麻痺し手を動かせなくなっていたクリスさんの異変にいち早く気付いたレイさんは、すぐに運転を変わってハートフォード病院へと救急車を走らせた。

病院の検査で、クリスさんは頸動脈に血栓ができており脳梗塞を起こしていることが判明し、すぐに治療と手術が施された。病院に運ばれてから治療が始まるまでに30分、さらに手術に1時間というスピードだったようで、医師らは「レイさんの対応が早かったので、クリスさんは完全回復できるでしょう」とさすがの救急救命士の迅速な機転を称賛した。

11月28日、クリスさんを救助したことからレイさんの対応を表彰するセレモニーが行われたが、退院したクリスさんも駆けつけ命の恩人をしっかりとハグし、感謝の気持ちをこのように語った。

「自宅にいたら自分の容態には気付いていなかったことでしょう。そう考えると、救急車の中だったことが実にベストな場所だと思えます。まるで宝くじに当選したかのような感じですね。素早く発見できて本当に私はラッキーでした。死の手前にいた自分を救ってくれたみなさんには感謝してもしきれません。奇跡です。」

レイさんは、回復途中に関わらずセレモニーに姿を見せたクリスさんに「また歩き回れるクリスさんの姿を見られるなんて嬉しい限りです」と喜びを露わにした。ハートフォード・ヘルスケアのジェフリー・フレイクス病院長は「最初にどのように対応するかによって、患者の命が救われるかどうかが決まるのです」と話している。

現在、理学療法を受けているクリスさんは順調に回復に向かっているとのことで、来年の春には再び同僚のレイさんと一緒に仕事ができるようになることを望んでいる。なお、「米疾病対策センター(Centers for Disease Control)」によると、アメリカでは毎年およそ14万人が脳卒中を起こしており、その発症率は平均40秒に1人あたりと言われている。

画像は『Fox News 2018年12月1日付「EMT saves partner’s life after he suffers a stroke at the wheel: ‘It’s a true miracle’」(FOX 61)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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