7歳の犬を人に例えると?一緒に暮らす時の注意点

2018/11/18 14:30 わんちゃんホンポ

7歳の犬は人間の何歳?

犬の前足と人の手

7歳の犬は人間の年齢に換算すると、44歳~54歳とされています。犬の年齢を人間の年齢に換算する時の計算式は、体の大きさによって異なります。

7歳の犬は人間の何歳?小型犬の場合

小型犬の場合は、生後2年で人間でいう24歳を迎え、その後は1年に4歳ずつ年を重ねます。計算式でいうと「24+(愛犬の年齢-2年)×4」となります。

7歳の犬は人間の何歳?中型犬の場合

中型犬の場合は、生後2年で人間でいう24歳を迎え、その後は1年に5歳ずつ年を重ねます。計算式でいうと「24+(愛犬の年齢-2年)×5」となります。中型犬の年齢を人間の年齢に換算する時は、小型犬と同じ計算式が用いられることもあります。

7歳の犬は人間の何歳?大型犬の場合

大型犬の場合は、生後1年で人間でいう12歳を迎え、その後は1年に7歳ずつ年を重ねます。計算式でいうと「12+(愛犬の年齢-1年)×7」となります。大型犬は、小型犬や中型犬と比べて成犬までの成長は緩やかですが、2年目以降は1年に7歳も年を重ねるため、結果的に早く高齢に達することとなります。

犬種による年齢換算式

犬の年齢を人間の年齢に換算する時、更に細かく犬種によって換算する方法もあります。まず、2歳までの年齢の換算式は以下の通りです。

✔小型犬 1年×12.5歳
✔中型犬 1年×10.5歳
✔大型犬 1年×9.0歳

3歳目からは、犬種毎に設定された計算式に上記の2歳までの年齢を足したものになります。

例えば、7歳のチワワであれば1年で4.87歳を重ねるため、2年×12.5歳(2歳までの年齢)+5年×4.87歳(3歳目からの年齢)=49.35歳となります。同じ小型犬でも、ミニチュア・ダックスフンドの場合は2年×12.5歳(2歳までの年齢)+5年×4.32歳=46.6歳となりますので、少し違いがありますね。

特に、短命と言われることもあるフレンチ・ブルドッグの場合は、2年×10.5歳+5年×13.42歳=88.1歳となり、同じ7歳でも他の犬種よりも高齢にあたることが分かります。このように体の大きさだけではなく、犬種によって異なる年齢の換算式が用いられることもあります。

しかし、そもそも犬の年齢を人間の年齢に換算することは難しいという見解もあるため、参考程度にしておきましょう。

7歳の犬の老化のサイン

眠る柴犬

犬が7歳を迎える頃には、人間でいう44歳~54歳程度にあたります。まだまだ元気な年齢ではありますが、徐々に老化が進むこの時期を「シニア期」と呼びます。シニア期の老化の進行具合も個体によって様々ですが、以下のようなサインが現れることがあります。

運動量が減る

犬が7歳を迎える頃、老化のサインの一つに運動量が減るというものがあります。おもちゃで遊んだり、お散歩をしたりする時間が減り、寝てばかりになるということも。年齢と共に落ち着きが出てくることは自然なことですが、昼間の睡眠時間が急激に増える場合は老化のサインであると考えましょう。

興味が減る

7歳頃の老化のサインとして、おもちゃや動くものに興味を示すことが少なくなることが挙げられます。お散歩もすぐに帰ろうとしたり、外に出ることを嫌がったりすることも。興味があることよりも、睡眠を優先する素振りが見られたら老化のサインであると考えましょう。

食欲が減る

7歳頃の老化のサインに、食欲の減退があります。運動量と同時に消費エネルギーも減少するため、食欲にムラが出ることも少なくありません。食欲が減ることによって、好みではないフードを食べなくなることもあります。

口臭がキツくなる

7歳頃の老化のサインに口臭がキツくなるということがあります。3歳以上の犬の8割が歯周病予備軍だと言われるほど、犬にとって歯周病は身近な病気です。7歳になると、歯周病が進行している可能性も十分に考えられるため、口臭が気になる場合は注意しましょう。

被毛の変化

7歳頃の老化のサインは、見た目にも現れることがあります。被毛の艶がなくなったり、伸びるのが遅くなったりすることもあります。

体型の変化

7歳頃になると、運動量や食事量の変化によって体型に変化が現れることがあります。運動量減ることによって太り気味になる子もいれば、同時に食事量が減ることで痩せ気味になってしまう子もいます。

7歳頃の犬の老化のサインは、しっかり観察しなければ分からないものも少なくありません。しかし犬の7歳は人間の年齢においても「中年期」にあたり、健康管理に気を配らなければならない時期ですよね。日頃から愛犬の様子をしっかり観察し、些細な変化にも気づけるよう心がけましょう。

7歳の犬の食事で注意する事

フードと犬

7歳の犬の食事で注意することをご紹介します。

シニアフードへの切替

犬が7歳になると「シニアフード」への切替を考える飼い主さんも多いようです。しかし、同じ7歳であっても、犬種や個体によって老化の進行具合は様々です。7歳になったからと言って、必ずシニアフードに切り替えなければならない訳ではありませんので、愛犬の健康状態をしっかり把握し、体に合ったフードを選ぶようにしましょう。

シニアフードとアダルトフードの違い

では、そもそもシニアフードとアダルトフードにはどのような違いがあるのでしょうか。シニアフードにも様々な種類がありますが、主に以下のような違いがあるようです。

✔低カロリー
✔抗酸化栄養素
✔関節ケア
✔消化機能サポート
✔粒の形状

シニアフードは、運動量の低下によって減少する消費エネルギーに配慮し、アダルトフードに比べて低カロリー設計になっています。また、老化によって消化機能が低下することが考えられるため、消化しやすいように設計されていたり、不足しがちな栄養素が含まれています。

近年では、免疫維持や老化の防止などの効果が期待できると言われる「抗酸化栄養素」やオメガ-3脂肪酸、関節ケアとしてグルコサミン、コンドロイチンなどが含まれているシニアフードもあります。これらはシニアフードの種類によって異なりますので、基本的にはシニアフードの方がアダルトフードよりも低カロリーであることが多いと考えましょう。

獣医師と相談

上記のような老化に配慮したシニアフードは、低カロリー設計であることから嗜好性が低い場合もあります。また、7歳になっても運動量に変化がなく、とても活発に生活している犬の場合はシニアフードに切替することで、エネルギーが不足してしまう可能性もあります。

愛犬が7歳を迎え、フードの切替をする場合は、かかりつけの獣医師に相談しましょう。特に健康診断の後であれば、愛犬の健康状態に合わせてフォローすべき点も見つかりますね。

7歳の犬と暮らす時の注意点

部屋で寛ぐ犬

7歳の犬と暮らす時の注意点についてご紹介します。個体差はあるものの、老化が徐々に進行し始める7歳頃は、愛犬が長生きをするための要となる期間であると言っても過言ではありません。その後の老化の進行を緩やかにするためにも、日々の暮らしをもう一度振り返ってみましょう。

運動

7歳頃になると、運動量が多少減少するのはごく自然なことでもあります。しかし運動量が極端に減少してしまうと、肥満や筋力の衰えにも繋がるため、適度な運動を心がけましょう。毎日のお散歩はもちろん、新しいおもちゃを取り入れるなどして刺激を与えることも大切です。

毎日の適度なお散歩は、愛犬にとってとても良い運動になります。歩きやすく、段差の少ないお散歩コースを選んだり、お天気がいい日は日向ぼっこをして休憩を挟むのもいいですね。何より、愛犬にとってお散歩の時間が楽しいものであるよう、工夫をしましょう。

食事

7歳の犬の食事に関して、シニアフードへの切替などその質も重要ではありますが、何よりも重要なのは「適切な量をしっかり食べること」です。人間同様、しっかり食べる犬は高齢であっても元気であることが非常に多いのです。7歳を過ぎると食べムラが激しくなることもありますが、ウェットフードなどを利用して食欲が減少しないよう注意しましょう。

生活環境

犬が7歳を過ぎると、それまでよりものんびりと過ごす時間が増えます。そのため、愛犬のペースで過ごすことができるよう、人の出入りが少なく静かな場所を提供できるのが理想ですね。

また、瞬発力が低下することもありますので、落下物や大きな段差などにも注意しなければなりません。滑りやすいフローリングのお部屋にはカーペットを敷いたり、気温差が少なくなるよう室温調整をしたり、様々な工夫が施して愛犬が心地よく安全に過ごせる環境づくりを心がけましょう。

健康チェック

愛犬が7歳を過ぎたら、それまで以上に健康チェックに気を配る必要があります。毎日のボディチェックに加えて定期的な健康診断を動物病院で受けましょう。

7歳の犬がかかりやすい病気

獣医師と犬

7歳を過ぎた犬がかかりやすい病気をご紹介します。

糖尿病

犬の糖尿病は、何らかの原因でインスリンの働きが悪くなることによって血液中の糖濃度が上昇してしまう病気です。老化によって基礎代謝(自然に消費されるエネルギー)量の低下、それによる肥満などが深く関わっていると考えられており、発症年齢は6歳以降が大部分を占めています。

歯周病

3歳を超える犬の3割が歯周病予備軍であるとされており、7歳になると殆どの犬が歯周病を患っていると言われています。歯周病を放置すると、食べ物を食べられない程の痛みが生じたり、細菌感染によって他の器官に影響を及ぼしたりする可能性も十分にあります。

白内障

犬の白内障は、眼球内の水晶体が白く濁った状態のことを言います。白内障は加齢と共にゆっくり進行するものが多いとされていますが、進行することによってブドウ膜炎、緑内障などを続発することもあります。

椎間板ヘルニア

犬の椎間板ヘルニアは、背骨の間でクッションの役割を担っている椎間板が変形してしまう状態のことを言います。老化によって圧力に耐えきれなくなり、変形が生じることがあり、肥満はそれらを助長させる可能性が高いとされています。

慢性腎不全

犬の慢性腎不全は、慢性的に腎臓が機能不全に陥っている状態のことを言います。慢性腎不全は高齢の犬が発症することが多い病気でもあり、数ヶ月から数年をかけて徐々に体を蝕みます。完治が難しく、早期発見が重要となります。

腫瘍

犬の死因1位とも言われるのが腫瘍、つまりガンですね。発症部位は様々ですが、主に口腔内や皮膚、リンパ、肝臓、膀胱などに腫瘍ができることが多いようです。

心臓病

心臓病も、老齢に伴って発症する可能性がある病気とされています。主に不整脈や心筋症、感染性心内膜炎、心臓腫瘍などが挙げられます。

7歳の犬がかかりやすい病気は、犬種によっても様々です。しかし、上記のような病気は犬種に問わず発症する可能性があり、早期発見が要となる病気も少なくないため、これらの病気の初期症状などをしっかりチェックしておきましょう。また、犬種や年齢を問わず発症しやすいとされる外耳炎や皮膚炎、愛犬の犬種が発症しやすい病気などは、7歳を過ぎた頃から更に注意深くチェックするようにしましょう。

まとめ

男性とタッチする犬

7歳の犬についてご紹介しました。7歳を過ぎると、徐々に老化が進み些細な変化が日々訪れるようになります。大切なのは毎日のボディチェックと、少しでも異変を感じたらすぐに動物病院を受診するということです。何もなければそれで良し、安心を買うという言葉もありますが本当にその通りで、痛みや不快感を言葉で示すことができない愛犬を守るためには、多少過保護なくらいが丁度いいのです。愛犬が健康に長生きするためにも、今一度生活環境を振り返ってみてくださいね♪

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