犬がパニックになる3つの原因と対処法

2018/10/18 17:00 わんちゃんホンポ

「パニック」とは?

牙をむく2匹の犬

「もし家が火事になったら何を持ち出すべきか」平常時なら理論的に考え、冷静に行動することが出来るでしょう。
ところが、実際に火事にあうと、脳の情報分析力がパンクしてしまい、全く論理的でない行動をとってしまうということがあります。
漫画などで、火事や地震で家から逃げ出した時、片手に枕、片手にヤカンを持っていた…と言う失敗談が描かれることがありますが、あれはまさに人間のパニック状態だと言えます。

パニックになった動物の行動の例

動物の場合のパニック行動には、室内に閉じ込められている状態であり、普段は出入口の場所を理解しているのに、窓ガラスに猛烈なスピードで突っ込んだり、罠にかかった動物がさらに傷が深くなるにも関わらず、狂ったように暴れまわったりと言った行動が挙げられます。

なぜ、パニックに陥るのか?

人間でも動物でも、強いストレスを感じると「その場から離れたい」という感情が爆発的に湧き上がります。
つまり、なにか強烈に強いストレスにさらされた時、そのストレスから解放されたい、逃げたいと強烈に思うあまり、脳の処理能力が鈍ってしまうことで、本能的な行動が表面上に現れている状態が「パニックに陥っている」状態だと言えます。

犬がパニックになる原因3つ

花火と犬

雷、花火、サイレンなど聞きなれない音によるパニック

人間でも雷がキライと言う人がいますが、犬も雷をとても怖がります。
また、花火も雷同様で、空の上から大きな音が鳴っているのがとても怖いと感じているように見えます。
犬が花火や雷がキライな理由は、花火や雷の音が低周波数の爆音であることと深い関係があると言われています。
ですが、なによりも、犬にとってなんの音なのか、理解出来ない正体不明の音が空の上から鳴り響いてくるのですから、命を脅かすような恐怖が起こるのではないかと、恐怖を感じるのは、当然のことです。

興奮によるパニック

散歩の途中やドックランなどで、犬同士のあいさつをしている最中、突然、相手の犬が吠えかかってきて、それをキッカケにどちらの犬も我を忘れたように牙をむいて、お互いを攻撃するかのように吠えかかる…。
または、散歩をしている最中に、奇声を上げながら子どもが犬の側を走っていたら、突然、火が付いたように吠え始める…と言ったケースは、音がキッカケのパニックではなく「驚き」が引き金になったパニック状態です。

分離不安によるパニック

普段から、分離不安気味の犬が、飼い主さんが自分の視界から見えなくなった途端、強烈な不安感に駆られて、パニック行動が起きます。

パニックになると、どんなリスクがあるか

驚いてブランケットをかぶっている犬

脱走、逸走

雷や花火などの音に驚いて、逃げ出してしまい、家に戻れなくなることが考えられます。
さらに、逃げ出している最中に交通事故に遭う、と言う恐れもあります。

咬みつく

パニックになっている間は、我を忘れているので、飼い主さんでも咬まれるかも知れません。

持病の悪化、進行

非常に強い興奮状態ですので、心臓、呼吸器系に持病があれば、興奮したことによって持病が悪化してしまうかもしれません。

犬がパニックになった時の対処法

撫でられている犬

パニックになった時、飼い主さんが動揺すると、それが学習行動として同じことを繰り返す可能性があります。パニックを起こした時の初動行動としては、「普段と変わりなくふるまう事」が大切です。

犬がパニックにならないようにする方法

眠っている犬

犬の感情を理解してパニックを防ぐ。

犬が不安がっていたり、感情的に落ち着きがない状態を理解しておきましょう。
パニックの兆候が分かれば、その場から素早く離れたり、乱れた感情を落ち着かせることができ、パニックを防ぐことが出来ます。

聞きなれない音によるパニックを防ぐ

もし、雷や花火などの大きな音が怖くて、パニックに陥ることがあるなら、雷が鳴る時は、パニックになって家の中を暴れまわったり、外飼いなら鎖やリードを引きちぎって逸走するのを防ぐためにも、ケージや小屋など、そのコが安心できる場所に入れて安全を確保します。

分離不安によるパニックを防ぐ

「分離不安を治す」のが一番の予防法なのかも知れませんが、分離不安を取り除くには、長い時間と根気が必要です。その方法については、「パニックになる原因と対処法」とは内容が大きくかけ離れるので、今回は割愛します。
分離不安によるパニックは、狂ったように走り回ることの方が多いので、逸走したり、勢いよくなにかにぶつかって怪我をするといった危険性があります。
ですから、愛犬から目を離さないように気を配り、愛犬が飼い主の存在を捉えられなくなるような行動をとらないようにしましょう。
そして、家の外に出る時は、どんなに短時間であっても、必ずリードやハーネスなどを装着して、パニックによる逸走を防ぐことが大切です。

愛犬がパニックに陥った経験談

わが家の愛犬である「めいぷる」がまだ生後1年足らずの頃、週に1回ほどドックランを利用していました。
ドックランで私とめいぷるが、立ち木や遊具を使って「かくれんぼ」のような遊びをしていたところ、めいぷるは途中で私の姿を見失ってパニックに陥ってしまったようで、突然ドックランの中を猛スピードで縦横無尽に走り出したのです。目は見開き、表情は切羽詰まっていて、私が「めいぷる!」と名前を呼んでも耳に届いていないようでした。しばらく走り回った後、私の姿を捉えたのか、私の方へ突進してきて、正気に戻りました。
囲いのある場所で外に飛び出すことがなかったので、その時は事なきを得ましたが、もし、道路でこんなことが起こったら…と思うとゾっとしました。

まとめ

見つめる犬

小型犬ならパニックを起こしても、飼い主さんの体力で動きを制限することが出来ますが、大型犬だとパニックになった犬の行動をリードだけで制御するのは大変な力が必要になります。愛犬がパニックを起こす前に、「パニックを起こす前にはどんな表情になるか」「どんな条件でパニックを起こすか」をよく観察して、出来るだけパニックを起こさないようにしましょう。

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