盗撮痴漢で新宿駅ホームに飛び降り…男を待つ“逃げた代償”

2018/10/12 09:26 日刊ゲンダイDIGITAL

写真はイメージ(C)PIXTA 写真はイメージ(C)PIXTA

 9日の午前10時ごろ、JR新宿駅で女性(29)の下半身を盗撮していた男が埼京線のホームから飛び降りた。複数の線路を横切って逃走をはかったが、30分後、新宿駅近くで逮捕された。男はアルバイト従業員の野崎芳正容疑者(45)。痴漢の前科をほのめかしている。

 この事件では巨大ターミナル駅の線路を逃げ回った物珍しさもあり、逃走中の映像や防犯カメラの映像などで野崎容疑者の顔がばっちりテレビに流れた。気になるのは野崎容疑者の今後だ。世間にインパクトのある顔と名前をさらしたからには、今後の人生はイバラの道だろう。サラリーマンも他人事ではない。どんな試練が待ち構えているのか。

「まず再就職で苦労します」とは弁護士の篠原一廣氏だ。

「昔と違って今は履歴書に犯罪歴を書いたり、戸籍謄本を提出する必要はありません。ですが企業の採用担当者はネットで名前を検索するので、過去記事で前科や前歴を知られてしまいます。フルネームの下の名前を変えて“通称”で応募し、企業側がうっかり採用することもありますが、その企業の業務と関連性のある前科が判明したら解雇できる決まりです。アパートなどの賃貸借契約も戸籍謄本は不要ながら、ネット検索で前科がバレることがある。婚姻届は戸籍上の名前でないと受け付けてもらえないので、提出の際に配偶者に気づかれる可能性があります」

■ヘタしたら1億円

 戸籍に記載された下の名前を法的に通称に変えることもできるが、年賀状などで通称を5~10年使用していることが条件だ。名字を変えるのは珍しい名前でいじめを受けているというような理由が必要だ。

「野崎容疑者も線路に逃げなければ、マスコミに報じられずに済んだかもしれません。犯罪で捕まったら、警察の取り調べに素直に応じて事を荒立てないほうが得策。再就職が難しくなると、生涯賃金で数千万円から1億円ほどの利益を失いかねないからです」(篠原一廣氏)

 JR東日本によると、野崎容疑者の逃走で非常停止ボタンが押され、電車に遅延が生じたという。

「電車が長時間止まると、バスなどの振り替え輸送の費用を請求される可能性もある。100万円単位の支払い義務が生じかねません」(交通ジャーナリストの間貞麿氏)

 人生を棒に振りたくなければ、おとなしくお縄になり、弁護士を呼んだほうがいい。

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