日本最古の湯 熊野本宮 湯の峰温泉に佇む「旅館 あづまや」を訪ねて

2018/9/16 19:00 IGNITE

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和歌山県本宮町、湯の峰温泉に佇む「旅館 あづまや」は江戸時代から続く老舗の温泉旅館で、関西地方では数少ない「日本秘湯を守る会」の会員宿。

江戸中期から後期、もともと神官だった創業者がこの地にあづまやを創業したそう。

長い年月の間に幾度も増改築が行われたであろう建物は木造2階建てのように見えるが、山側の背後にもう一棟があり4階建てで、館内には上下階を繋ぐ階段のほか別棟に繋がる数段の階段があるなど歴史ある建物にありがちな階段が多い造り。

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客室はすべて和室の全22室。「さくら」「たけ」「すぎ」など、部屋名にちなんで室内の床柱には同一の銘木を使うなど、意匠豊かな伝統的和風の部屋揃い。

宿泊した部屋は熊野街道に面した2階で玄関の真上に当たる「けやき」の間。8畳と6畳の二間に広縁、温泉の内湯が付いている。

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窓からは湯の峰温泉の共同浴場や温泉宿が見渡せ、部屋にいながら温泉情緒を色濃く感じられる。

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3つの自家源泉を持つ「あづまや」の大浴場は湧き出したばかりの温泉を源泉かけ流しで利用するのでいつ入っても鮮度は抜群。

槙の湯船の内湯、露天風呂、貸切湯、日本に数件しか存在しない「温泉蒸し風呂」も楽しめる。

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食事は夕・朝食ともに部屋でいただく。

夕食の食前酒にはオリジナルブレンドの梅酒、地鮎の塩焼きや紀南地方でしか食べることのできないこだわりの美熊野牛の温泉しゃぶしゃぶなど、地産の食材を温泉で調理した料理の数々がテーブルに並ぶ。

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朝食には温泉の味が一番よくわかる素朴な一品「特製温泉粥」。約30分つきっきりで炊くことで、

米の一粒一粒が崩れず、白い米が独特の色になったころに、さらりとした香ばしいお粥に仕上がる。

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湯豆腐も温泉を利用しているので、トロっとした食感と大豆本来の旨みが楽しめる。

朝食のあと、コーヒーのサービスがあるのが嬉しい。部屋の窓辺で至福の1杯をいただいた。

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フランスの作家、美術家であり、政治家のアンドレ・マルロー夫妻や作家の高浜虚子など多くの文人や芸術家に愛され、また皇室の方も利用された歴史ある温泉宿である。

 

住所:和歌山県田辺市本宮町湯の峰122

旅館あずまや 公式サイト:http://adumaya.co.jp/

 

(小椚萌香)

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