犬のトレーニング「BAT(ビヘィビア・アジャストメント・トレーニング)」とは?

2018/8/11 16:00 わんちゃんホンポ

BATはどんな訓練か

散歩をする犬

BATとは

BAT(ビヘィビア・アジャスト・トレーニング)とは、その名の通り行動を調整するための訓練です。私たちが思っている一般的な訓練や躾は、人間が犬に対してコントロールするために躾を行いますよね。しかし、BATは犬が自分で行動を選択したり調整出来るようにする事を目的としたトレーニングとなります。
海外ではよく行われているトレーニングなのですが、日本ではまだあまり浸透していなく、情報もあまり多くないようですね。

BATは主に、犬や人が苦手だったりする犬、恐怖や欲求不満に弱くて、攻撃的ですぐ吠えたりする犬のためのトレーニング方法です。BATを続ける事で、落ち着いたり安心出来るようになり、自分で感情や行動をコントロールして平和的な性格になるようですね。

飼い主が躾をして愛犬をコントロールして大人しくさせていた場合、犬自身が感情のコントロールを出来ないままだと、犬が必要以上のストレスや予期せぬ出来事が起きた時にコントロールが出来なくなってしまう事があります。
その点BATで訓練していると、犬自身で行動や感情を決められるようになりますので、急に起こった事に対して落ち着いてある程度対処出来るようになります。

環境や時間を与えて犬に選択させる

BATは犬自身で行動を調整、選択出来るようにする訓練ですので、飼い主はその手助けをするのが役目となります。例えば色々な選択肢を選ぶことが出来るように広い場所などの環境と、犬自身が落ち着きながら考えて行動できるように、余裕ある時間を用意してあげる事が大切です。

BATの訓練

見つめ合う二匹の犬

良い子にしていたら自由でいられるという事を教える

BATの訓練で効果的なのは犬に、「悪い事をしなければ自由でいられる」と気付かせる事だと思います。

動画のように、リードを長く持って少しずつ散歩させるのもトレーニングの一つとなります。
自由に散歩出来る事は犬にとって凄く嬉しい事ですし、トレーニング的にもとても効果的なようですね。

根気強く犬を見守る

BATは周りからはとてもシンプルで地味な訓練法に見えます。犬が自分の意志で行動をするために根気強く待たないといけない時が多いからではないでしょうか。

例えば、大きい道路で散歩をしていると、遠くの前方からも犬が散歩していてこっちに向かってきています。その時に、愛犬にどうするか選択をさせます。
犬が苦手なので別の道に行って避けるのか。相手の犬が別の道に行くか様子をみるのか。じっと相手の犬が通り過ぎるのを待っているのか、吠えて威嚇するのか。といった具合に色々な選択肢がありますので愛犬にどういった行動をするのかを判断させます。

その際に、先ほども言ったように愛犬が落ち着いて考えるための時間を与えたり、別の道や相手の犬との距離感をキープするための広さのある場所を用意してあげる事が飼い主の役目となります。
また、愛犬が良い方向に判断できた場合は、オヤツなどでご褒美をあげると覚えやすくなります。

その様な訓練をする事で、次第に愛犬はどうすれば平和的な解決が出来るかを学んでいけるようです。

犬の仕草や動作を見て判断する

トレーニングでは、犬に行動させるのを目的としますが、良くない事が起こりそうになったらその時は、何かが起こる前に飼い主が対処する事が大切です。
向こうから散歩をする犬が近づいてきて愛犬が身構えて吠えようとしたら、その時は飼い主が別の道に行って避けたりしてトラブルを回避した方が良いようですね。

また、愛犬の様子を見るだけでなく、相手の犬の様子も見て敵意のある感じはないか等確認する事も大切です。愛犬が友好的でも、相手の犬が嫌がって吠えた場合は結果として吠え合う事になる事も多いですし、良い方向に動くことは少ないようですね。

BATの訓練に大事な事は、極力愛犬を自由にさせて自分で考えて行動出来るように鍛えながらも、常に飼い主が犬の動作などを確認して適切にサポートすることです。

まとめ

散歩をする人と犬

日本ではまだあまり知られていないBATという個性的なトレーニング方法をご紹介しました。
トレーニングをしているけれど中々上手くいかない。という人は、これを機にBATでトレーニングしてみてはいかがでしょうか?
愛犬と楽しみながらトレーニングをして一緒に成長できると良いですね。

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