渡辺謙「すごいぜ」と絶叫 ハズキルーペの広告費は100億円

2018/7/13 12:06 日刊ゲンダイDIGITAL

マーケティング戦略の勝利(ハズキルーペのHPから) マーケティング戦略の勝利(ハズキルーペのHPから)

「本当に世の中の文字は小さすぎて読めない! 新聞も企画書も小さすぎて読めない!!」

 ハリウッド俳優の渡辺謙(58)が、絶叫調でキレまくる「ハズキルーペ」のテレビCM。大仰な演技が逆に受け、CM好感度ランキングで10位(5月度)の人気を見せている。

 ナインティナインの岡村隆史も“ツボ”にハマった様子で、深夜ラジオ「オールナイトニッポン」の放送中、リスナーからのメールを読んでいる最中に突然、「字が小さすぎて読めない!」と逆ギレ。「ファクスで大きな字で書いて送ってくれ」と呼びかけていた。気付けば岡村も48歳。着実に“老眼”は始まっているようだ。

 それにしても、“世界のケン・ワタナベ”に何という演技を要求するものかとハラハラするが、実はこのCMの演出を考えたのが、当の渡辺本人。渡辺は常日頃から企画書や時刻表の文字が小さいことに不満を持っており、その怒りが、あの大時代的な演技に発展していたのだ。

 すでにハズキルーペを購入したという芸能リポーターの石川敏男氏(71)がこう言う。

「ずいぶん前から老眼が始まっていますが、競馬新聞の小さな数字を読むのに最近はハズキルーペを欠かせません。私は1・6倍のものを使っています。CMは第1弾の石坂浩二、第2弾の舘ひろし、そして現在の渡辺謙バージョンがありますが、個人的には舘のCMがお気に入りです」

 ハズキルーペはもともと、30年前から発売されていた地味な商品。その製造元を買収したプリヴェ企業再生グループが、やはり傘下に置く大正7年創業の「神田通信工業」に製造を任せ、“信頼の日本製”のキャッチコピーを前面に押し出して売り上げを伸ばしてきた。

 爆発的売り上げの原動力となっているのが、前期50億円、今期100億円とされる広告宣伝費。「羽鳥慎一モーニングショー」「情報ライブミヤネ屋」「ワールドビジネスサテライト」などの番組に湯水のように広告費を投下している。

 平たく言ってしまえば単なるメガネ型の拡大鏡。数百円から手に入る類似品もある中、税込み1万980円(送料別)の商品が飛ぶように売れるのはマーケティング戦略の勝利と言える。

 渡辺はCMの最後で「すごいぜ! ハズキルーペ」と絶叫する。まさに渡辺の言う通りだ。

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