彼女の父に“家柄や学歴”を侮辱された男が、最後にした「仕返し」

2018/6/20 15:55 日刊SPA!

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 誰でも忘れたい恋愛体験はあるもの。なかでも、結婚予定がダメになった思い出は苦いだろう。

 先日、長男が誕生して幸せ絶頂の蓮池林太郎さん(仮名・34歳・既婚/コンサルティング会社社員)だが、実は20代のころに別の女性と結婚する予定があった。ところが、彼女の父親から「母子家庭育ちの君では、ウチの娘とは釣り合わない」と反対され、結局別れることになったそうだ。

◆彼女の父に「母子家庭育ち」とコケにされて

「格下認定してきた物言いに内心イラッとしましたが、彼女のことは好きでしたから許してもらおうと何度も足を運びました。しかし、認めてはもらえず、それどころか『ウチの資産が目当てなのか』と言われたこともありました」

 東北にある彼女の実家は、地元では知られたいわゆる名家。蓮池さんが婿養子に入る意思があると告げても反対し続け、取り付く島もなかった。

 そればかりか、海外の名門大出身なのに日本での知名度が低いせいか「Fラン大のようなもんだろ」とバカにしたり、勤務先のコンサルティング会社にしても「人の会社に口を出して金を取る仕事」と侮辱。それでも耐えていたが、家族に対する暴言だけは許すことができなかった。

「年の離れた兄は料理人をしているのですが、憧れてその道に進んだのに『君の母親の稼ぎが少なくて、進学する金がなかったからだろ。どうせしがない料理屋かなんかだろ』と言ったんです。いくら結婚に反対とはいえ、いい歳した大人の態度じゃないですよ。もう呆れてしまったというか、この人には何を言ってもムダだなと思いました」

◆暴言を吐く父親を、彼女はまったく止めない

 しかも、彼女も自分の恋人がここまでコケにされているのに一度も父親をたしなめることはなく、「早くお父さんに認められるように頑張ってよ」と言う始末。おかげですっかり愛情が冷めてしまい、この時点では蓮池さんも別れることを決めていたという。

「けど、別れるのはいいとして、このままじゃ腹の虫がどうにもおさまらない。兄にそのことを話すと、『母さんを侮辱するのは俺も許せないな。どうせならギャフンと言わしてやろう!』と最後に兄と2人で彼女の実家を訪ねたんです」

 彼女の父親は蓮池さんの兄が一緒だったこともあり、さすがにそれまでのようなキツい口調での暴言はなかったが、それまで同様に「家格が合わない」を繰り返すばかり。すると、ずっと沈黙していた兄が「それは我が家が○○家に名を連ねる一族だと知ってのことでしょうか?」と発言したのだ。

 それでも「ウソをついてはずかしくないのか」と信じようとしない彼女の父親に、兄はカバンから取り出した一族の集合写真と家系図をテーブルの上に広げて説明。そのうえで「おっしゃるとおり、そちらのお家では、ウチとは釣り合わないようですね」と爽やかな笑顔で言い放った。

◆家系図と兄の名刺で、コロッと態度を変えた

 これには傲慢な態度を取り続けた彼女の父親も態度を一変。驚きと屈辱の入り混じったなんとも言えない表情を浮かべていたそうだ。

「ウチはもともと大名家の一族で、いわゆる旧華族の出なんです。直系じゃないし、裕福でもない普通の家庭だったので彼女の父親にも言っていませんでしたけどね」

 逆マウンティングはこれだけでは終わらない。ここで兄は「遅くなりましたが」と自分の名刺を渡す。そこに書かれていたのは、テレビや雑誌などでたびたび取り上げられる有名レストランの名前と“オーナーシェフ”の肩書。

「兄が『弟に聞きましたが××(某大企業)とお取引があるそうですね。あそこの社長さんには以前から贔屓(ひいき)にしてもらっているんです。あと、ここの選挙区出身の△△議員もウチの店の常連で、よく食べに来てくれるんですよ。まあ、しがない料理屋ですけどね』と言ったんです。

 これで彼女の父は完全に手のひら返し。『だったら最初から言ってくれればいいのに~。いやぁ、人が悪いなぁ』ですからね。まあ、おかげでスカッとしましたけど」

 最後は「家柄なんかで人を見下して、コロコロ態度を変える方を、義理でも親と受け入れることはできない。それを黙ってみている人とも結婚はできない」と、その場で別れを告げたという。

「あれでは結婚しても上手くやっていけるとは思いませんから。仕返しについては大人気なかったかもしれませんが、後悔はしていません」

 結婚を考えていても、相手の両親が自分の親や家を悪く言うようなら、注意したほうがよさそうだ。<取材・文/トシタカマサ>

― オレ史上最悪の恋愛体験 ―

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