あなたは「もう」「まだ」どっち派?個人と組織が成長する思考法

2018/6/5 02:33 まぐまぐニュース!

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目的よりも手続き重視、常に現状維持をモットーとし、チャレンジに対しては否定的に捉える…、そんな風土が引き起こす組織疲労にメスを入れるのは、長く人材育成に携わってきた石丸智信さん。石丸さんは自身の無料メルマガ『起業教育のススメ~子供たちに起業スピリッツを!』で今回、現状をブレークスルーする3つの観点を紹介しています。

将来を見据えて現状を打破する考え方

以前、聴講した研修の中で、組織文化、組織風土をテーマにした講義がありました。その中で、職場を疲弊させる組織文化に関するテーマがあり、いくつか項目が挙げられていました。その項目の中で、3つの項目を以下に挙げます。

「できる方法」よりも「できない理由」を優先する「これから」よりも「いままで」を重視する「まだ○年ある」よりも「もうあと○年」を強調する

この項目を聴いた時に、項目の「 」部分を反対にすると組織が活性化するだけではなく、一個人としても、将来を見据えて現状を打破するような人財へと成長する上で大切なことではないかと思いました。本号では、この3つの項目について考察してみたいと思います。

1.「できない理由」よりも「できる方法」を優先する

「できない理由」を言い換えると、何らかの言い訳と捉えることもできるのではないでしょうか。できない理由をいっぱい並べたとしても、そこから前に進むための答え、対策にはなりにくいように思います。

例えば、できない理由(言い訳)の典型として「時間がない」という理由が思い浮かびます。私自身もついつい言ってしまいがちです。24時間すべての時間が、スケジュールで埋まっている人は、稀ではないでしょうか。「時間がない、時間がない」と言う人ほど、意外と、5分10分といった細切れ時間を有効に使えていないということがあります。

「やりたくないなぁ~」と思って、先送りしている物事を、「時間がないというできない理由で正当化しているのかもしれませんね。

「できる方法」を考える時には、いったん現状を離れて何の制約もないという仮定の中でできる方法を考えてみることも必要だと言えます。まず、制約のない中で、できる方法をたくさん出していき、その後で、今できる方法に落とし込んでいくと、はじめから制約のある状態で考えるできる方法よりも、幅の広いできる方法が出てくるのではないでしょうか。

2.「いままで」よりも「これから」を重視する

現在の環境や状況姿は過去の結果ではあると言われますが、その過去の時間そのものを取り戻そうとするには、『ドラえもん』に出てくるようなタイムマシーンにでも乗らない限り、難しいでしょうね。

今までの経験の中で、成功したこと、うまくいったことなどを、自分自身の将来、未来の糧として、活かしていくことは大切なことだと思います。ですが、そのことにあまりにも縛られてしまうと、周りの環境変化に気づいたり適応することが難しくなる一面もあります。

「いままで」の経験などについての振り返り方にも2通りあるでしょう。1つ目の捉え方は、今までのことを振り返って、「いままでもこうだったんだから、これからもこのままだ」と「いままでの延長線上にこれからを捉えてしまうことです。

2つ目の捉え方は、「いままでこうだったのは、○○だったからだ。○○を直せば、これからはもっと喜ばれる、お役に立つことができる」と捉えることができます。また、「いままではこうだったこれからはこうなりたいじゃこれからはこうしよう」と捉えることもできます。

まさに、過去のことを振り返りそこから学ぶとともにこれからのありたい姿理想像)」を描いて未来へとつなげていく捉え方と言えます。

3.「もうあと○年」よりも「まだ○年ある」を強調する

「もう」「まだ」の考え方の例として良く言われるのが、コップの中に半分の水が入っている場合の捉え方です。「もう、半分しか入っていないと捉えるのか逆に、「まだ半分も入っていると捉えるのかによって、その後の対応の仕方、取り組み方も変わってくるでしょうね。

「コップの中に水が半分入っている」という事象は1つですが、解釈は2通りあります。事象として現れていることが1つでも、解釈が複数あることが多くあるのではないでしょうか。

「もうあと○年」といった「もう○○」と考えてしまうと、前に進むことよりも、現状を甘んじて肯定したり、前に進むことを諦める気持ちが強くなってしまいます。反対に、「まだ○年ある」といったまだ○○あるなどと考えるとこれからの可能性を感じることができますしこれからのことを考える余地があるように感じます。また、前に進んでいこうとする意欲を高めていくことにつながっていくように思います。

組織を活性化していく個人として自らを成長させていく上でも、この3つの捉え方考え方、視点は、これからも重要になるのではないでしょうか。

image by: Shutterstock.com

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