新潟女児殺害でウソ供述 容疑者の二面性と“空白7時間”の謎

2018/5/16 15:00 日刊ゲンダイDIGITAL

取り調べでは反省の弁なし(C)共同通信社 取り調べでは反省の弁なし(C)共同通信社

 淡々と取り調べに応じているが、反省の弁はないというのがにおう。

「車の事故で(大桃珠生ちゃんに)ぶつかった。泣き出したのでパニックになり、車に乗せて首を絞めた」

 新潟小2女児殺害事件で、電気工事会社員の小林遼容疑者(23=新潟市西区)はそんな内容の供述をしているというが、どうやらウソだ。

 偶然事故を起こしてパニックになり、珠生ちゃんを置き去りにして逃げたというなら、百歩譲ってまだ分かるが、そもそも遺体に衝突の形跡はなかったという。

「小林容疑者は先月、別の女子中学生を連れ回した疑いで書類送検されています。そして7日の事件当日、会社を初めて無断欠勤した小林容疑者の車が、現場周辺を行き来する不審な動きをしていたことも確認されている。小林容疑者の目的は推して知るべし。仮に供述が事実としても、女児を連れ回そうと車で物色していたら、珠生ちゃんにぶつかって泣き出された。警察に届け出るわけにもいかず、“口を封じた”と考えるのが自然です」(捜査事情通)

 珠生ちゃんの首には、絞められたような痕、口には、ふさがれたような痕が残っていた。

 勤務先の社長は「書類送検の件は知りませんでした」。事故をきっかけに会社に発覚することを恐れた可能性もある。いずれにせよ小林容疑者は、珠生ちゃんが7日午後3時すぎに行方不明になってから間もなく殺害したこともほのめかしている。

「JR越後線の電車が通過する合間を縫い、珠生ちゃんの遺体を線路上に横たえたのが、その日の夜10時20分ごろ~同10時半ごろです。約7時間の“空白の時間”に、小林容疑者は遺体を前に何を考え、何をしていたのか」(地元マスコミ関係者)

 小林容疑者の供述通り、勢い余って珠生ちゃんを殺害してしまったのだとしたら、なぜ、遺体を線路上に遺棄するような面倒、かつ残忍な犯行に及んだのか。それも謎だ。

■周囲も気づかなかった二面性

「最初に現場を見た捜査員らは、惨状に絶句したらしい。周囲の『おとなしくて真面目』といった小林評とは異なる二面性を感じます。遺体を損壊することで、どうしても隠蔽したかった“何か”がある。そう見る向きもありますね」(前出の捜査事情通)

 小林容疑者は、珠生ちゃんと同じ市立小針小出身で、中学では科学技術部に所属。ロボットコンテストの全国大会にも出場していたという。

 小林容疑者の同級生の姉という女性は「小中学生のころは弟と一緒によくゲームボーイで遊んでいましたね。優しくて静かな子だった」。前出の社長も「会社のバーベキューでも(他の社員の)子供らと普通に接し、しゃべっていましたが……」。

 心の闇は、われわれの想像以上に深そうだ。

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