中3ひき逃げで書類送検 元「寒川町議」は運転自粛の日々

2018/5/3 09:26 日刊ゲンダイDIGITAL

また別の軽自動車が…(C)日刊ゲンダイ また別の軽自動車が…(C)日刊ゲンダイ

 神奈川県寒川町の斎藤恒雄町議(76)が2月、茅ケ崎市内の交差点で中学3年の男子生徒を軽自動車でひき逃げしたとして、道交法違反などの疑いで書類送検された。

 事故が起きたのは昨年12月。斎藤町議は中学生に対し、「君が赤だったよな。赤信号で横断歩道を渡ったらダメじゃないですか」と言ってその場を立ち去り、そのままフロントガラスにひびが入った事故車を修理に出した。その後、斎藤町議が中学生の自宅を訪れ、父親に現金10万円入りの封筒を渡そうとしたが、受け取りを拒否されていたことも分かった。斎藤町議は2010年にも自動車で死亡事故を起こしていた。

 当時、本紙記者が「事故を隠蔽しようとしたのではないか?」と本人に尋ねたところ、「逃げも隠れもしませんし、そんな意識もありません」と否定。3月8日、責任を取って辞職した。

 4月中旬、元町議の自宅のインターホンを鳴らすと、品のいい奥さんが出てきて「出掛けております。いつ帰ってくるかは分かりません」との答えだったが、ガレージには事故を起こした車とはまた別のメーカーの軽自動車があった。

 町内の飲食店で話を聞くと、「辞職直後はさすがに顔を出すのは控えていたみたいですよ」と言うが、近隣住民によると、「まるで何事もなかったかのように元気ですよ。毎日、どこに行っているのかは分かりませんが、いつもニコニコしながら出掛けています。事故以来、外出する時は徒歩か自転車ですね。車でどこかに行く時は必ず友人の運転ですよ」。

 もう交通事故を起こすことはなさそうだ。

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