「大豆」について調べたら、「小豆」のほうが気になった件

2018/3/31 12:01 ネタりかコンテンツ部

米・麦・粟(あわ)・稗(ひえ)・豆(大豆)と、日本に古くから伝わる「五穀」に名を連ねる大豆。

節分には「豆まき」などで用いられるなど災いや病気を払う風習もあり、「魔滅(まめ)」という当て字が使われていたこともあるのだとか。

 

 

豆腐、納豆、豆乳、枝豆、もやし、醤油に味噌と利用用途が信じられないほど多く、栄養価も高いとあり、我々の生活に欠かせない食材の一つになっていることは言うまでもありません。

そんな素敵な大豆ですが、この“大”って何に対しての“大”なのでしょうか。ひょっとして基準になる豆でもあるのでしょうか。大豆加工食品メーカーに聞いてみました。

 

 

大豆の“大”は大きさじゃない

 

大豆加工食品メーカーからの回答はシンプルなもので、「大豆の“大”は大きさではありません。“大いなる豆”というのが由来で、偉大さや素晴らしさを表すものです」とのこと。

 

でも小豆(あずき)だってあるじゃないですかと食い下がってみたものの、「小豆に関しては当て字みたいなところがあって、名前の由来に関しては諸説あるものの未だにハッキリしていないんです」との回答が。

大豆に対する疑問には、シンプル且つ力ある解答が出たのですが、ここに来て小豆という巨大な謎にぶつかってしまいました。

 

小豆について調べてみる

 

早速、小豆の由来を調べてみたところ、有力な説として以下の3つのものがあるようでした。

 

1.あずきの「あ」は赤い表皮を示し、「ずき・つき」は煮込むとすぐに柔らかくなるという意味合いであるという説

2.地方用語にあった「崩れやすい・がけ崩れ」という意味の「あず・あづ」に、煮込むと柔らかくなるという「ずき・つき」が組み合わさったという説

3.赤粒木(あかつぶき)から「あずき」へと派生していったという説

 

平安時代以前の資料や文献に小豆に関する情報が少ないために現在までに由来の特定に至っていないのですが、平安時代の書物「本草和名(ほんぞうわみょう)」には既に「赤小豆」を阿加阿都岐(あかあつき)と読む記述が確認されており、この辺からの派生も考えられます。

 

 

さらに日本最古の歴史書である「古事記」にまで遡ってみたところ、「殺害されたオオゲツヒメの鼻から小豆が生じた」という一説があり、この時代でも馴染み深い食材だったことがわかります。

真偽は不明ですが、古事記よりさらに昔から出土しているという情報もあり、小豆は、古代からその存在が認知されていながらも謎に包まれたままの豆だったようです。

 

まとめ:小豆は謎に包まれた豆

というわけで今回は大豆の“大”は何の大きさなのかという見当違いの疑問から、小豆という謎の深淵に触れてしまったわけですが、現時点では明確な答えが出せませんでした。

今後も小豆の謎については、色々調べてみたいと思います。みなさんも知っている情報があったらコメント欄で教えてください。

(取材/文:ニポポ、編集:ドワンゴ、写真:アフロ)

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