要注意! 結婚の新条件「3優男子」はまるで欧米式の大学のようだ

2018/2/15 00:38 citrus

「企業戦略に特化したビジネス情報サイト」を標榜する『IT mediaビジネスONLINE』が 『「3高」はもう古い? 現在女性が結婚したい「3優男子」とは』なるタイトルの記事を配信していた。


かつてモテる男の必須条件だった「3高(高学歴・高身長・高収入)」が過去のものとなっている事実が、大手クレジットカード会社・JCBの調査によって判明した……といった内容である。「3高」って……「いつの時代の“3”やねん!」「もう古いって古すぎやろ!」と、ついついツッコミの一つでも入れたくなるアオリっぷりだが(笑)、とりあえず話を進めていこう。


同調査は1月12〜13日、20〜30代の女性を対象にインターネット上で行われたらしく、回答数は1000サンプル。結果は、「高学歴」が最下位の16位で4.3%、「高身長」は13位の6.5%。もっとも現実味が強そうな、頼みの(?)「高収入」ですら7位の16.4%にとどまった……のだそう。


では、それらの“アッパーな無茶振り”に取って代わったトップ3とは?


1位:育児や家事をしてくれる人(53.7%)

2位:浮気と無縁で、自分だけに優しい人(42.1%)

3位:仕事を頑張る人(32.2%)


……であるらしく、JCBは、


「イマドキ女性から支持されるのは『家族に優しい』『私だけに優しい』『家計に優しい』の『3優男子』だ」


……と分析している。


この3つを「優」で括ってしまうのは、いささか強引すぎる気もするが、あと、「最下位(=16位)」が存在するということは、JCBがあらかじめ用意した16項目の“条件”のなかからいくつかを選択する体(てい)の、誘導尋問的な“作為の香り”も感じ取れなくはないけれど、まあ「1000」もの分母から抽出した一応の結論であるがゆえ、それなりに時代を反映する“傾向”であることに間違いはなかろう。


それにしてもすいぶん控えめな3大必須条件だ……と最初は思った。そして、とてもファジーで「自分がそれに該当しているのか・していないのか」が判断しづらい条件だとも思った。


少なくとも、バブル時代にお年頃だった男子たちを震撼させた、かつての「3高」は「偏差値・㎝・円」とすべてを数字で表すことが可能だったので、良い意味でも悪い意味でもわかりやすく、「真3高」「中3高」「微3高」「圏外」……と自分をカテゴライズするのも比較的簡単で、女性側もたとえば「(最低でも)偏差値65・身長175・年収1千万以上」などと「私に見合う男」を(それが分相応か分不相応かは抜きにして)明確に数値化していた。


ところが、残酷なまでに細やかな“ふるい”の目を有していた「3高」に対し、最新の「3優」の“ふるい”はまさにザル状態で、その気になれば、適齢期の男子ならほぼ誰でも、プロポーズの際に宣言できてしまうのがポイントだったりする。


「家事も育児もきちんとやるし、浮気も絶対しないし、仕事も一生懸命頑張るから!」


……と真摯に訴えかけながら、結婚指輪の入った箱を「パカ」すれば、それで済む。


しかし、この一見“控えめ”で、すぐクリアできそうな“3つの条件”に大きな“落とし穴”が潜んでいることを、これからプロポーズを目論む男子諸君は、もっと敏感に察知すべきだ。


「ハードルの高さが曖昧」ということは、すなわち「状況によって高低が揺れ動く」ということ。そして、そのハードルは、たいがいが結婚後に高くなるのが通常で、つまり、女性側が「こんなはずじゃなかった…と失望の念を抱くケースが増える」ということ──「3高」が「入学までは猛勉強しなきゃダメだけど、いったん入学してしまえば卒業はラクな日本式の大学」で、いっぽうの「3優」は「入学は比較的ラクだけど、卒業するには猛勉強しなきゃダメな欧米式の大学」……みたいなものなのではなかろうか?

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