「公務員は激辛カレー好き」というデータに何らかの意味があるか?

2018/2/14 00:38 citrus

プレスリリースの配信代行サービスを行う『PRTIMES』にあった「Fromプラネットvol.77<カレーに関する意識調査>」という記事が、わりと読みごたえタップリだったので、今日はこれについて論じてみよう。


まず、株式会社プラネットによるアンケート調査によると、「日本の国民食?」とも呼ばれるカレーは、男性の5人に一人(20.1%)が「週1回」のペースで食しているらしく(女性でも10.3%と10人に一人)、年代別だと「週1回」計は30代男性が25.1%(約4人に一人!)と、もっとも高かった……のだそう。「週1回が5人に一人って…そんなにみんなカレー好きかぁ!?」と訝しがりながら私自身の“先月”を振り返ってみれば……ココイチで1回、富士そばで1回(かけ蕎麦とカレーのセット)、レトルトの「牡蠣カレー」「中村屋インドカリー」で2回……と、きちんと食ってましたね、週イチの計算で(笑)。なかなか正確に調べ上げているではないか。


次に、「好きなカレーの種類」は、1位「ビーフカレー」(64.9%)、2位「ポークカレー」(48.3%)、3位「チキンカレー」の順。ちなみに、男性に限れば3位には「カツカレー」が上がってくるらしく、2位争いは東が「ポークカレー」、西は「チキンカレー」といった微妙な傾向差が見られる……のだそう。私なんぞは「カレーに牛肉を入れるのはもったいない」「牛肉はステーキとか焼き肉にしてシンプルに食べたい」派なので、カレーならチキンかカツ……願わくばそれらをミックスした「チキンカツカレー」が望ましい……って感じなんですけど?


……と、こういった社会貢献度こそ無きに等しいが、ついついひと言つぶやきたくなるデータがズラリ並ぶなか、今回一番気になった項目が「カレーの辛さの好み」についてのアンケート結果である。


とりあえず、もっとも多かった回答は「中辛」の48.8%、2位が「辛口」の36.3%……とのことで、まあこれは大した面白味もない“予想通り”の数字だったりするんだけど、「職業別の辛さの好み」が、ちょっと意外な展開になっていた。


なんと! ほとんどの職業が「中辛」をトップに挙げているにもかかわらず、「会社役員・経営者」と「自由業」は「辛口」の回答が57.9%と、もっとも高く、あと、「激辛」好きのなかでもっとも多かった職業は「公務員」(逆に「甘口」好きのなかでもっとも多かった職業は「専業主婦」)だった……のだそう。


なぜ、会社役員や経営者は自由業者は「辛口」をチョイスし、公務員は「激辛」を好むのか?──その理由を私なりに強引に捻り出してみると、


新しい道を常に切り開かねばならない会社役員や経営者や自由業者は「辛口」という“茨”へのチャレンジ精神も旺盛 日々単調な生活を送る公務員はカレーに「檄辛」という“刺激”を潜在的に求めている

……みたいなチンケな推測しか思いつかないのだが、たぶん「たんなる偶然」ってえのが普通に“正解”なのではなかろうか。


ここで村上龍氏の『オールド・テロリスト』(文藝春秋社)にあった一節を引用しておきたい。


「異常な行為には、大して意味がないことが多いんです」


結論としては、「面白い」と心に引っ掛かったデータは「面白い」で済ませておけばよい……ということだ。

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