子犬のオスとメスの見分け方

2018/1/19 11:00 わんちゃんホンポ

生まれたての仔犬は、雌雄の見分けがつきにくい

生まれたての子犬

皆さんは、実際にご自分の愛犬をご自宅で出産させたことがありますか?
あるいは、まだへその緒がついたままのような仔犬を見たことがありますか?
私は、今から数十年前に、自宅でアメリカン・コッカー・スパニエルのゴールディの出産を見たことがあり、その時、生まれたての子犬3匹を見たことがあります。
結果的に言うと、オス1匹、メス2匹だったのですが、当時高校生だった私には、まだ目も開いていないその3匹の子犬の雌雄を一瞬で見分けることが出来ませんでした。
なぜなら、子犬の体を見ても、オスにあるべきものが小さく、メスにはないはずのモノが妙に目立っていて、オスとメスの体の形の違いが見分けられなかったからです。

生殖器が未発達

タオルに包まれる子犬

生まれてすぐぐらいの小さな小さな子犬は、まだ生殖器が未発達です。
オスには、陰茎と精子を作る睾丸が入っている陰嚢があり、メスにはそれがありません。
それが、外見上、オスとメスを見分けるもっとも単純な方法ですが、生まれてすぐの子犬には、陰茎も小さく、へその緒が切られたときに失敗したのかと思う程度の大きさです。
また、陰嚢の中は空っぽでとても小さく、あるかないかわからないくらいです。
実は、母親のおなかにいる時は、オスの陰嚢は体内にあり、生後半年ぐらいで本来あるべき場所に降りてくる仕組みになっています。
ところが、生まれてすぐの子犬には、陰嚢の中身がないので、オスとメスの見分けがつけにくいのです。

体の大きさにオス、メスの差がない

3匹の子犬

生まれて、1年も経つと犬種によってはオスとメスとかなり大きな体格差が出てきて、それもオスとメスを見分ける、一つの目安にもなります。
けれども、生まれてすぐの子犬は、オスだから大きい、メスだから小さい、ということはありません。
むしろ、母体の中にいた環境によって体格差があるので、メスの方が大きい、ということも十分あり得ることです。
ですから、体格差や体重だけでオス、メスを見分けることも簡単ではありません。

オス犬にも乳首がある

手のひらで眠る子犬

意外と、犬や猫を飼ったことがない人の中には、「オスは授乳の必要がないので、オスには乳首がない」と思っている人がいます。
実際、私もゴールディがオスの子犬を生んだ時、「オスなのに、乳首がある!」と驚きました。
「そんなバカな…」と思われるかもしれませんが、案外、メスしか飼ったことがなかったり、動物の飼育経験がなかったら、オスには乳首がないのが当然と思うようです。
だから、初めて生まれたての子犬を見た時、陰茎も陰嚢もはっきりしないし、そのうえ、「全部、乳首がある!?全部メス?」と思ってしまう人がいるのも、無理はないのかも知れません。

オスとメスの生殖器以外の外見の違いとは?

並んでいる子犬

ペットショップでガラス越しに見える子犬や、お散歩中やドックランなどでほかの犬を見た時、「男の子ですか?女の子ですか?」と尋ねあうことがあると思います。
小型犬では、男の子なのにリボンをしていたり、一見、わかりにくい子もいて、「女の子ですか?」と尋ねたら、「男の子なんですよ~」と答えられて、びっくりする、といった経験をした方も多いのではないでしょうか?

骨格

犬種や血統にもよりますが、中型犬以上の犬種は大体、オスの方がしっかりとした骨格をしていて、メスよりも体がやや大きい場合が多いです。
わが家のめいぷるは、6匹兄弟で、4匹が女の子、2匹が男の子でした。
生後11か月の時に、兄弟姉妹親子で勢ぞろいした時、めいぷるはおよそ8キロ、男の子達はその時にすでに15キロありました。
同じ親から生まれても、オスとメスとでこんなに大きさが違うのかと驚きました。

習性

「オス犬は立ってオシッコをするものだ」と思われています。
実際、ほとんどのオス犬は、自分の縄張りを主張する時、自分の体の高さ以上の位置へオシッコを飛ばして、体の大きさを誇示する、という本能があります。
ですが、子犬の時はメスがそうするように、腰を下ろしてオシッコをし、オス犬の性格によっては、マーキングをすることもなく、大人になっても腰を下ろした女の子スタイルでオシッコをするオスも稀にいます。

外見から雌雄の見分けがつく時期

芝生の上に座るパピー

生後2か月くらいになれば、睾丸が成熟して、体の中から体の外にある睾丸の中に納まり、はっきりとオスとメスの見分けがつけられるようになります。

まとめ

走る子犬たち

ペットショップに売られていたり、ブリーダーさんから購入したりする場合、子犬は生まれたての姿をしていません。生まれたての子犬は、目も開かず、「ワン」とも鳴かず、鼻もピンク色で、ずっとおっぱいのニオイがしていて、しっとりしています。
なかなか、そんな小さな子犬を目にする機会はありませんが、豆知識としてお役に立てれば幸いです。

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