Github、資金調達ラウンド? よく耳にする難解なテック用語を専門家が解説

2018/1/18 20:00 lifehacker

Github、資金調達ラウンド? よく耳にする難解なテック用語を専門家が解説 Github、資金調達ラウンド? よく耳にする難解なテック用語を専門家が解説

ソフトウェア企業の重役でプリンス・エバンジェリストのアニル・ダッシュ氏が12月20日に投稿したツイートに対し、テック業界のプロフェッショナルたちがたくさんの書き込みをしています。

テック業界以外の人へ:テックな人たちがいつも話しているけれど、理解できない、あるいはなぜそれが重要かわからないという話題はありますか?

プロフェッショナルによる回答は、単純化されていたり、バイアスがかかっていたりしますが、ちょっとした説明を知りたいのであればそれで十分です。以下に、そのスレッドからの抜粋を、米Lifehackerとしてのコメントを付けて紹介します。

スタートアップの資金調達ラウンド

巨大企業になることを夢見るスタートアップは、株式と引き換えに資金を調達します。多くの場合、「フレンズ&ファミリー」ラウンドまたは個人投資家による「エンジェルラウンド」からスタートして、ベンチャーキャピタルファンド(複数の投資家の出資金をプールしている)による大きなラウンドへと移行していきます。各ラウンドにはアルファベットが付いています。複数のラウンドで資金を調達することは、その会社の規模や方向性によってよくも悪くもなります。

ウェブデベロッパーのLaurie Voss氏が、これを定性的にブレークダウンしています。

「エンジェル」:食費が稼げればOK

「シード」:アイデアはある。プロトタイプがあることも

「シリーズA」:製品はあるが、ユーザーがいない/少ない

「シリーズB」:製品はあるし売り方も知っているが、成長速度を高めたい

「シリーズC」以降:シリーズBと同じだが、もっとお金が必要

オープンオフィス

オープンオフィスには、パーティションで分かれたオフィスやプライベートオフィスとは異なるメリットやデメリットがあります。でも、社員がそれを選べるわけではありません。さらに、席を決めていない会社もあります。資本主義は、恵まれた労働者にさえ、移動労働者の気分を味わわせようとしているのです。

(オープンオフィスは)安いんです。実際、理由はそれぐらいしかありません。生産性が低く、多くはそこで仕事をしたくないという研究結果もあるし。おしゃべりをしたり、会社をクールで「活気ある」オフィスに見せたりするのには適しているけどね。

拡張現実と仮想現実

一過性のブームと本当に世界を変えるテクノロジーを見分けるのは困難です。インターネットコマースは、実現前にはバブルでした。PDAは、スマートフォンへと進化を遂げる前にぽしゃってしまったのです。とはいえFacebookやGoogleといったテック大手は、ARとVRは研究とマーケティングに何十億ドルもかける価値があると考えているようです。

私もそう感じていますが、その理由はきっと、そういう会話が影響力を持っているだからじゃないでしょうか。でも、ライフサイエンス業界で働く身として、ARは医療や外科手術の向上にかなり大きな意味がありますよ。

本当に生活を変えるような何かを実現できるかどうかという点で、VRをAR並みに面白くするものってありますか?(ただのクールなエンターテイメントテクノロジーではなく)。

VRは、一部の治療への応用が検証されているところです。たとえば、高所恐怖症への対策や、幻肢痛の軽減などです。

市場破壊

テック業界で「破壊」とは、ルールを書きかえることで既存市場をひっくり返すことを意味します。破壊によって市場効率が高まるため、市場を流通するお金が減るケースがよくあります。破壊的企業は、たんなる新しい競合ではありません。周辺業界のあらゆるプレイヤーの物事の仕組みを変えてしまう存在なのです。

お金です。破壊は、市場を生み出し、またはほじくり返し、セクターに成長をもたらします。そして、破壊的企業が競合に対する勢いを保つことができれば、投資家にお金がもたらされます。

たとえばAmazonは、物理的な書店をスキップして消費者を1つの店に集めたことで、書店業界を破壊しました。これにより在庫切れがなくなり、少なくとも短期的には顧客に大きなメリットをもたらしました。しかしこれは、業界にとっては地獄でもあります。ウォルマート規模の流通1社によって、自分たちが振り回されることになるとは、まったく想定していなかったからです。

Uberも同様、スマホでタクシーを呼べるようにしたことで、タクシー市場の非効率をなくしました。これにより、安価な自動車サービスが実現し、タクシー業界だけでなく、レンタカー、自動車製造、リースなどの業界にも大きな影響を及ぼしています。ローカルのメカニックでさえ、Uberによってビジネスが変わりました。また、顧客のプライバシーや政府の統治権も破壊されています。利益よりも破壊を優先するような会社も存在しています。

GitHub

ソフトウエアエンジニアのChris Cerami氏が、Wikipediaより明快な説明をしています。

GitHubとは、ユーザーがコードをアップロードしたりコラボレーションできるウェブサイトです。Google docsみたなものですね。

Wikipediaよりもわかりやすいです。Wikipediaでは、「WebベースのGitバージョンコントロールレポジトリホスティングサービスで、Gitの分散しているバージョンコントロールおよびソースコードマネジメント(SCM)機能をすべて提供するもの」と定義しています。

ははは、明快に説明できて嬉しいです。開発者がコードをGitHubに置くと、他者がそのコピーを引っ張ってきたり、新しいバージョンをアップロードしたりできます。だから、同じプロジェクトに分散して取り組んでいるチームに向いているんです。

シナジー

ソフトウェアデベロッパーのAsh Furrow氏は、古くからあるこの流行り言葉の楽しい裏話を披露しています。

シナジーは、80年代のM&Aカルチャーのころから流行っている言葉で、たいていは解雇を意味します。

シナジーの起源は、複雑な問題に人類はどう取り組むべきかという、バックミンスター・フラーの文章にさかのぼります。でも、後にビジネスピープルによって意味が狭められてしまいました:(

このことは、個人的にとても残念です。シナジーは本来「個々の部分の合計よりも全体が大きい」ことを意味し、そのアイデアに合った言葉が必要だと思います。

フラー氏による「Synergistics」コンセプトについては、Buckminster Fuller Instituteを参照してください。

ビットコインとブロックチェーン

正直、ブロックチェーンテクノロジーの仕組みを一般人が知る必要はありません。自動車、テレビ、スマホを使っていても、その仕組みを理解する必要がないのと同じです。しかも、ブロックチェーンは、それらのどれよりも抽象的で複雑です。あえて基本的なコンセプトをかんたんに説明すると、こうなります。

銀行が巨大なプライベートデータベースで皆の残高を管理する代わりに、公知のデータベースを使い、誰もがそのコピーを保持します。送金するには、あなたの変更をネットワーク全体に送信するだけ。するとその変更が、各自のバージョンに記録されます。

なぜそれが重要かですが、テック業界の多くの人が、まだその意義を探している最中だと思います。とりあえず…

- 「x営業日後」という送金待ちがない

- 銀行による口座開設のための審査がない

- 不正支払いができない(2つのブロックの決済が完了すると、悪者がそれを取り戻すにはかなりの負担が必要)

テック業界の不思議、ほかにもありませんか? 読者の皆さんなら、お互いに説明できるかもしれませんね。そうなったらもう、このサイトは不要かもしれません。

Image: HBO via Lifehacker US

Source: Medium, Twitter(1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10), Gizmodo(1, 2)

Nick Douglas - Lifehacker US[原文]

このネタ読んでどう思う?

投稿ありがとうございます。
よかったらログインしてコメントも書きませんか?閉じる

このネタへのコメント0

コメントを投稿するにはログインが必要です。

ログインしてコメントを書く

カテゴリ別アクセスランキング

トップ