ヤクザの妻だって、ソープランドやスーパーでバイト――元極妻が考える「貧困」

2018/1/14 16:00 サイゾーウーマン

Photo by Dick Thomas Johnson from Flickr Photo by Dick Thomas Johnson from Flickr

 今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。

■有名な組の幹部の奥様がソープに!?

 読者の皆様、あけましておめでとうございます。お正月はゆったり過ごされましたでしょうか。

 年が明けてもヤクザ業界は相変わらず厳しいようです。でも、お正月にお電話で年始のごあいさつをした絢子姐さん(仮名)が「極貧」という言葉を使ったのには、ちょっと驚きました。割と有名な組の幹部さんの奥様なのですが、ご主人が亡くなられてから、やはりタイヘンなのだそうです。

「ソープでも行こうかと思ってるんです」
「ええっ! まあ私はムリだけど、姐さんはおきれいですからね」

 お世辞ではなく絢子姐さんはアラサーの美人さんなので、素直にそう言ったのですが、内心、ソープは冗談かなと思っていました。

「あのお……。私、マジなんですけどぉ」

 うーん。絢子姐さんは高校中退後にキャバクラに少しだけお勤めして、すぐに結婚して極妻になったそうですから、社会経験に乏しいはずです。ソープに限らず働くのは簡単じゃないでしょうね。

「ですかー。風俗も向き・不向きがありますけどね。とりあえず○○は採用率が高いそうですよ。ググってみてください」

 私は知っているソープランド業者の名を出しました。

「受けてみます!」

 張り切っていらっしゃったので、今ごろは「体験入店中」とかでお店のサイトに出ておられるかもしれません。

 以前にも書きましたが、極妻といっても本当にいろいろで、たとえば前職も銀座のクラブホステスからキャバ嬢、風俗嬢、ナース、保険外交員までさまざまです。でも、逆に言うと、極妻は「生活が厳しいから働こう」とすぐに切り替えられる人が多い気がします。「昔はロールス(ロイス)乗ってたのに……」とかボヤく暇があったら働くという感じです。

 ヤクザが全体的にリッチだった80年代バブル期の前後でも、ご主人が懲役に行っている間にスーパーや郵便局のパートに出るのは普通でしたし、ラブホやビルの清掃員さんになる姐さんもいます。あるいは「誰とも顔を合わせたくないから」と、倉庫で黙々と荷物の仕分け作業をやる宅配業者などのバイトをする方もいます。また、暴走族出身の姐さんは、タクシーやトラックの運転手さんになってたり。ちゃんと自分の適性を考えてるんです。なので、絢子姐さんも「ソープなら自分もイケる」と思われたのかもしれません。

 うちの元・若い衆の奥さんでソープ嬢出身のリカちゃん(仮名)によると、「ソープ嬢も適性」なのだそうです。「初対面の人とエッ○できるかどうかは、『慣れ』以前の問題です。私は気持ちよかったから続けられたけど、結婚したかったからやめました」と言っていました。仕事になじめず、メンタル面で病んでしまう女の子も少なくないのだそうです。もっとも最近は、やめても不況で戻ってくる方も多いのだとか。若いうちに稼げてしまうと、お金の使い方がわからなくて、すぐに貯金もなくなるのでしょう。

 ちなみに暴排条例があっても、姐さんたちはバイトできているようで、ひと安心です。どこも人手不足ですからね。

 そういえば、少し前に大阪市の職員が生活保護の申請に来た女性に「ソープで働け」と言ったことが問題になりました。報道によれば「珍しくない」対応のようですが、こういう発言は論外です。今や元不良もカタギも生活保護の受給を考える人が増えているようで、このまま貧困が進んだらどうなるのでしょうか。まず間違いなく犯罪は増えますよ。

 そんなことを新年早々から考えておりますが、今年もよろしくお願い申し上げます。

このネタ読んでどう思う?

投稿ありがとうございます。
よかったらログインしてコメントも書きませんか?閉じる

このネタへのコメント7

コメントを投稿するにはログインが必要です。

ログインしてコメントを書く

カテゴリ別アクセスランキング

トップ