攻めすぎトークバラエティ、Eテレ「ねほりんぱほりん」に潜入

2017/10/21 11:31 ネタりかコンテンツ部

元薬物中毒者や痴漢冤罪経験者といった顔出しNGの「ワケありゲスト」に、人形劇スタイルで登場してもらい、根掘り葉掘りその裏側を聞いてしまおうという、攻めすぎなトークバラエティ番組「ねほりんぱほりん」(’16年10月~’17年3月、NHK Eテレ)。

放送開始より大変な注目を浴びており、あるテレビ雑誌で行われたアンケートでは「また見たいと思うテレビ番組」ランキングで「笑っていいとも!」に次ぐ2位に輝くなど復活を望む声も大きかったようです。

 

そんな待望の「ねほりんぱほりん」シーズン2が10月より放送開始とのことで、番組収録にお邪魔させていただきました。

 

 

当然といえば当然なのですが……。

スタジオに入るなり「ねほりん(声・山里亮太さん)」と「ぱほりん(声・YOUさん)」は既に定位置に。

ちなみにこの2体が座るソファーには座面が無く、下からスムーズな人形操演ができるという仕組みになっているのです。

 

▲上から覗くとこのようになっている

 

実は私も某番組で3年ほどパペットの中身を担当したことがあるのですが、ここまで裏側を公開してしまうというのは異例中の異例です。

この“異例”は本番収録がスタートしてもとどまることを知りません。

テレビ番組の収録現場と言えばピリピリムードが連想されがちですが、撮影クルーも人形周りのスタッフさんも「ここも裏側から撮っていいんですよ」「よかったら触ってみます?」と声をかけてくださるほど、非常に和やかでオープンな雰囲気でした。

 

▲ゲストのブタさん登場シーン

 

▲ハーレム状態で調整されるブタさん

 

スタッフの方にこの雰囲気作りについて伺ったところ、「全ては操演さん(人形を操る方)に気持ちよく取り組んでいただくため」との回答が。

この取り組みは見事に機能しているようで、「ぱほりん」がNGを出してしまった時には、ミスを照れながら頭をポリポリするという操演さんのアドリブアクションが場を和ませていました。

 

▲ぱほりんの仕草に癒やされる

 

この調子で取材に対するタブーも無く、どこでも自由に動き回ってくださいとの言葉をいただきましたので、スタジオセットの裏側にもお邪魔してみましょう。

 

 

この背景にちょっとだけ映り込む大型の植物は、なんと本物。普段は大河ドラマを担当するスタッフさんが用意したものだとか。このような植物も位置や角度までが細かく調整されており、業界用語では「ボサ」と呼ばれています。

そして番組の主人公でもある毎回のゲストを模したブタさんですが……。

 

 

こんなにも種類があるんですね。

このボディが顔出しNGのゲストに似せて作り込まれていくわけです。スタッフの方いわく見た目だけでなく、実際にお会いした時の仕草までもが反映されているとのこと。こだわりがすごいです。

 

▲表情や目の開き具合までリアルに再現

 

▲このような「表情セット」が場面に応じた、顔の作り込みに活躍

 

 

さらに番組MCの「ねほりん」と「ぱほりん」にも大接近。

収録中はまるで生きているかのように動き回る人形たち。特別に“操演”を体験させていただいたのですが、実際の可動箇所は驚くほど少なく「口周辺」と「目玉」、それに「両手のみ」でした。

しかも、けっこう力が必要なので、あれだけ命を吹き込まれたような演技ができているのは操演チームの巧みな技術と体力の賜物なのでしょう。

 

▲人形の下にあるレバーと、人形内にあるレバーで目玉が動く

 

▲操演体験は難しく、思ったように動かせない

 

 

収録の休憩中には、「ねほりん」「ぱほりん」の座り位置に入れてもらったり、小道具を見せていただきました。

 

▲「ねほりん」「ぱほりん」目線でスタジオを眺める様子

 

▲こちらは今回の撮影で利用される「布の服」?

 

ご覧の通り、毎回の撮影に惜しみないこだわりと職人技が詰め込まれています。

 

▲わかりますか? 棚の上にあるグッズを並べて読んでみると……

 

毎回遊び心がセット内に詰め込まれていますので、そこにも着目していただくと、より楽しめるかと思います。

番組収録現場のどこを見渡しても全くタブーを感じさせない『ねほりんぱほりん』。

それでいて「タブーを破る」といった肩肘を張ったものではなく、あたかも「タブーが溶けてしまった」かのように全体に行き渡っているところが、人気の秘訣なのではないでしょうか。

 

 

「ねほりんぱほりん」 NHK Eテレ 毎週(水) 23:00~23:30

http://www4.nhk.or.jp/nehorin/

 

おまけ

▲特別に撮らせて頂いた記念ショット。肌の色だけはモグラさんに近いものが!?

 

 

(取材/文:ニポポ、編集:ドワンゴ)

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