犬が自分の体をなめる理由と対処法

2017/10/19 20:20 わんちゃんホンポ

犬が自分の体をなめるのには理由がある

体を舐める犬

犬が足を含めた自分の体をペロペロと舌でなめるしぐさは、犬がよく行うしぐさのひとつです。

愛犬のこのしぐさが可愛くて癒されるという飼い主さんもいれば、気づくといつも愛犬がこのしぐさをしていてちょっと心配…という飼い主さんもいるかと思います。

愛犬がどうしてこのしぐさをするのかご存知ですか?

犬が自分の体をなめるしぐさをする理由は、心配のいらないものから対処が必要なものまであります。

もし対処が必要ならば、深刻な事態になる前に対処してあげたいですね。そこで今回は、犬が自分の体をなめる理由と対処法についてご紹介したいと思います。

犬が自分の体をなめる3つの理由

お尻を舐める子犬

まずは、犬が自分の体をなめる理由についてご紹介していきます。

理由①痛みやかゆみなどの違和感がある

私たち人間は、体のどこかに痛みやかゆみなどの違和感があるとその部分を手で掻いたりさすったりしますが、犬の前足は人間の手のような役割は果たせません。

ですから、犬は手の代わりに後ろ足を器用に使って体を掻いたり、舌でなめて違和感を解消させようとします。

ちょっとしたかゆみによる違和感から皮膚炎やケガなどによる違和感まであります。ずっとなめている様子が見られるときは、注意が必要です。

理由②ストレスを感じている

体、とくに前足をなめるのは、犬のストレスサインのひとつです。犬はストレスを感じると自分の足や体をなめて、ストレスから逃れようとするのです。

痛みやかゆみなどの異常はなさそうなのに愛犬がずっと自分の足や体をなめている場合は、運動不足や飼い主さんとのコミュニケーション不足などからくるストレスが原因でなめている可能性があります。

ストレスによって自分の足などをなめ続けると、『肢端舐性(したんしせい)皮膚炎』を発症することがあります。

これを発症すると脱毛や炎症が起こり、ひどい場合は骨が露出することもあります。そのようなことにならないために、早めの対処が必要です。

理由③グルーミングをしている

犬はグルーミングのためにも体をなめます。グルーミングとは毛づくろいのことですが、犬は自分の体の汚れなどを舌でなめとって清潔を保っているのです。

おしっこをしたあとに陰部をなめるのもグルーミングの一環です。

犬が自分の体をなめるときの3つの対処法

体をかゆがる子犬

犬が自分の体をなめる理由を3つご紹介しましたが、それぞれどのように対処したら良いのでしょうか?

①痛みやかゆみなどの違和感が理由の場合

ちょっとした違和感があって数回または数秒体をなめる程度なら心配ありませんが、同じ部位ばかりなめていたり、四六時中なめ続けていたり、なめている部分に脱毛や赤みがある場合は、皮膚病やそのほかの病気、またはケガが原因かもしれません。

なめることで症状が悪化することもあるので、早めに動物病院で受診しましょう。

その際、どこをよくなめているのか、なめる頻度やなめ続ける時間はどのくらいなのかを獣医師に伝えると良いでしょう。

②ストレスが理由の場合

寂しそうな犬

愛犬に長時間のお留守番ばかりさせていないか、忙しくてコミュニケーション不足になっていないか、叱りすぎていないか、愛犬にとって良好な住環境であるかなど、ストレスの原因を探り、その原因を取り除くように努めましょう。

また、日頃から愛犬との遊び、運動、スキンシップの時間をしっかりと設け、なるべく愛犬がストレスを感じないようにしてあげることも大切です。

ストレスによって自分の足や体をなめ続ける行動は、『常同障害』という心の病気に発展する可能性があるため、なかなか改善されない場合は獣医師に相談することをお勧めします。

③グルーミングが理由の場合

被毛や陰部の汚れがきれいになったらなめるのをやめるのであれば、問題はありません。

もしも陰部をしきりになめる場合は、膀胱炎や尿石症、子宮蓄膿症などの病気の可能性があります。

尿の回数や量に変化はないか、血尿や膿が出ていないかをチェックをして、異変に気づいたら早めに動物病院へ。

まとめ

猫を舐めるフレンチブル

愛犬が自分の体をなめるしぐさは、ただグルーミングをしているのではなく、このしぐさによって心や体の不調を表していることもあります。

飼い主さんはそれを見逃さないように普段から愛犬をよく観察し、異変に気づいたときには早めに対処してあげましょう。

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