ケアンテリアの特徴と魅力

2017/9/14 14:20 わんちゃんホンポ

ケアンテリアの特徴

芝生のケアンテリア

テリア犬の中でも有名な犬種は、ヨークシャテリアではないでしょうか?ケアンテリアは海外では古くから人と共に暮らしてきましたが、日本ではまだあまり馴染みがないかもしれません。

ケアンテリアは、ヨークシャよりも少し体が大きいですが、ヨークシャと同じように愛くるしいつぶらな瞳の持ち主です。また、小さな体からは想像できないくらいパワーがあり、明るく活発なところはヨークシャテリアにもケアンテリアにもみられるテリア犬の特徴になります。

それでは、テリアらしい特徴を持つといわれるケアンテリアについて、詳しくみていきたいと思います。

ケアンテリアの名前の由来

テリア犬は、ヨークシャテリアやボストンテリアなどのように名前に地名が入ることが多いのですが、ケアンテリアはテリア犬の中でも地名の入らない珍しい名前になります。テリアとは、「土を掘る」というラテン語の言葉で、テリア犬は嗅覚が発達しており俊敏で賢く、キツネなど小型の害獣を駆除する猟犬として活躍してきました。

ケアンとは、英語で「積石」を表しています。ケアンテリアは積石の間や穴に隠れている小動物を捕まえるのが得意で、キツネやネズミなどの小さな害獣を駆除するのに役立ってきました。テリア犬の多くは猟犬として活躍しており、中でもケアンテリアは小さな隙間にいる害獣も捕らえることができる猟犬だったのですね。

ケアンテリアの体形

体長(肩からお尻までの長さ)より体高(地面から背中までの高さ)がわずかに長い、正方形に近い体つきをしており、がっしりした筋肉質の体は、少し長めのふさふさの毛で覆われています。小型犬に分類され、体高が28~31cm、体重6.0~7.5kgがケアンテリアの理想の体形といわれています。

他のテリア犬が、逆三角形に近い顔の形をしているのに対し、ケアンテリアの顔は幅広でコロンとした顔つきをしています。三角のぴんっと立った耳がとても可愛らしいです。

ケアンテリアの被毛

ケアンテリアの被毛は、ダブルコートと追われる二重構造で、アンダーコート(下の毛)とアウターコート(上の毛)に分かれています。ダブルコートの犬は寒い地方で暮らす犬が多く、寒くなってくるとアンダーコートが生え、暖かくなってくるとアンダーコートが抜けるため、アンダーコートが寒さから体を守っています。

毛色は、

✔ブルー(青みがかったグレー)
✔ウィートン(小麦色)
✔レッド(赤茶色)
✔サンディ(黄土色に近い色)
✔グレー(茶色がかったグレーや、ダークグレーなど)
✔ブリンドル(タイガーストライプともいわれ、地の色に差し色がまんべんなく入る)

と多彩で同じ毛色の子はいないといわれるほどです。ブリンドルは模様の呼び方で、レッドブリンドルやウィートンブリンドルのように、地となる色によって呼び方も変わります。

ブリンドルは、生涯の中で頻繁に毛色が変わるとされており、7回変わることもあります。まれに舌が紫色の子も現れるそうです。毛色が変わると聞くと、部分的であったり、似ている色に変わったりすることをイメージするのではないかと思いますが、クリーム色からこげ茶色に変わる、黒色からシルバーに変わるなど、別の子になってしまった?と思うほどの大きな変化がみられます。耳だけ真っ黒、口の周りだけ黒になることもあるそうです。

ケアンテリアの性格

テリアらしい性格をした犬種といわれるケアンテリアですが、その性格は明るく勇敢です。また、知的で好奇心が強く、飼い主の期待に応えようと一所懸命なところがあります。

少し頑固なところがあるため、しつけが難しいと思われがちですが、学習能力も十分備わっているため、しつけはそれほど難しくないそうです。イギリスのケアンテリア・クラブでは「世界最高のちっちゃな相棒」といわれるほど頼もしく優しい性格の持ち主です。

ケアンテリアとの暮らしで気を付けたいこと

ボールとケアンテリア

明るく活発なケアンテリアと暮らす中で、どんなことに気を付けたら良いでしょうか?一緒に暮らす中で気を付けたいことについて調べてみました。

運動

ケアンテリアは祖先が狩猟犬だったため毎日の運動が欠かせず、朝晩の一日2回のお散歩が理想です。運動や遊びが大好きなので、お散歩のほかにボール遊びなどを取り入れると、ストレス発散になります。ケアンテリアは狩猟本能が強く、お散歩の時に動くものを追いかけて突然走り出すことがあるので、リードを離さないように気を付ける必要があります。

しつけ

子犬の頃に甘やかしてしまうと、神経質になりやすく無駄吠えや要求吠えの原因になりますので、子犬の頃からしっかりとしたしつけを行ってください。頑固な一面のあるケアンテリアはしつけが難しいと言われることがありますが、知能が高く学習能力も十分に持っているので、陽気で前向きな性格を伸ばすようにしつけを行うと効果的です。

運動やしつけの他に気を付けたいこととして、ケアンテリアは穴を掘ることが好きなので、お庭のある家の場合には花壇に近づけないように注意してください。

ケアンテリアの被毛のお手入れについて

ケアンテリア2色

ケアンテリアはふわふわの被毛が人気です。内側の柔らかい毛と、外側の硬く雨風に強い毛が皮膚を守っています。毛足が長めなため毛玉になりやすいので、ブラッシングやストリッピング(プラッキング)が必要になります。ストリッピングとは、専用の櫛を使って毛を抜いて、新陳代謝を良くしてあげることです。

毛の生え変わる時期(換毛期)には、ストリッピングを行います。難しい時には無理をせず、トリマーさんにお願いするのも良いですね。毛換期以外には、毛玉になりやすい尾の裏側や内股、わきの下などに気を付けてブラッシングを行います。

ケアンテリアだけではなく、テリア犬の多くはストリッピングが必要ですが、ハサミでカットすると被毛が生え変わらず、水や汚れから体を守ることができなくなります。そのため、子犬のうちからストリッピングに慣れさせておくと成犬になっても嫌がらず、皮膚の健康を守ることができます。ケアンテリアは皮膚が弱いので、皮膚を守る被毛のお手入れが大切になります。

ケアンテリアを家族に迎えるには

親子のケアンテリア

ケアンテリアは、日本ではまだあまり知られていないこともあり、ペットショップで見かけることは少ないかもしれません。ペットショップのほかに、ケアンテリアを繁殖しているブリーダーや里親団体から引き取る方法もあります。

ブリーダーは、インターネットのブリーダーのホームページやブリーダーを紹介する本もあります。ケアンテリアの愛好家の方からクチコミを聞くと確かな情報が得られやすいようです。

里親団体では、動物愛護センターからの保護犬の他、生まれた子犬の里親探しなども行っています。団体によってさまざまですが、譲渡会がある場合や直接面会できる場合もあります。

まとめ

毛糸をくわえたケアンテリア

ケアンテリアの寿命は12~15年程といわれています。どの犬種でも、家族になると楽しいことだけではなく問題も出てきます。どんな時にも家族として一緒に幸せになる覚悟が必要です。

ケアンテリアは、明るく愛情深い犬種です。少し頑固なところもありますが、世界最高のちっちゃな相棒として、あなたの毎日に素敵な笑顔を添えてくれるのではないでしょうか。

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