涼しくなったのに体調が悪い人、もしかしたら秋太りの前兆かも!?

2017/9/14 06:30 FYTTE web

涼しくなったのに体調が悪い人、もしかしたら秋太りの前兆かも!? 涼しくなったのに体調が悪い人、もしかしたら秋太りの前兆かも!?

出典:Africa Studio/shutterstock.com


 9月に入り急に肌寒くなったこの時期、夏バテをひきずり「秋バテ」する人が多いのだとか。なぜ秋バテが起きるのか、鍼灸師の大石治子さんに教えていただきました。

せっかく涼しくなったのに、体調が悪い

news17091407_01.jpg 秋バテのサインは、だるさや冷え、めまいや食欲不振、朝がつらいなど、夏バテと似ています。この秋バテのサインをほうっておくと自律神経のバランスが乱れ代謝が悪くなり、食べていないのに、太りやすくなってしまうこともあるというから注意が必要です。

 では、この秋バテはなぜおきてしまうのでしょうか。

 日本の夏はじめっとしていて「湿」が多いため、この湿が体に入り込み脾胃を傷め食欲低下をおこします。これが夏バテの原因なのですが、秋に入り、涼しいなと思っていてもたまに気温が高い日もあるこの9月は、体から湿が抜けきらないのです。

 さらに、夏の冷房によるダメージや冷たいものとりすぎによって体には冷えが蓄積されています。

くわえて普段から運動不足だったり、冷えやすいなどエネルギー不足の人は夏から秋にかけての温度差についていけず秋バテをおこしてしまいやすいのです。

秋バテになりやすい代表的な3つのタイプは、もともとがエネルギー不足の「気虚(ききょ)」タイプ。どちらかというと暑がりでほてりやすい「陰虚(いんきょ)」タイプ。そして体の水はけが悪い「水毒」タイプです。

それぞれのタイプをチェックして、いちばん多く当てはまるのが自分のタイプ。ケア法&ツボ押しとともにチェックして、体をリセットして秋太りを防ぎましょう。

~もともとがエネルギー不足、冷えにもっとも弱いのが気虚~

~気虚タイプのチェック項目~

□風邪をひきやすい、体調を崩しやすい
□寒がりで冷房が苦手
□顔色が白、もしくは青っぽい
□インドア派で、どちらからというとすぐ横になりたくなる
□お菓子や果物など甘いものがすき
□食べていないのに太りやすい
□舌が白っぽく、全体的にむくんでいる感じ

気虚というのは、体をめぐる元気の元「気」が不足している状態。全身のエネルギーが不足しているため、最も夏ばてしやすくお疲れモード。体を温める力が人より弱く、寒さが苦手な人も多いので冷え対策は万全に。

風邪に対する抵抗力もあまりないので、一度かかるとぐずぐずと長引きやすいタイプです。気を補うには食事が大事、脂分の少ない良質なタンパク質やイモ類、豆類などもおおすめです。栄養バランスに気を配った食事をとるようにしてください。パワーをつけようと、脂っぽい料理を食べ過ぎると胃に負担をかけるので避けましょう。

気は食事のほかにも睡眠で補われるので、夜は12時にはベッドに入るよう心がけて。ハードなワークアウトは避け、ヨガなどゆったりとした運動を。胃の働きをよくするツボで、栄養を全身に巡らせられるようにして気をサポートしましょう。

~気虚タイプにおすすめな胃腸の調子を整えるツボ~

中脘(ちゅうかん)
ツボの位置 へそから指4本上です。親指か人差し指の指先を重ねて押すことで、お腹の気のめぐりがよくなります。押すとしこりを感じる方もいるかもしれませんが、ほぐすつもりで行って。

関元(かんげん)
ツボの位置 おへそから指4本下にあるツボ。関元のツボは、体調を整えるツボで、元気がでないときにおすすめ。下腹部の冷えの改善や婦人科疾患などにも効果があります。

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~手足がほてりやすい人は要注意、水分不足の陰虚タイプ~

陰虚タイプのチェック項目
□のぼせたり、手のひらや足の裏がほてりやすい
□水分不足でもないのに、のどがよく渇く
□寝つきが悪く、不眠ぎみ。寝汗をよくかく
□肌が乾燥ぎみ
□便秘
□頑張り屋だが、いらいらしやすい
□舌の赤味が強く全体的に細身な感じ。

このタイプは、体を潤すための水分が足りない状態の人。潤いが減っているので、体内でオーバーヒートをおこしやすく、手足のほてりを感じやすいのが特徴です。水分が不足ぎみなので、常温の水をこまめにとったり、旬の果物から水分を補給するのもよいでしょう。

脂っこいものの摂取や香辛料のとりすぎも体に熱を生むのでNGです。小松菜やほうれん草、にんじん、レバー類など、血を補うものをとるのがベスト。秋口に呼吸器系のトラブルをおこすやすいので、首もと、のどもとを冷やさないようにしてください。

イライラしやすい性質なので、イラっとしたら3秒数えて、深呼吸をする癖をつけましょう。体力があるようにみえますが、激しい運動はさほどむいていません。ツボ押しで体に潤いをおこしましょう。

~陰虚タイプにオススメな体に潤いをもたらすツボ~

太谿(たいけい)
ツボの位置 足の内くるぶしの後ろ、アキレス腱の間とのくぼみ。少しへこんでいるところ。身体に必要な潤いである陰を補うことができます。また、パワーを司る腎と深く関係しています。

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手三里(てさんり)
ツボの位置 ひじを曲げたときにできるシワ(親指側)の端から、指3本分手首側によったところで骨の際。乾燥肌や頭痛や肩こり、イライラの解消にも。
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~水はけが悪くおなかぽっこりの水毒タイプ~

水毒(すいどく)
□おなかがぽっこり。たたくとぽちゃぽちゃと音がする
□腰や下半身が冷えやすい
□風邪でもないのに鼻がぐずぐずする
□おなかをさわると冷えている。
□むくみやすく、どちらかというとぽっちゃり体型
□舌がぼてっとして大きい。舌の縁に歯形がついている。

体に「湿」がたまりやすいため、足がむくんだり、めまいや頭痛をおこしやすいタイプです、水分の代謝が悪いので、体内に水分がたまったり、必要なところに行き渡りません。水毒を出すには、ももを鍛える筋トレやストレッチやウォーキングなどでうっすらと汗をかく程度の運動がいちばん。逆にサウナやホットヨガなど急激に汗をかくと、そのあと冷えやすいので避けましょう。

長時間寒いところにいると体の中のたまった水がさらに冷えます。ストールや腹巻を巻くなど冷え対策はしっかり行って。余分な水分をツボ押しで促しましょう。

~水毒タイプにオススメなデトックスできるツボ~

水分(すいぶん)
ツボの場所 おへそから指1本分上にあるツボ。身体の中に溜まった余分な水分を排出させる働きがあります。強く押しすぎないように注意。
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豊隆(ほうりゅう)
ツボの場所 両足のスネの中央ぐらいの高さでスネの骨から指2本外側にあるツボです。
水分代謝の改善や身体のだるさの解消にも。
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〇この記事で紹介したツボ押しは、妊娠初期は避けましょう

鍼灸師 大石 治子

鍼灸師 大石 治子

出版社にて、女性向け実用誌でダイエット・健康関連の記事の編集・ライティングを手がける。鍼灸師の資格を取得後、都内のクリニックや初心者にもわかりやすいツボ押しやお灸教室の講師として活動中。

イラスト/湯沢知子

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