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アメリカ人のコスプレイヤーと有名声優に聞いた! 日本の作品のキャラになりきる時ってどういう気持ち?

2017/8/16 11:31 ネタりかコンテンツ部

こんにちは、大人になってもアニメやマンガが大好きライターの砂流(すながれと読みます)です。

今回は、日本のアニメ・マンガを中心としたイベント「Anime Expo2017」(アニメエキスポ)に参加するため、ロサンゼルスまでやって来ました!

 

ところで「アニメエキスポ」って何?

 

「アニメエキスポ」とは、毎年アメリカの独立記念日(7月4日)付近に4日間開催されるという北米最大級のアニメイベント。4日間の延べ来場者は約35万人だそうです。

ほぼ同じサイズの会場で開催されている「東京ゲームショウ」の来場者数が約27万人と聞けば、その混みっぷりのすごさも想像できるのではないでしょうか。

 

 

こちらは開場前の待機列。既にすごい熱気に包まれていることが伝わってきます。

 

 

メイン会場は『ドラゴンボール』や『Fate』など、人気のアニメやゲームを題材にしたブースと、

 

 

物販ブースがメインとなっていました。

 

 

そしてサブ会場やイベントホールでは、ライブやクリエイターたちのトークショーなどが開催されていました。

 

 

ほかにも、昔懐かしいアーケードゲームが揃っていたり

 

 

メイドさんたちによるショーが開催されたりなど、アニメやマンガ以外のコンテンツも充実していました。

 

 

もちろん会場内の至る所には、日本のキャラクターのコスプレをした人たちの姿が。

 

そしてコスプレ関連で日本のイベントと大きく違うなと思ったのは、「コスプレイヤーにさまざまなシチュエーションで写真を撮ってもらうためのブース」が会場内に数多く用意されていたこと。

 

 

こちらは「学校の教室」のような、いかにも日本のアニメっぽいシチュエーションのブース。

 

 

こちらは『スター・ウォーズ』に出てきそうな森。

 

 

そして、アラビアンな雰囲気。

他にも宇宙船の中や神社など、本当にさまざまなシチュエーションのブースが用意されていました。

 

 

さらに、お酒を飲みながら見られるというポールダンスのショーも開催されていました。日本のアニメイベントでは、きっと見られない光景でしょうね。

 

そんな感じでアニメエキスポを満喫したわけですが、アメリカ人コスプレイヤーを見ていてふと疑問に思ったことがあります。

「アメリカ人が、文化も習慣もまったく違う日本の作品のキャラクターになりきる時って、どういう気持ちなんだろう?」

せっかくなので聞いてみることにしましょう。

 

アメリカ人のコスプレイヤーに聞いた! 日本の作品のキャラになりきる時ってどういう気持ち?

 

まず話を聞いたのは、『僕のヒーローアカデミア』のコスプレをしていた女性。

 

ーー  コスプレをやり始めて何年くらいなんですか?

7年くらいかな。

 

ーー  今回、『僕のヒーローアカデミア』の爆豪というキャラを選んだ理由を教えてください。

『僕のヒーローアカデミア』が大好きなのと、爆豪のエナジーというかパッションが好きだから。

 

ーー  日本のキャラクターになりきるのってどういう気持ちなんですか?

とても楽しいわ。こういったイベントに来ると、いろんな人が話しかけてくれたり、写真を撮ろうって言ってくれたりするしね。

 

ーー  アメリカと日本では、アニメやマンガのキャラクターに違いを感じることはありますか?

あるわ。アメリカのキャラクターって、正義と悪が戦うって構図ばっかり。それぞれの能力はあるんだけど、個性がないの。日本のキャラクターは個性があるし、それぞれの内面もきちんと描かれている。日本のキャラクターのコスプレをする時は、個性や内面を含めてコスプレをしているから、やっていて楽しいわ!

 

ーー  なるほど。ありがとうございます!

 

 

 

続いて話を聞いたのは、『進撃の巨人』の調査兵団員のコスプレをしていた女性です。

 

ーー アニメエキスポは毎年来ているんですか?

はい。ここ何年かは毎年来ています。

 

ーー かなり緻密に小道具を作られていますが、制作期間を教えてください。

1週間くらいかな。

 

ーー え!? これ1週間で作れるもんなんですか。すごい!

時間があればもっと早く作れたんだけど、最近忙しかったから……。

 

ーー 日本の作品のキャラクターのコスプレをするのって、どういう気持ちですか?

私は普段はアメリカのアニメやマンガのキャラクターのコスプレをすることが多いから、アニメエキスポで日本のキャラクターのコスプレをするのは楽しいです。コスプレをしていると、いろんな人が寄ってきてくれるので、話をしたり写真を撮ったりもできるしね。

 

ーー 日本のキャラクターとアメリカのキャラクターとでは、なりきる時に気持ちの違いって何かありますか?

うーん、違いは特にないと思いますね。日本だからとかアメリカだからとかではなく、アニメやマンガのキャラクターのコスプレすることそのものを楽しんでいるので、どちらも同じ感覚です。

 

ーー  なるほど。では最後に、好きな日本のアニメ作品を教えてください。

『進撃の巨人』以外だと、『青の祓魔師』と『ユーリ!!! on ICE』です。

 

ーー  ありがとうございました!

 

日本のキャラクターの持つ個性や内面まで全て含めてコスプレを楽しんでいるという人、コスプレそのものを楽しんでいるので国や文化の違いは関係ないという人。皆さんいろいろなスタンスでコスプレをしていて面白いですね。

続いては、日本のアニメ作品やゲームのキャラクターの英語版を数多く演じているという声優さんに話を聞いてみたいと思います。

 

アメリカ人の声優に聞いた! 日本の作品のキャラになりきる時ってどういう気持ち?

話を聞いた声優

今回話を聞いたのは、ジョニー・ヨング・ボッシュさん。日本の超有名作品やキャラクターの英語版の声を演じていて、アメリカで大人気という声優さんです。

 

 

ジョニー・ヨング・ボッシュ(Johnny Yong Bosch)

俳優、声優。アメリカのヒーロー戦隊『パワーレンジャー』のアダム役が人気を博し、さまざまな映画に出演する傍ら、声優としての活動も始める。数多くの日本作品の英語版に声優として出演しており、代表作は『AKIRA』の金田正太郎、『BLEACH』の黒崎一護、『妖怪ウォッチ』のケータなど。また、Eyeshineというバンドのヴォーカルも務める。

 

 

日本人のキャラは生活がちゃんとしていて、アメリカはだらけている。その違いを演技では意識する

 

ーー ジョニーさんは数多くの日本の作品のキャラクターを演じられていますが、特に思い入れのあるキャラクターを教えてください。

『コードギアス 反逆のルルーシュ』のルルーシュ・ランペルージ、『BLEACH』の黒崎一護、『デビルメイクライ4』のネロに、『AKIRA』の金田正太郎。あとは、声優を始めるきっかけになった『トライガン』のヴァッシュですね。

 

ーー ジョニーさんが声優を担当しているキャラクターって、どれも超有名作品の主人公クラスじゃないですか……! 日本の作品以外ではどこの国の作品のキャラクターを演じることが多いのでしょうか?

もちろんアメリカのキャラクターを演じることも多いのですが、ネットフリックスなどの動画配信サービスが流行ってからは、フランス、韓国などのキャラクターを演じる機会も増えてきましたね。

 

ーー 国によって文化も習慣も違うと思いますが、演じる上で気持ちとかは変わったりするものですか?

国や文化の違いから演じる気持ちが変わるということはありません。それよりも、例えば『妖怪ウォッチ』のような子供向けのアニメだと少しおバカに演じたり、『AKIRA』みたいな大人向けのアニメではシリアスにリアルに演じたりなど、役によって変えるということを意識しています。

 

ーー 文化が違うから演じにくい……みたいなこともないですか?

特にないですね。ただ、日本の作品のキャラクターを演じる時に意識しているのが、「キチンとすること」です(笑)。だって日本の作品のキャラクターって、朝起きたらちゃんと学校や会社に行くし、仕事もキチンとこなすし、ほんとに生活がちゃんとしているんです。アメリカの場合、学校に行かないとか怠けたキャラクターも多い。その辺の違いは意識して演じていますね。

 

ーー 確かに日本の作品のキャラクターって、不良でも毎日学校に行ってますしね(笑)

あとは、演じる時の気持ちや意識とは少し話が変わりますが、日本独自のジョークや習慣などを“アメリカや他の国の人が見ても不自然ではないものに変更する”ということがあります。

 

ーー 例えばどういったものでしょうか?

『デビルメイクライ4』というゲームで主人公のネロを演じた時、モーションキャプチャーでキャラクターの動きも私が担当したのですが、日本人ってしゃがむ時に足をサイドに広げてしゃがんだ姿勢をとったりしますよね?

 

ーー うんこ座りですね。

それです。その座り方は日本独特のもので、世界的にはそういう時は膝をついてしゃがむのが一般的です。それら日本独自の習慣や文化などが登場した時は、他の国の人が見ても理解できるものに変更するんですよ。

 

 

日本とはまったく違うアメリカの声優事情

 

ーー ところで、日本では今“声優ブームが来ている”と言われているように、声優が憧れの職業となっています。特に若い女性声優は半ばアイドル化しており、声優以外での活動も注目されている状況なのですが、アメリカでの声優の注目度はどうでしょうか?

日本では、アニメやゲームのキャラクターを誰が演じているかリサーチしたり、どの声優が出演するかで見るアニメを決めたりするという文化がありますよね。アメリカでは、誰が声を演じているかについては、皆全く興味がないんです。キャラクターはキャラクターという考え方ですね。

 

ーー その辺は日本と全く違いますね。

アメリカのアニメが、基本的にカートゥーン(子供向けアニメ)だからでしょうね。日本のアニメには大人向けのアニメも多い。ここの違いが大きいと思います。

最近では日本の大人向けアニメに興味を持っている若い世代のアニメファンたちが、日本人のように声優にも興味を持ち始めたことで、以前より注目度は上がってきました。アニメコンベンション(アニメエキスポのようなイベント)では、日本と似たような状況になることもあります。

とはいえ普段の生活で、声優が人気俳優のようにちやほやされるということはないですね。日本では声優の立場って俳優と比べてどんな感じなのでしょうか?

 

ーー 超有名な俳優さんがランク的な意味では1番となりますが、超有名な声優さんと普通の俳優さんとで比べると、若手に限ればここ2・3年の感じでは声優さんのほうがランクが高くなっているかもしれないというイメージです。

なるほど。アメリカでは映画俳優がランクの1位、次がテレビの俳優。声優は、そのずいぶん下という位置付けです。

 

ーー 日本みたいに声優が人気というわけではないんですね。

アニメのコンベンションの時に限って言えば、『スター・ウォーズ』や『スター・トレック』などの有名な役者と一緒にサイン会をする時でも声優の列のほうが長い、ということはあります。でも本当にそれは、アニメコンベンションの時だけですね。

 

ーー ちなみに、皆さんはどうやって声優になるのでしょうか? 声優学校みたいなところに通うとか?

基本的には役者になるための学校に通っていた人が、たまたま「声優が足りないから今ちょっと来て」と呼ばれて始めるケースが多いと思います。ここ最近は、声優コース的なものを用意している学校も出てきたようですが、声優に特化した学校はまだないですね。

 

ーー 俳優志望者が、成り行きで声優になるという場合が多いと。

そうです。

 

ーー なかなか声優さんにとっては厳しい状況ですね……。

確かに日本と比べればまだまだかもしれませんが、アニメ系のコンベンションは週に1回はアメリカのどこかで開催されているくらい人気があります。

私自身も、日本の人気作品のキャラクターを演じさせてもらっていることを光栄に思っています。

 

ーー 本日はありがとうございました。

 

 

まとめ

というわけで「日本の作品のキャラになりきる時はどういう気持ちでやっているのか?」について、アメリカ人のコスプレイヤーと声優に話を聞いてみました。キャラクターの個性や内面まで含めコスプレを楽しんでいたり、文化の違いを意識して役を演じていたりなど、向き合い方は人それぞれですね。

日本のアニメやマンガが一層注目されることで、アメリカでも声優業界がさらに盛り上がると良いなと思いました。

 

では最後に、アニメエキスポの会場にいた注目コスプレイヤーを一挙に紹介して終わりたいと思います!

 

会場にいた注目コスプレイヤーを一挙紹介!

 

人数が多くて目立っていたのは『ドラゴンボール』のキャラのコスプレをしている人たち。日本と違うのは、悟空以外のキャラクターも豊富だったこと。

 

 

グレートサイヤマンと界王様。

 

 

ナッパもいました。全体的に、日本人がやるより似合っていたかも。

 

 

他に多かったのが『ハイキュー!!』。

 

 

そして『僕のヒーローアカデミア』でした。こちらの作品は、今まさにアメリカでもブームが来ているとか。

 

 

また、Nintendo Switchのゲームタイトル『ARMS』や

 

 

『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のコスプレをしている人も多かったです。ゼルダは過去作品のコスプレをしている人も多く、アメリカでの人気の高さを感じます。

 

 

個人的に印象に残っているのが、『ジョジョの奇妙な冒険』の(第3部ではなく)第5部のポルナレフ。

 

 

『NARUTO』のチョウジ。

 

 

『進撃の巨人』の、岩を運ぶ巨人のエレンなど。

 

 

そして、忘れてはいけないのがアメコミヒーローたち! 何と言うか、本場の迫力がありますよね。

 

最後に、何のキャラクターかはわからなかったのですが、会場で人気を集めていた女性陣のコスプレも貼り付けておきます。

 

 

 

 

 

以上、ロサンゼルスから砂流がお届けしました。それでは、また!

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