鹿児島にある24時間営業の超巨大スーパー「A-Z」がスゴい!

2017/7/6 19:01 ネタりかコンテンツ部

鹿児島県内に3店舗を構える超巨大スーパー「A-Z(エーゼット)」。

 

店名のA-Zの由来は「AからZまで何でもそろえる」ところから。商品点数は45万点に迫る勢い(A-Zはやと調べ)。

 

A-Zのなかでも一番大きい店舗「A-Zはやと」の広さは、なんと東京ドーム約8個分! 駐車場台数は2800台……!!

 

 

こちらが店内。奥の壁が見えないくらい広い! 現在地を見失いやすいため、出口までの距離を案内する掲示もあります。

 

 

 

A-Zを運営する株式会社マキオが出店先を選ぶコンセプトは「不便な地域であること」。生活必需品、日用品の買い出しに不自由で、人口の少ないエリアにあえてお店を開いています。この運営方針は、利益よりも地域の生活者を優先させた結果だそう。

 

「型破り」「非常識」「前例がない」そんな言葉で語られビジネス誌やテレビでも取り上げられることの多いA-Z。

 

「A-Zはやと」店内を回りながら、そのスゴさを解説します!

 

 

1. 車が買えちゃう!

 

店内には、なんと車販売コーナーがあります!

 

「なぜスーパーで車が?」と思うでしょう。その理由は、あるお客さんの声にありました。

 

1997年、鹿児島県阿久根市に1号店「A-Zあくね」がオープンしました。過疎化と高齢化が進む人口3万にも満たない小さな町。

 

阿久根では、車は生活の手段としてほぼ必須。持っていないと仕事や生活が成り立たないこともあります。「A-Zあくね」に行くバスもないため、車を持っていないお年寄りはタクシーを利用することになります。

 

そんなお客さんに対応するために片道100円〜150円の「買い物バス」を独自で運行していました。

 

大型バスにたった1人しか乗らない日もあるため、恐縮するお客さんから「車も売って欲しい」という意見があり、「生活に必要な物は何でもそろえる」A-Zの信念から取り扱いを始めたのだとか。

 

 

「A-Zはやと」では、過去最高売上はなんと月315台! 最低でも月150台ほどは売れているそうです。スーパーで1日5台車が売れてるってスゴくないですか? ちなみに私もここで車を買いました!

 

 

2. 24時間営業! 台風の前に駆け込める

A-Zは3店舗すべてが24時間営業です。

 

A-Z 1号店(現在の「A-Zあくね」)オープン時は、日本で初の24時間営業の大型スーパーでした。「人口の少ない過疎の町で24時間営業なんて需要があるのか?」と議論になったことも。

 

でも田舎だからこそ、夜や土日に閉まっている店がほとんどで困ることもあります。

 

本土最南端に位置し、台風の被害を受けやすい鹿児島。例えば台風の進路が急に変わり、深夜に慌てて備えなくてはいけない時でも安心。店内にはビニールシートなどが充実しています。

 

 

災害時でも値上げすることなく、屋根材や壁材、食料品を扱っているA-Zの存在は、いざという時に大助かり!

 

 

3. あの懐かしアイテムも! 効率を追求しない豊富な品ぞろえ

 

ビデオテープにカセットテープ、そしてなんとMDまで!

 

今ではあまり見かけなくなったテープレコーダーやMDウォークマンですが、まだまだ現役で使っている人にとっては貴重な在庫ですね。MD、懐かしいなぁ……。

 

 

カセットコーナーもありました!

 

 

使い切りカメラも!

 

 

実用みのセット15,000円! 今まで4つ売れたそうです。みのを売っている所、初めて見ました!

 

 

五右衛門風呂だってあります。建築関係の人がよく買いに来て、けっこう売れているのだとか。

 

A-Zではめったに売れなくても、お客さんの生活に必要な物はそろえるようにしているそう。最近は見かけなくなった懐かしい商品を見つけると、心が温かくなります。

 

 

4. オムツから仏壇まで

オムツが売っていないコンビニも多いため、夜中に買い置きがなくなって困る人もいるのではないでしょうか。ここなら24時間オムツが買えます。

 

 

そして仏壇も……。

 

 

「AからZまでそろう」このA-Zの由来には、ゆりかごから墓場まで、人間の一生に寄り添ってくれるという意味も含まれているのかも……!?

 

 

5. 圧倒的なしょうゆの品ぞろえ!

見てください! このしょうゆコーナー。

 

 

ありとあらゆるしょうゆが並んでいます。その数、約260点!

 

九州(特に南部の宮崎・鹿児島辺り)では甘いしょうゆが好まれます。九州南部出身者が関東や関西に引っ越した時、砂糖の入っていない辛口のしょうゆにビックリすることも。

 

なので、地元から仕送りしてもらったり、帰省の際にまとめ買いしたりする人も多くいます。

 

人によってしょうゆの甘さにこだわりがあるため、さまざまなメーカーの製品をそろえています。辛口のしょうゆもそろっているので、逆に鹿児島のしょうゆが甘くて困っている人にも便利です。

 

 

6. 岩盤浴やヘルシーランチでリフレッシュも

「A-Zはやと」内にあるラドン&ウェルネスセンター「たまゆら」では、岩盤浴や足湯、鹿児島の有機野菜を使用した食事を楽しめます。「たまゆら」の営業時間は10:00〜22:00、水曜定休。

 

 

ワンコイン500円の「にゃんこプレート」。お皿の形がねこです。

 

 

足湯もできます。広い店内を回るのに疲れたら、ここで癒やされたい!

 

 

個室での岩盤浴ができます。料金は一人2時間1,800円。岩盤浴後に仮眠もでき、ゆっくり過ごせるスペースです。スーパーに個室の岩盤浴があるなんて、全国的にも珍しいのでは……!?

 

 

7. 支持される秘密は「お客さんとの約束を守る姿勢」

 

これは現A-Zになる前、前身であるマキオホームセンター時代のエピソードですが、お正月のチラシに誤植があり「¥10,000」と表記すべきところを「¥1,000」としたままチラシを刷ってしまったことがあるそうです。

 

そこでの対応策は「おわびの貼り紙をする」でも「訂正シールを貼る」でもなく「そのままの価格で販売すること」でした!!!

 

超お買い得商品、もちろん買いたいお客さんが続出です。すべてに対応したため、当時約400万円〜500万円もの赤字を出してしまいました……。

 

ところが、この事が噂になり支持されたことで、お客さんの数が増えていったそうです。

 

その姿勢は今もそのまま。チラシに書かれた価格がたとえ間違いだとしても、お客さんはその価格を期待して来店します。書いた以上はその価格で販売するそうです。誠実だ……。

 

以上、鹿児島が誇る大型スーパーセンター「A-Z」をレポートしました!

 

鹿児島県外の方は遠いかもしれませんが、今回ご紹介した「A-Zはやと」は鹿児島空港から車で約40分の場所にあります。鹿児島観光の合間にぜひ足を運んでみてください!

 

 

ライター:ちえ(@kirishimaonsen

編集:ノオト

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