女の機嫌の直し方-旦那がわかってくれない原因は脳にある?!

2017/6/19 17:00 Yomerumo

女の機嫌の直し方ってどんな本?

僕なんかも、やはり男性と女性の心に違いはあると感じるのですが、黒川さんによると、男性の脳は「ゴール志向問題解決型」。狩りに出て食べ物を運んでくるのが役割だった男は、まず問題のありかを探り、ストレートにその解決を考えたい。

一方、女性は「プロセス志向共感型」。まず体験を共有することを大切にし、共感に重きをおく。

平たく言ってしまえば、男は会話をしていてもすぐ「つまりは」とか「要するに」とか、すぐ話をまとめてしまいがちですが、女性は相手の話をじっくりと最後まで聞く。

この違いをきっちり理解しないといけない。男が奥さんに「腰が痛いの」と言われて、「医者に行けば」と答えてしまうなんてのはもってのほかで、そこで求められるのは「医者に行け」というソリューションではなく、「そうなんだ、それはつらいね」という共感なのです。

しかし残念ながら、優秀な男性脳の持ち主であればあるほど、つい「医者に行きなさい」と答えてしまうことになるそうです。確かに。

現代社会では女性脳のほうが向いている?


この本を読んで思い出したのはマンガ編集者の話。実は編集者にも、分野によって微妙に「芸風」の違いがあって、少女マンガ畑の編集者は「つまりこういうことですね」とか「要するにこうだよね」などと話をまとめてしまわずに、しっかりと聞く。議論して否定したり、分析したりするのではなく、相手の気持ちによりそい、共感することが大事と教えられるそうです。

一方、少年誌出身だと「選択肢はこれとこれ。さあどっちで行く?」と、まさに黒川さんのおっしゃる「問題解決型」の打ち合わせをするタイプも結構います。

どちらが優れているというわけではありません。優劣の話ではなくタイプの問題なのですが、僕は今の時代、男にとっても「プロセス志向共感型」の発想が大事なのではないかと感じます。というのは、SNSが発達した現代社会で、もっとも重視される価値観は「共感と共有」。

人がなぜ、自分の経験をインスタグラムやフェイスブックに投稿するのかというと、それは共有するため。その結果、得られるのは共感。これが現代社会では一番大切な価値。ということは、実は現代社会って女性のほうが向いているのではないかと思うことさえあります。

これは余談かもですが、キャスリン・ビグローが監督した「ゼロ・ダーク・サーティ」という映画があります。

これはテロリスト、ウサマ・ビン・ラディンを追い詰めていくCIAの女性分析官を描いた作品なのですが、実は、女性のほうが観察力が鋭く、またコミュニケーション能力が高いため、情報の共有が得意。だから分析官は女性のほうが優秀。実際に、現実でもビン・ラディンを追い詰めた分析官は女性だったそうです。こういう観察力やコミュニケーション能力も、現代社会では大事なのではないかと思います。

『女の機嫌の直し方』はとても実戦的で、「こういう時は、こう答えろ!」という、とても具体的な言葉が、わかりやすくまとめられています。なので、女性とうまくつきあって行きたい男性には、本当にありがたい本。しかもそれだけではなく、男性が女性の発想に学び、「そもそも人と円滑につきあっていく」ことを知るためにも有益です。

ですので、パートナーにもぜひ読んでもらいたいところ。もちろんおふたりが仲良くするのに役に立つ上、仕事の人間関係にもきっと有益なことでしょう。

もっとも、男子の真理は繊細かつ微妙(めんどくさい)。「これを読んで」と言って『女の機嫌の直し方』を渡しても、なかなか警戒して手に取らないかもしれません。さりげなくテーブルの上に置いておいて、相手が気がついたところで、渡してみるというのがいいかもしれません。

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