ゴミ圧縮機に生まれたばかりの子を捨てた10代の母、将来親権を得る可能性も(米)

2017/4/27 00:04 Techinsight

我が子をゴミ圧縮機に捨てた10代の母親(出典:http://www.fox13memphis.com) 我が子をゴミ圧縮機に捨てた10代の母親(出典:http://www.fox13memphis.com)

人間生きていれば過ちを犯すこともあるが、この女性の過ちは許し難いものではないだろうか。昨年3月、米ワシントン州エバレットで生まれたばかりの乳児が母親によりゴミ圧縮機に遺棄された。このほどその母親に裁判所が判決を下したのだが…。

昨年3月26日、サマンサ・ヒューストン(18歳)は自宅でシャワーを浴びていたところ急に産気付き男児を出産した。しかし突然の出来事にパニックになったヒューストンは生まれて間もない男児をタオルで包み外に出て、ゴミ圧縮機の中に投げ入れ遺棄するという冷酷極まりない行為に出た。

赤ちゃんの泣き声を聞きつけたアパートの住人パウラ・アンドリューズさんはアパートの敷地内にあるゴミ圧縮機に近付き、声はその中から発せられていると知ると慌てて圧縮機の中のゴミを引っ張り出した。乳児は圧縮機の底におり、すんでのところでゴミと一緒に押し潰されてしまうところを救出された。

ヒューストンはというと、我が子を遺棄した後に学校へ向かっている。しかし罪の深さからか犯罪を隠そうとする気持ちからかは定かではないが、自分がしたことについては友人らには一切話さなかった。後に乳児遺棄容疑で逮捕されたヒューストンの裁判が4月17日に行われ、6か月の実刑判決を受けると「自分のしたことを取り消すことができたら」と涙を流している姿が『Kiro 7』など複数の米メディアで伝えられた。

裁判所で「生まれたばかりの子供にとって、最悪の出来事だったに違いありません」とヒューストンは反省の色を見せるような態度で接していたことが功を奏したのか、リチャード・オクレント判事は医療福祉サービススタッフの承認と監視のもと、ヒューストンに週に一度の乳児への接見を認めた。またヒューストンが裁判所命令にきちんと従っていることがわかれば「将来、子供の親権が与えられる可能性もある」と述べた。

これに対して検察側は「被告が出所しても、子供との接見は一切禁ずべきだ」という強い異議を唱えた。検事は「これは単なる過ちではありません。過ちというのはたとえばオムツを入れたバックを忘れたりすることです。ゴミ圧縮機の中に子供を投げ捨てるというのは過ちとは言い難いもの。『この事件は単なる過ちで、被告は本当はいい人なのだ』では済まされません。この犯罪がいかに非人道的で冷酷なものであったかを無視するべきではありません」と反論した。

しかしオクレント判事はヒューストンの子供への親権や接見禁止令が敷かれるかどうかということに関しては、Dependency Court(親子分離の適否を決める裁判所)の判断次第であると述べている。ヒューストンは裁判所で「親権のために、私ができる限りのことをすることを子供には知ってもらいたい」と話していた。

自ら産んだ子供をすぐに遺棄しておきながら涙を流し、子供の親権のために闘うことを決意した口調で語るヒューストンに、違和感があることは否めないであろう。半年の懲役を経た後、ヒューストンの親権に対する裁判での判決が注目されるに違いない。

出典:http://www.fox13memphis.com
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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