テレビでよく見る「このあとスタッフが美味しくいただきました」は本当なのか? テレ東で密着してきた

2017/2/6 19:01 ネタりかコンテンツ部

こんにちは、ライターの砂流(すながれ)@nagare0313です。

テレビを見ているとよく「※このあとスタッフが美味しくいただきました」という注釈(テロップ)を見かけますよね。

 

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▲こんなイメージ

 

でも、あれって本当にスタッフさんは美味しくいただいてるんでしょうか? 気になったので、テレビ東京に行って調べてみることにしました。

 

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今回は『テレ東のさしめし』という番組の収録に密着し、本当に“このあとスタッフが美味しくいただきました”かどうかを検証したいと思います!

 

『テレ東のさしめし ~芸能人と「さしめし」しませんか?~』ってどういう番組?

『テレ東のさしめし』は、芸能人ゲストと街で声をかけて集めた一般の方が、サシで食事をしながらトークするというバラエティー番組です。

ただし、誰とご飯を食べるかについては、お互い事前には一切知らされていません。収録当日も、顔も名前もわからない状態で1対1の食事(さしめし)がスタート。相手が誰かわかるのは番組の最後になってから、という構成になっています。

トーク番組なのに、相手が誰なのか、何を会話すればいいのか、どんな反応をするのか等の一切の予測ができないというガチな展開を楽しむ番組です。

 

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http://www.tv-tokyo.co.jp/tvtokyo_sashimeshi/

<放送日時>
月曜〜木曜:深夜1時30分〜
金曜:深夜1時53分〜

また、テレビ放送のほかに「LINE LIVE」も配信。番組に出演してくれる一般の方を路上スカウトしている様子や、テレビ収録を終えたゲスト芸能人によるトーク、本番収録前の現場のドタバタなど“番組の裏側”を中心とした内容を配信しています。

今回の取材をOKしてくれたのも、“視聴者に隠すところがないほど裏側の様子”を普段からダダ流ししているからなのかもしれません。

 

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▲取材当日の芸能人ゲストは鈴木奈々さんでした。(※記事後半には鈴木さんの特別インタビューも掲載されています)

 

ちなみにこの番組では月〜金での放送5回分をまとめて収録するため、一度に5食分の料理が提供されることになります。

これだけの料理が提供されれば、残りの量もかなりのものになりそうですが、果たして……?

 

番組の収録スタジオってどうなってるの?

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まずは収録スタジオにやってきました。

 

写真左の方は、テレビ東京の鶴岡さん。スタッフ代表として個人で「LINE LIVE」で配信をおこなうなど、視聴者とのコミュニケーション窓口をつくるべく日々奮闘されている方です。

 

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こちらがスタジオの全景。写真中央に組まれているのが舞台セットで、週1回丸1日かけて5日分の収録をおこなうそうです。

 

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正面から見るとこんな感じ。遠くから見るとハリボテ感がありましたが、近くで見ると細かいところまでめちゃくちゃ作り込まれています。

 

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青い扉の向こうは4畳位の広さの個室となっており、中央に2つ椅子が用意されています。ここに芸能人と一般の方が座って“さしめし”をします。

 

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番組本番では2つの席の間に大きな仕切が置かれるため、隣を見ることができません。基本的には正面の鏡に映った自分を見ながら、食事と会話を楽しみます。

 

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こういう感じです。

 

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キッチン用品や小物類など、本番中は映らない細かいアイテムも丁寧に作り込まれています。

 

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収録中、個室の中には本人たち以外誰も入れません。カメラも、会話の邪魔にならないようマジックミラー越しに外から撮るという徹底した“さしめし”ぶりとなっています。

 

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ちなみにこの日の番組収録前には、LINEのキャラクター・ブラウンとテレビ東京のキャラクター・ナナナが、たまたまスタジオで遭遇していました。

テレ東ってカオスなテレビ局だなぁ。

 

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こちらはご対面の瞬間。ナナナ、めちゃくちゃ驚いてますね。

 

これが舞台裏! “美味しい料理”はこうやって準備されていた!

スタジオに続いて案内してもらったのは、隣接しているスタッフルームと調理準備室。

 

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廊下には、ずらーーっとスタッフさん用のお弁当が並べられていました。

 

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収録は1日がかりとなるため、お昼と夜の2食分がしっかり用意されています。これにプラスして、番組で使った料理まで本当に食べられるんでしょうか……?

 

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こちらは調理準備室。番組に使われる料理はここで調理されるそうです。

 

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飲食店のキッチンのような本格的な仕様ですね。

 

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調理を担当するフードコーディネーターさんに話を伺ったところ、番組では基本的に「本番で食べる用」「料理のみの撮影用」「予備用」の3つを毎食分つくるとのこと。

一番調理に気を遣うのは「料理のみの撮影用」だそうです。例えばステーキであれば、お肉から湯気が出ていたり、ジュージューという音がしたり、赤みがほんのり残っていたりなど、“その料理が一番美味しく見える状態”で提供しないといけないことがその理由。

 

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今回の収録で準備された料理は、「エビチリ」「叙々苑の焼肉弁当」「ステーキ」「うにのお寿司」「喜助の牛タン」の5品。
お寿司はフードコーディネーターさんが自分で握るわけではないのですが、一番美味しく見えるような盛り付け方となるよう工夫をしていました。

 

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そして撮影。まずは料理のみのカットから。

 

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1つの料理に対し、カメラマンさんやADさんは一番美味しそうに映る角度や場所を何度も検証していきます。

 

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▲モニターに映る料理の映像を見ながら入念に角度調整をおこないます

 

印象的だったのは、「そのご飯粒、ひとつだけ取れる?」という指示。たった数秒しか使われない料理の映像を撮るため、ご飯粒のひとつひとつまで移動させるという徹底したこだわり。プロの仕事を見た瞬間でした。

 

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調理準備室では、牛タンの調理風景の撮影がおこなわれていました。

 

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牛タンといえば、やはり炭火ですよね。調理方法も“美味しさ”を伝える大事な要素です。

 

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撮影が終わった料理は、ひとまずラップでくるんで保管されます。それぞれ3食分ずつ用意されているので、結構なボリュームです。

 

いよいよ検証! 本当にスタッフは“美味しくいただいて”いるのか!?

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さぁ、スタジオ撮影本番です。

 

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個室の中で、仕切り越しに“さしめし”がスタート。

 

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鈴木奈々さんが実際にリクエストした料理を食べながら、恋愛、好きな音楽、ぶっちゃけ話など、さまざまなトークが展開されていきます。

 

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台本なしのガチトークのため、控室ではスタッフの皆さんも驚いたり笑ったりしながら見守っています。

 

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今回の収録は、小学生の女の子、高校生男子、スナックのママ、そしてニューハーフなど、バラエティーに富んだ一般の方5人が出演。

 

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裏では、フードコーディネーターさんが次々と料理を仕上げていきます。

 

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できあがった料理は、各収録の合間にスタッフさんが運び出し、

 

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個室の中で所定の位置にセット。この流れを全5回分繰り返します。

 

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そしてついに、収録が終わった料理たちが廊下に並び始めました。

 

さぁ、いよいよ今回の取材目的である「このあとスタッフが美味しくいただきましたは本当か!?」の検証の瞬間です……!

 

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待ってましたと言わんばかりに、続々と集まってくるスタッフさんたち。

 

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満面の笑みを浮かべながら、皆さんパクパクつまんでいます。

 

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冷めてしまった料理は温め直してあったり、手でつまみにくい料理はつまようじが刺さっていたりなど、美味しくいただくための細かい配慮も万全でした。

 

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せっかくなので、僕も喜助の牛タンをいただきます。

 

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まじうめぇぇぇぇぇぇぇぇ!

 

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持ち帰りもできるように、とパック詰めされた喜助の牛タン。こういう気遣いもすごいなぁと感心していたら……

 

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そんなの関係ねぇとばかりにパックを開けて食べていくスタッフさんたち。いや、美味しいですもんね、それ。

 

……というわけで、皆さんもう既にお気づきだと思いますが、番組で使用された料理は間違いなくスタッフさんが、それはもう本当に美味しそうにいただいていました。

スタッフさんにも直接話を聞いてみましたが、「めっちゃ食べますし、喜んでいただいてます。ロケ弁とタイミングがかぶっても、ロケ弁のおかずが豪華になるんで嬉しいし、“今日は美味しいものが食べれる!”って楽しみに思いながら出勤しています」とのこと。羨ましさしかない回答でした。

 

収録終わりの鈴木奈々さんにインタビュー

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検証自体は以上で終了ですが、せっかくなのでゲストの鈴木奈々さんに“美味しい料理”についていろいろ話を伺ってみました。

 

ーー 今日の収録では「エビチリ」「叙々苑の焼肉弁当」「ステーキ」「うにのお寿司」「喜助の牛タン弁当」という鈴木さんのオーダーされた5品が出てきましたが、一番美味しかったのはどれですか?

 

鈴木:牛タンが美味しかったですぅ。もともと叙々苑が大好きで、ご褒美的なご飯のときには旦那さんとよく上野の叙々苑に行ってたんです。
でも、喜助の牛タンを今日はじめて食べてみたら「柔らかくて、あ〜、美味しい!」ってびっくりしちゃいました!

 

ーー え、5品の中に入れてたのに、今まで食べたことなかったんですか?

 

鈴木:あたしミーハーなんですよね。だからこの前「喜助は芸能人がよく食べてる」ってネットに書いてあったのを見て、「芸能人が食べてるから間違いない!」「あー食べてみてみたい!」と思って。

 

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ーー ちなみに鈴木さんが一番好きな食べ物ってなんですか?

 

鈴木:肉、焼肉です! さっき叙々苑の話しましたけど、あたし、焼肉が大好きでよく行くんです。
一番好きなお店は表参道にある「よろにく」です。超高級なところなんですけど、たま−に、ほんとにたまーに「今日あたし頑張ったな」「すごいウケたな」っていう日に食べに行きます。あとは、結婚記念日とか。

 

ーー モデルさんなのに意外ですね。

 

鈴木:あたし、服とかよりぜんぜん食にお金かけるんです。
あと、めっちゃおごります。みんなに喜んでほしいから、地元の友だちとか後輩とかをいっぱい連れて焼肉行ったりします。

 

ー一 え、すごい! でも、それだと全然貯金できなくないですか?

 

鈴木:人におごったほうがお金って貯まる気がするんです。お母さんからも「お金は人に使うものだよ。そのほうがお金は貯まるよ」って言われたことがあって、それはたぶん本当にそうだよなぁと思いながらおごってます。
事務所の後輩もたくさん増えてきたし、本当にあたしお金はけっこう食べ物に使ってますね。

 

検証のまとめ

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いかがだったでしょうか?

結論、テレビでよく見る「このあとスタッフが美味しくいただきました」は、皆さん本当に美味しくいただいていました!

さらにフードコーディネーターさんの気配りによって、冷めたものはあったかくなっていたり、みんなが食べやすいように切ってあったり、持って帰れるように小分けにしてパックにいれてあったり、とにかく至れり尽くせりな羨ましい状態で提供されていました。

 

テレビ東京さん、番組スタッフの皆さん、そして鈴木奈々さん、本当にありがとうございました!

 

 

取材協力:『テレ東のさしめし ~芸能人と「さしめし」しませんか?~』
http://www.tv-tokyo.co.jp/tvtokyo_sashimeshi/

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