姿勢科学士が教える「フリーザ様が悟空に負けた本当の理由」

2016/9/9 19:03 ネタりかコンテンツ部

いつだって、姿勢が悪い

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▲ライターのサカイエヒタです

 

僕は姿勢が悪い。PCで文章を書く仕事を長く続けてきたため、座る姿勢に妙な癖がついている。

 

先日、「姿勢次第でパフォーマンスがぐっと上がる」と知人のライターに言われた。姿勢が良いのは確かにいいことだとは思うけど、パフォーマンスが上がる姿勢というのはやはり人それぞれ一番楽な姿勢がそれなんじゃないかと僕は思っている。

 

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そこで姿勢科学士の小川先生に、姿勢次第でパフォーマンスは本当に上がるのか話を聞くことにした。

 

小川先生「ええ。たしかに姿勢次第でパフォーマンスは上がりますね」

 

サカイ「それは具体的に言うと、集中力が上がるとか、疲れにくいとか?」

 

小川先生「そう。姿勢が良くなることでのメリットはたくさんあります。たとえば、ドラゴンボールという漫画はご存知ですか」

 

サカイ「ドラゴンボールですか?はい、もちろん知ってますよ」

 

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小川先生「フリーザ様は姿勢が原因で悟空に負けたんです」

 

サカイ「なにを言っているんでしょうか」

 

フリーザ様は姿勢が原因で悟空に負けた

ドラゴンボールのフリーザと言えば、主人公の孫悟空がはじめて超サイヤ人として戦った強敵。その独特なキャラクターは敵ながらたくさんの読者に愛され、いまなお「フリーザ様」と呼ばれる。

 

彼は悟空を相手に3段階の変身を行なった。登場時の第一形態は角の生えた小柄な姿。第二形態は筋肉隆々なパワータイプ。第三形態はなぜか頭が長く伸び、第四形態(完全体)では不気味でシンプルなスタイルとなる。

 

では、強いフリーザ様がなぜ悟空に負けたのか、小川先生に解説いただこう。

 

小川先生「フリーザ様が悟空に負けた理由はいくつかあります。まずフリーザ様は第一形態で現れた際、妙な乗り物に乗っていました。これですね」

 

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サカイ「それ、いつも持ち歩いてるんですか……?」

 

小川先生「説明しやすいので持ってきたんです。この妙な乗り物、ポッドとでも呼びましょう。このポッドの中の形状は漫画では詳細がわからないのですが、おそらく椅子があってフリーザ様はそこに座っている状態だと考えられます。つまりはデスクワークのようなスタイルですね。横から見てみましょう」

 

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サカイ「少し猫背に見えますね」

 

小川先生「そうなんです。このようにフリーザ様は移動が楽であるポッドに頼ってしまい、ポッド内では猫背の状態でリラックスされています。また、この腕の位置が最悪ですね。これでは肩が中に入ってしまい、肩こりの原因となります」

 

サカイ「ははあ、たしかにそれは良い姿勢とはいえませんね。嫌な上司がよくこんな姿勢をしています」

 

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小川先生「おそらくフリーザ様はこの状態で長い期間過ごしていたと考えられます。猫背のような姿勢、そして肩こり。これでは大事な神経系統に負担をかけてしまいます。場合によっては消化器官や呼吸器官にも悪影響かもしれません」

 

サカイ「なるほど、つまりそれがパフォーマンスを下げていることにつながるんですね」

 

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小川先生「これが通常の背骨のラインです。背骨というのはまっすぐではなく、S字にカーブしているのが理想的です。人間の重い頭を支えるのに、ある程度湾曲している方が負荷を逃がすことができるんですよ」

 

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小川先生「そしてこれがポッド格納時のフリーザ様の背骨のライン。かなり曲がっているのがわかりますね。デスクワークされている方によく見られる背骨のラインです」

 

評価の高いムキムキ第二形態

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小川先生「このあとフリーザ様は第二形態へと変身しますが、この第二形態は姿勢科学的に見て、非常に評価が高いです! 私たち地球人も見習いたいですね」

 

サカイ「第二形態といえば、あの筋肉ムキムキのボディですね」

 

小川先生「ええ、姿勢の悪かった第一形態に比べ、筋肉量が増えたことにより骨格を補い、姿勢が大幅に改善されています。そのためパフォーマンスが一気に上がりました」

 

サカイ「クリリンも串刺しでした」

 

小川先生「そしてピッコロさんの登場により、フリーザ様は第三形態へと変身されましたが……これが最悪です。フリーザ様の完全なミスです」

 

サカイ「第三形態……頭の長いあのかっこ悪いやつですね」

 

胸椎への負担が半端ない第三形態

小川先生「首がかなり前のめりになってしまっています。骨格で見てみましょう」

 

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小川先生「ありえませんね。ありえません。頭が前に落ちれば胸椎への負担は半端ないです。しかもなぜか頭が長くなっていますから、相当重いはず。これは相当な負担です。そのためフリーザ様はこの第三形態を1話でやめてしまっています。ピッコロさんや読者を驚かしたいがために、ちょっと無理をして余計な姿になってしまったんでしょう。やはり見栄をはるのは良くありません」

 

サカイ「たしかに第三形態はあきらかに動きにくそうでした。肉弾戦が少なかったのはそういった理由もあったのですね」

 

小川先生「そして第四形態……完全体ですね。この姿はすごくスマートで、姿勢科学的に見ても非常に良いです。自信が姿勢にあらわれています」

 

サカイ「たしかにこの姿勢の良さは不気味に見えますね」

 

小川先生「しかしながら、完全体のフリーザ様は悟空との戦いの最中、首をコキコキと鳴らしています。これを見て私は確信しましたよ。ああ、きてるなって」

 

サカイ「つまり第一形態の際の猫背、第三形態の最悪な姿勢、これが完全体に影響を及ぼしたと」

 

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小川先生「そう私は見ています。このように、そのときは楽であったとしても、のちに必ず体のどこかに影響を及ぼします。みなさんも楽な姿勢だから、と言って猫背でいるといつか不調をきたすでしょう。それに見た目も良くないですからね。完全体のフリーザ様が美しかったように、姿勢が良いとたくましく見えるものです。あとですね……」

 

サカイ「まだなにかあるんでしょうか」

 

小川先生「悟空の必殺技である、かめはめ波の姿勢についてです。パフォーマンスをもっと上げる姿勢があるんです。ちょっと着替えますね」

 

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サカイ「それいつも持ち歩いてるんですか?」

 

小川先生「説明しやすいので持ってきたんです」

 

かめはめ波のパフォーマンスを上げる

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小川先生「従来のかめはめ波はこのように……」

 

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先生「少し腰を落としてかまえ、気を放つんですね。これでは腰椎への負担が心配です。この姿勢で気をためるのは少々無理があります」

 

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先生「これが理想のかめはめ波です」

 

サカイ「すごくかっこ悪いですね」

 

小川先生「しかしパフォーマンスはぐんと上がり、気が集中しやすいのは断然こちらです。ですから、実は餃子(チャオズ)のどどん波の姿勢は理想形なんですよ。また、天津飯の」

 

サカイ「小川先生、今日はありがとうございました」

 

姿勢でパフォーマンスを上げよう

いかがだっただろうか。終始ドラゴンボールの話ばかりで心配にはなったが、フリーザ様の姿勢を通して我々デスクワーク職も今一度自分の姿勢について意識してみようと思えたのではないだろうか。仕事のプレゼンや合コン、デートなど、勝負の瞬間はいつ訪れるかはわからない。そんなとき、完全体で戦えるよう、みんなも日々の姿勢について考え直してみよう。

 

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小川先生に相談したい方は

KCSセンター大倉山

神奈川県横浜市港北区大倉山1-4-6-2F

045-545-7774

小川先生がいる曜日

月、火、木、土(金のみ武蔵新城店)

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