タイで有名なヤバい寺「ワット・タキエン」で、人生をやり直してきた

2016/8/25 18:12 ネタりかコンテンツ部

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ネタりかをご覧のみなさま、こんにちは! ネルソン水嶋です。

 

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あっ。

 

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こっちがネルソン水嶋でした! 失礼しました!

 

突然ですが、人生をやり直したいと思ったことはありませんか?

 

私は、高校2年から人生をやり直したい。なぜならその頃、想いを寄せる同級生の女子から「好きな子とかおる?」とメールで聞かれたことがあったのですが、「とくにおらん」と気のない返事をしてしまったのです。

 

もしあのときに戻れるのなら、すぐさま折り返し電話して、「キミが好きだ」と叫びたい! もしそれで振られたら、一刻も早く現代に戻りたい!

 

何はともあれ、そんな「人生をやり直す」ための施設がタイにあると聞きつけて、バンコク市から車で40〜50分、ノンタブリー県のワット・タキエンというお寺にやって来ました。

 

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人生をやり直せるとは、一体どういうことなのか……。タイの郊外に、まさかタイムマシーンがあるとでもいうのか!?

 

 

タイのお寺「ワット・タキエン」は“子どもウケ”を重視している!?

何しろ、お寺ですからさぞかし厳かな空気が流れているのでしょう……と、思いきや!?

 

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なんか、

 

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ふざけてない……!?

 

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そもそもなんで、

 

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トランスフォーマーがあるの……!?

 

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見れば見るほど、再現度高いし!

 

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ほかにも、

 

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オモチャが売られていたり、

 

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なぜか視力検査の機械があったりと、とにかく自由です。

 

タイには他にも「トラに触れられるお寺」があり日本でニュースにもなりました。タイのお寺はそれぞれの特色を押し出し、人集めに勤しんでいるのかもしれません。

 

聞くところによると、このワット・タキエンは“子どもウケ”に力を入れたお寺なんだそう。

 

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こちらは、トイレの壁面に描かれた絵。

 

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こういう絵が、タイの子どもにはウケるのだろうか?

 

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いろんな意味で、大丈夫なのか?

 

さて、思いきり寄り道をしましたが、そろそろ噂の真相に迫りましょう。

 

 

人生をやり直せるってどういうこと!?

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敷地の奥の方で、人だかりを発見。

 

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私「すみません、人生をやり直せると聞いてやって来たのですが……」

おばちゃん「あー、あれのことね。ちょうど儀式がはじまるところだよ」

私「儀式?」

 

研ナオコ似のおばちゃんに促され、儀式とやらに参加することになった。

 

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よく分からないまま、バケツにお菓子の入ったお供え物を購入し、

 

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座って説法を聞き、そして、聖水をかけられる。

 

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お坊さんにお供え物をわたし、水の入った杯を受け取る。

 

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そして、杯の中の水を土に還す。

 

儀式の途中で、

「お供え物をお寺が用意するの……!?」

「聖水かけすぎじゃね……!?」

「土の上の黒い猿はなんなの……!?」

など、いろんな疑問が浮かんだのですが、そんなことよりも肝心のタイムマシーンは一体いつ登場するんでしょうか?

 

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研ナオコ「次はあそこに行きなさい!」

 

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研ナオコに促されるまま、ある建物に入っていくと……。

 

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私「何これ?」

研ナオコ「棺桶だよ」

私「……殺されるの? あっ、来世で人生やり直せってこと!?」

研ナオコ「違うわ! あれを見ろ!」

 

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私「……何してんの?」

研ナオコ「棺桶に入ることで、一度死ぬ。つまり、人生をやり直せるってことだね」

私「ただの儀式じゃん!」

研ナオコ「ただのじゃなくて、聖なる儀式だよ!」

 

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そう言って促された先には、絞首台がありました。

 

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いや、首を吊るには位置が低すぎる。絞首台ではないようだ。

 

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前の人を見ると完全に頭に巻いているが、どうやら「天使の輪」みたいな感じで頭の上に載せるのが正解らしい。

 

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こういうとき、どんな顔すればいいかわからないの。

 

そうして説法を受け、びっしゃびしゃに聖水をかけられたあとは、

 

 

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ご臨終~~~!

 

 

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ち~~~~ん!

 

この「死」の疑似体験をする儀式には、厄払いや死の不可避性を受け入れるという意味があるそうです。2008年からこのお寺独自で始めたということで、周辺の住人を中心に日々参加者が絶えず、わざわざ遠方からも訪れる人がいるそうだ。

 

 

タイの皆さんの「人生をやり直したい理由」とは?

それでは、実際にこの儀式を体験をした人たちに話を聞いてみましょう。人生をやり直したいなんて、よっぽどの理由があるのかもしれない。

 

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私「なぜ、儀式を受けたんですか?」

女性「人はいつか死ぬ。それをこの儀式で意識することによって、ちゃんと生きようと思えるようになるのよ」

私「おぉ、なんか深いな……!」

女性「それに、一度死んで悪いものを出しておくと、良いものを取り入れる状態をつくれるの」

私「なるほど」

男性「俺は以前、交通事故に遭ったときにもここに来たよ」

私「え、なんで?」

男性「不幸を祓いに来たんだよ」

私「なるほど。日本の厄除けと本質は変わらないんだね」

 

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イケメン「ここに来た理由? 近所に住んでるんだけど、やることなくて暇だから」

私「なにそれ、散歩気分?」

イケメン「実際そうだよ。どうせ家で寝てるだけなら徳積んだ方がいいでしょ」

私「仏教国タイならではの考え方だなぁ」

 

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おばちゃん「ん~、やっぱり棺桶で寝ると落ち着くしね」

私「それは俺も感じた」

おばちゃん「あとは、商売繁盛を祈ってかな!」

私「なんでもありじゃねえか!」

 

「人生をやり直したいなんて、一体どれだけ不幸な過去を背負っているの!?」と深読みをしていましたが、実際に聞いてみると思ったよりもみなさん、ニュートラルかつ誠実な思いで儀式を受けに来ているようでした。

 

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予想以上に聖水をぶっかけられて少し落ち込んだ私でしたが、

 

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車のボンネットに聖水をかけている光景がなんだか面白かったので、濡れていることなどどうでもよくなりました。

 

今回体験した「人生をやり直す儀式」は毎日、9~11時、12時半~15時半の予定で行っているそうです。バンコク市から離れた場所にあるので、現地に精通している人に同行してもらわないとたどり着けないかもしれません。行ってみよう!と思った方は、ご注意ください。

 

ネルソン水嶋+有限会社ノオト

ベトナム在住のライター。現地のマニアックな魅力を伝えるウェブマガジン「べとまる」(外部サイト)で活動中。そのほか、ガイドブックやイベントなども企画。

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