デカ盛りで有名な店の「一番小さいメニュー」を見てみよう!
2013/9/17 20:18 ネタりか自由帳

スマートフォンを使って、さまざまな実験を行うこの企画。第65回は、デカ盛りで有名なお店で、一番量が少ないメニューを調査します。
デカ盛りマップ
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最近、テレビや雑誌などでよく特集されるのがデカ盛りグルメのお店。
通常ではありえない量の大盛りメニューをリーズナブルな値段で提供することによって、連日大盛況のようです。
しかし、育ち盛りの男子学生や大食いの巨漢系男子以外は、「デカ盛りのお店に行ってみたいけど、そんなに量は食べられないし……」と思っているはず!
そこで今回は、デカ盛りで有名なお店の一番量が少ないメニューを調べます。少食だけど、一度はデカ盛りのお店に行ってみたかった人、必見! これならあなたもデカ盛りグルメのお店に行けるはず!
■1軒目
「レストラン ブルドック」(大井町)
まず1件目に訪れたのは、雰囲気のある路地裏にたたずむお店。
こういう「知る人ぞ知る名店」っていう感じがいいですね。
セブ山「こちらのお店は、大盛りオムライスが有名なんだとか!」
セブ山「う~ん、でも、サンプルを見る限りでは、そんなに大きくないけど……これって普通のサイズなのかな? 大盛りはもっと盛っているってこと?」
セブ山「というわけで、気になったので、大盛りオムライスを頼んでみました~! マジでデカ~い!!」
セブ山「ケチャップで書いている文字は、シェフの気まぐれ! なぜ、AKB48なのかは謎です! AKB48のファンっぽく見えたのかな……?」
セブ山「でも、残念でした~! 今日、食べるのは最小のメニュー! 大盛りオムライスは食べましぇ~ん!」
セブ山「そして、こちらが『レストラン ブルドック』の最小のメニュー! オムレツです! うん、おいしそう!」
セブ山「大盛りオムライスと比べてみると、その差は一目瞭然! 目測ですが、オムレツの10倍はありますね!」
セブ山「でも、肝心なのは味ですよ! どれどれ、いただきますか! オムレツちゃ~ん!」
セブ山「ふぉっ! うまい! マジうま! 卵がふわふわとろっとろで最高! これは病みつきになるぞ!」
セブ山「ぬおー! 付け合わせのポテトサラダ、キャベツの千切りも最高だ! 昔ながらの洋食屋さんにハズレなし!」
セブ山「ふぃ~! あっという間に完食です! デカ盛りと違って、最小のメニューはすぐに食べ終われるから時間の節約にもつながるね! ごちそうさまでした!」
■2軒目
「スパゲッティのパンチョ」(渋谷)
続いて訪れたのは、渋谷のド真ん中にあるスパゲティ屋さん。
すでに看板からも、デカ盛りの雰囲気がバシバシ伝わってきます。
しかも、看板をよく見ると「当店は並盛でも、普通のパスタ屋さんよりも量は多いです」という注意書きが!
ひえ~! 本気の店だ~!
そして、券売機を見て、さらに驚愕しました!
「大盛り」の上には、さらに「兄貴」「番町」「星人」というデカ盛り基準が存在しました!
一番のデカ盛りは「星人」で、総重量はなんと2.1kg! ひえ~!
セブ山「あー、よかった! 今日は最小のメニューを食べるっていう企画で! こちらが『スパゲッティのパンチョ』で量が最も少ないナポリタン(小盛り)です」
セブ山「一応、比較としてナポリタン星人(2.1kg)も注文してみましたが……」
セブ山「うわ~! なんじゃこりゃ~! 山じゃん! こんなのスパゲティの山じゃん! 一人で食べるなんて絶対に無理~!」
セブ山「じゃあ、比較が終わったからデカ盛りクンはアッチに行っててね! しっしっ! 今日はデカ盛り特集じゃないから、お前はメインじゃないんだよ! いつもチヤホヤされているかもしれないけど、俺は甘い顔しないからな!」
セブ山「とうわけで、さっそく最小メニューのナポリタン(小盛り)をいただきま~す!」
セブ山「ん~! トマトケチャップのいい匂い! 食欲をそそるなぁ! ふーふー」
セブ山「チュルルルルルルルン! うん! うまい! やや太めの麺に、ケチャップやソーセージが絶妙に絡んで、極上の味に! これは通いたくなる味だぜ!」
セブ山「ありゃりゃ! もう完食しちゃいました! 最小のメニューは多少物足りなく感じるけど、健康のためにも腹八分目がいいよね! ごちそうさまでした!」
■3軒目
「小料理 金曜日」(千葉県)
3件目は、都内を離れて千葉県にやってきました。
看板には「小料理」とありますが、本当にデカ盛りメニューが存在しているのでしょうか?
案内されたのは、広めの個室。
本当に、こんな落ち着いた時間が流れる上品な小料理屋でデカ盛りメニューが出てくるの!?
だんだん心配になってきました……。
セブ山「よし、本当にデカ盛りメニューが出てくるのかどうか、たしかめよう! えっと、たしか、このお店のデカ盛りメニューはカツカレーだったな……」
そして、待つこと数分……。
店員さん「お待たせしました、カツカレーです」
セブ山「おっ、きたきた」
セブ山「ど、どっしぇええええ~~!!!! なんじゃそりゃ~~!!!!」
セブ山「デカすぎ~! 何これ~! ルーが波打ってる~! カレーの海だ! 千葉県のお口にカレーの海が実在したぁあああああ~!」
セブ山「ほら! 写真奥のミニカレーと比べてみてくださいよ! ああ、もう巨大すぎ! 進撃のカレー!」
セブ山「でもね! 今日、僕が食べるのは味噌汁です! へへへ!」
セブ山「店員さんに最小のメニューを聞いてみたところ、『サイドメニューでもよければ味噌汁ですかね』とのことだったので、デカ盛りは無視して、こちらをいただきま~す!」
セブ山「ズズズッ」
セブ山「うまい! 具も大きくて、季節の野菜が入っている! さすが、小料理屋の名前は伊達じゃない!」
セブ山「というわけで、あっという間に完食しちゃいました~! ごちそうさまでした!」
いかがだったでしょうか?
今回は3件のデカ盛り店の「最小のメニュー」をご紹介しました。デカ盛りのお店は敷居が高くて、なかなか入店できなかった人も、これを機にぜひ足を運んでみてください! きっと新たな発見がありますよ。
今回の企画が好評なら、また第2弾をやるかもしれません! お楽しみに!
(おわり)
【※※※編集部からの注釈※※※】
今回の企画で注文したデカ盛りメニューは、撮影に同行した編集スタッフが残さずキチンといただきました。
めちゃくちゃキツいわりにセブ山の顔ばかりでてくるので、もう二度とこの企画はやりません。
以上です。
撮影日:2013年8月22日、24日、26日
(セブ山@sebuyama/ノオト)
セブ山(Twitter:@sebuyama)+有限会社ノオト(外部サイト)
フリーのライター。平日毎日更新の ウェブマガジン「オモコロ」(外部サイト)や「トゥギャッチ」(外部サイト)で活動中。
投稿ありがとうございます。
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