夜景を撮影できるカメラアプリで花火は美しく撮れるのか?
2012/8/21 20:29 ネタりか自由帳

Androidアプリを使って、さまざまな実験を行うこの企画。第13回は、夜景を美しく撮れるカメラアプリ「夜撮カメラ」を使用します。
夜撮カメラ ※Andorid版
Studio ra,labo.
無料
夏真っ盛り! 花火のシーズンがやってきましたが、猫も杓子もSNSで写真を上げまくるこのご時世。せっかく花火遊びをしたり観賞したりするのなら、写真に撮って見せびらかしたいですよね!
とはいえ暗闇の中での火花って、プリインストールされているカメラアプリでは、なかなかうまく撮影できないもの……。それに、Androidにはまだ花火専用のカメラアプリもないようです。
そこで今回は、暗闇の光を美しく撮影できる「夜撮カメラ」で、花火もキレイに写せるのかを実験します!
ちなみに、ただキレイに花火を写してもしょうがないので、火花を著者に当てていきます。
▼実験1
手持ち花火
キレイに写ってはいますが、火花がどうなっているのかがわかりづらいですね。
右手に火花が当たってめちゃめちゃ熱かったのですが、この写真を見ると「ハリウッド版ドラゴンボールかな?」と勘違いされるかもしれません。
▼実験2
噴出花火
足元に火花が当たって飛び跳ねているのですが、「オムニバスのCDジャケット」みたいでカッコいい写真が撮れてしまいました。
写真としてはいいのですが、花火自体のよさや、熱がっているリアクションまでは収められませんでした。
▼実験3
線香花火
線香花火の火花が落ちていく軌道、そしてそれをかすめた腕が素早く動く軌道が撮影できました。
だけど、あんまりキレイじゃないです……。
▼実験4
ローソク
花火のパターンはやりつくしてしまったので、花火に火をつけるために使用するローソクがキレイに写るのかを試してみました。
ローソクはキレイに撮れていますね。
表情や腕に落ちたロウも、撮影できました。
熱いのと、固まったロウを剥がす時に腕毛も取れたので超痛かったです。
▼実験5
フラッシュパット
「フラッシュパットってなんだ?」と思われる方も多いでしょう。手品などで、ボワッと一瞬だけ大きな炎を上げるために使われるコットンです。
このように腹の上に置いて実験。
細かな火花は撮影できませんでしたが、大きな炎の場合は写せるのでしょうか……?
全然撮れない。
ブレをできるだけ少なくするため、シャッタースピードが遅いこのカメラアプリでは、写すのはなかなか難しそうです……。
ちなみに、動画で撮影してみると……。
ジャミロクワイのマークみたいな火から……。
ここまで大きく燃え上がります!
腹を突き破ってとんでもないものが現れたようになり、めちゃめちゃ熱かったです。
【実験結果】
「夜撮カメラ」は花火の撮影に向かない!
現在、Androidに花火向きのカメラアプリがないため、「夜撮カメラ」で実験してみましたが、花火自体のよさを写し出すことはできませんでした。
今後、花火に適したカメラアプリが出ることを期待しましょう!
※筆者である加藤は、特別な訓練を受けています。よいこのみんなは、絶対にマネしないでくださいね!
撮影日:2012年7月29日
(加藤@katokato/ノオト)
加藤 亮(Twitter:@katokato)
コンテンツメーカー「有限会社ノオト」(外部サイト)所属。平日毎日更新のWebマガジン「(オモコロ)」(外部サイト)の副編集長としても活動中。
投稿ありがとうございます。
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