海は出会いの場――海の家を作りに行ってきた

2016/7/4 21:33 ネタりかコンテンツ部

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ネタりかをご覧の皆様、はじめまして。ライターのちょく(直)(@tyoku_sunao)です。

普段インターネットばっかりやってるひきこもり野郎の僕ですが、いつもより爽やかな写真で登場してみました。 と言うのも、見ての通り……

 

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海に来ています。

 

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神奈川県逗子市にある、逗子海岸に来ました。取材時は6月中旬、海開きもまだだというのに、もうこんなに人がいます。

こんな綺麗な景色を目にしたら、今すぐ海にダイブして魅惑的な生足の水着美女と一緒に身も心も何もかも解放的になってしまいそう。

しかし今回は海に遊びに来たのではなく、「海の家はどうやって作るのか」を聞きに来たのです。

今回お邪魔するのは、「シーサイドリビング」さん。

 

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この通り、めちゃめちゃオシャレでキレイ。ここ逗子海岸に夫婦で始めて今年で4年目になるそうです。

横浜(関内)のカフェダイニング「Cafe&Dining SAKAE」のシェフが料理を手がけ、ワークショップなどのイベントもやっている、いつ誰が来ても楽しめるリビングルームのような海の家。

そんなシーサイドリビングさんがこの夏オープンする前に、取材させていただくことになりました。

 

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ご覧のとおり、オープン前どころか製作真っ只中です。ここからどんどん海の家ができていくんですね……!

 

海の家って、ぶっちゃけ儲かるの?オーナーに聞いてみた

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今回お話をうかがうのは、中田製作所の中田さん。

中田製作所は建築・設計を手がける会社で、夏の間はシーサイドリビングを運営しているそうです。

 


今日はよろしくお願いします! 早速いろいろとお話を聞かせてください!

 


お、早速インタビューですか? ちょっと待っててくださいね……。

 

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「イス持ってきてー」という声とともに、ぞろぞろと並べ始めました。

 

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左から、お手伝いで来ているタクミさん、オーナーの中田さん、中田製作所の新人であるタイチさんの3名。

 


さあ! じゃんじゃん聞いてください!!

 


あ、なるほど。今日はこういうノリなんですね?(ついていけるかな……) 

 

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まぁ座るけど。気持ちいい。

 


そもそも、どうして海の家を経営しようと思ったんですか?

 


最初のきっかけは、僕らの結婚式ですね。

 


え?? 結婚式??

 


僕ら夫婦の結婚式を、この海の家でやったんです。“自分達らしい結婚式をしたい”と話していたところ、嫁さんが『海で結婚式をしたい』と言ったので、お互い建築関係の仕事をしていることもあって、海に教会を作ったんです。

 


なるほど……! きっかけとしては珍しいケースですよね。結婚式して、そのまま海の家をオープンしたと言うことですか?

 


そうです。結婚式を挙げるのって、ちゃんとした式場でやると大体300万円くらいかかるんですけど、その代わりに300万使って海の家を建てたって感じです。

 


行動力がすごすぎる。そのままオープンして利益が出れば300万円を回収もできると……!

 


できませんでしたけどね。

 


そうですか。

 

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中田さんは海の家を作るだけではなく、オープンしたら従業員としても働くそうです。ここで飲むビールは最高とのこと。

 


公式サイトを見たんですけど、めちゃめちゃオシャレな海の家ですよね。せっかく作ったのに、ワンシーズンで解体しちゃうんですか?

 


そうです。海の家は仮設建築物と言われるもので、残しちゃいけないんですよ。逗子海岸の協同組合に申請して、神奈川県から期間を決めて借りている形なので。

 


なるほど、そういう仕組みだったんですね。それにしてもまだ6月中旬で海開きもこれからなのに、結構人いますね。

 


土日はこんな感じですよ。ほとんどが地元の人で、公園にくる感覚で来てるんだと思います。特にウインドサーフィンやカヌーなんかは海水浴シーズンだと規制がかかるんで、今が一番多いかも。

 

 

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「そもそもウインドサーフィンって何?」という人はこの写真をご覧ください。

ボードに乗り風に乗って海の上を走るウォータースポーツだそうです。なんとなく“ウインド”の“サーフィン”っぽいですね。

 

海の家やってると、何かいいことがあるの?


今年で海の家を経営し始めて4年目ということですが、なんで続けてるんですか? やっぱり儲かるから?

 


正直ね、言うほどじゃないです。初年度だけでもよかったんですけど、1年中設計と施工を繰り返すんじゃなくて「会社の夏の事業としてそのまま続ければ面白くなるのかな?」と思って。あと、単純にカッコよくないですか? 海の家って。続けていくとお客さんや仲間も増えていくし。楽しいですよ! 

 


確かに、カッコいいとは思います。でも、海の家を作ったり働いたりするのって大変じゃないんですか?

 


結構大変ですよ! 周りからは「楽そう」とか「簡単そう」と言われるけど、そんなことないです。一日中日光浴びながら作業したり、接客したりしなきゃいけないんで。でも、それを乗り越えての達成感や楽しさがあるんで!

 


僕は今年入社したばかりなんで、この夏が初めてです!

 


俺は……3年目かなぁ。

 


おぉ! 海の家を作るだけじゃなく、オープンしたら従業員としても?

 


タクミはそうだね。

 


うん、やってる。

 


じゃあ核心ついたこと聞いていいですかね?

 

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「ぶっちゃけ、いい思いもしましたか?」

 

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核心をつかれて動揺するタクミさん。

 

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まぁ……ちょっとは、ね。 

 

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(いいことあったんだなこの人……)

 

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「ワンチャンあるのか……」と呟くタイチさん。顔に出てる。

 


まぁ海の家は知らない人に声かけたり接客したりしなきゃいけないんで、コミュニケーション能力は高くなりますよ! たまたまタクミに才能があっただけです。

 


ふーん。 

 


僕としてはそういう出会いの場にもなってほしいですね! いやらしい意味じゃなくて。

 


オーナー公認だ。

 

 

実際に海の家を作ってみよう


周りを見たところ、重機がないですよね。まさかすべて人力ですか?

 


そうです! 最初のうちは電源もないので、すべて手作りです。柱を立てるのも1mくらい手で掘って立てました。

 

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手で掘って立てたという柱。めちゃめちゃ大変だったそうです。

 


今日はインタビューだけでなく、作業も手伝えたらと思っています。

 


お、いいですよ! 心身ともに鍛えられますよ! ライターさんなのに身体張るんですね!

 


最近は割とみんな身体張りますよ。それにこのまま帰ると読者から「お前は何もやってねーじゃねーか」と言われるので。

 


そんなことあります?

 


ええ、あります。 

 

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いざ作業開始という時に人が増えました。

こちらはお友達のシュウちゃんという方で、「おいくつですか?」と質問したら「永遠の18ー!!」と言っていました。アクが強すぎる。

 

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今日は、荷物や食材を置く倉庫を作るそうです。

 

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ベニヤ板を運び、並べていきます。

 

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がっつり工具も渡され、ビス(らせん状のネジ)を打ち付けていく仕事を任されました。

 

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あれ、うまくビスが入らないな……。

 


電動ドリルを結構力入れて押し付けないと入らないですよ!

 

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工具を使っていても、それを押し付ける力が必要なのだそうです。思いのほか疲れます。

 


これを毎日太陽の下でやってたら大変だな……。

 

裁断

 

木材の裁断もやらせてもらいました。まっすぐ切るのが意外と難しい!

 


そういえばさっき「ワンチャンあるかも」ってニヤけてたけど、やっぱりそういうの期待しちゃう? 

 


ええ、もうナンチャンでも!

 


ナンチャンでもかー。

 

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まぁそうだよね。

 

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ちなみに上から見る景色は最高でした。

 

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疲れたらまたイスに座り、休憩します。潮風に当たって日光浴もできる作業環境って結構良い。

 

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休憩中に遊ぶ皆さん。休憩ってより筋トレですね。ちなみに僕はできません。

 


あ、せっかくなので僕がここに来て一緒に作ったという爪痕を残してもいいですか?

 


どうぞどうぞ!

 


ありがとうございます!

 

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さっき天井の養生をしたシャワー室。

 

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女子シャワー室にて。

 

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中田さんの許可をいただいたので、このシャワー室に僕が来たという爪痕を残します。 

 

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できました。

 

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上の養生を手伝ったので、僕が作ったといっても過言ではないでしょう。

ついでにTwitterアカウントも書いておきました。シーサイドリビングに来たお客様(女性)は連絡ください。

 

 

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作業に戻り、みんなで作った壁パネルを打ち付けていきます。

何人かで押さえながら隙間を開けずに丁寧に打ち付ける細かい作業です。

 

 

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完成のガッツポーズ。僕以外みんな元気。やっぱり海の男はすごいなー!

 


今日はあと何をやるんですか?

 


暗くなるギリギリまで、屋根を打ち付けます! なんだったらもう帰っていただいても……。

 


やります。ここまできたら最後までやる。

 

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当然のごとく上に登って木材を打ち込むんですが、足場づくりを兼ねて手前から打ち付けるんだそうです。なるほど、ちゃんと考えられてる……。

 

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タクミさんと一緒に登って作業します。

 

 


なるべく下は見ないほうがいいですよ。怖くなって足がすくむので。

 


な、なるほど……?

 

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うん。 

 

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なるほどね。

 

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下を見なくても十分怖い。

 


あれ、もしかして高いところ苦手……?

 


そういえばそうでした。 

 

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しかし、足場ができると大分慣れてくる。

何より屋根を打ち付けてる時、「俺、海の家作ってる……!」という妙な充実感がありました。

 

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タクミさんは自ら木にまたがり、屋根を打ち付けていきます。

やんちゃな一面もあるそうですが、作業してる男はカッコイイですね。

 

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僕はというと「壊したら怒られる」とただ必死でした。

 

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こんな感じになりました。来た時より海の家っぽくなってる気がします。

この日はここまでですが、引き続き作業をし、塗装や内装の飾り付けなどの最後の仕上げを行い、6月下旬にはオープンするそうです。早い!(記事掲載時点ではもうオープンしてます)

 


今日はありがとうございました!

 


いえいえ、ガッツリ手伝ってもらって助かりました! オープンしたらまた従業員として働きに来てくださいー!

 


遊びに……じゃなくて働きに?!

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最後に記念撮影。ずっと一緒にいたせいか、一緒になって「イェーイ!!」と叫ぶ僕。海の男に近づいたかしら……?!

シーサイドリビングはその名の通り、リビングのように“アットホームな海の家”を目指していて、『海水浴のついでだけじゃなく、海の家に遊びに来る感覚で来てほしい』と言っていました。

飲食以外にも、海の家でのヨガやアクセサリー作りのワークショップなどもやってるそうなので、海水浴以外でも楽しめるぞー!

ちなみに「シーサイドリビングで結婚式をやりたい人」も大募集中だそう!

海は出会いの場! 是非シーサイドリビングに遊びに行こう!!

 

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「遊びに来てね!」

以上、ちょく(直)でした。

※ちなみに、壁は塗り直すそうです。すみませんでした。

 

取材協力:シーサイドリビング

http://seasideliving-zushi.com/

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