転職市場、求人悪化に歯止め? 求人倍率4月を底値に横ばい
2009/11/1 10:00
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“年内転職”を目指し、転職希望者の動向は今後活発化が予想される
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企業側の求人倍率は、1月の1.02倍から4月の底値まで下降線。5月からはわずかに改善するも7月に再度0.68倍を刻んだ。しかし、8月は0.74倍へとわずかに上昇し、9月は0.73倍と大きな変動は見受けられない。さらに業種別の求人倍率を見ると【IT/通信/インターネット】は0.94倍、【金融】は0.78倍、【サービス】は0.69倍と軒並み0.1以下というなかで、【メディカル】は最高値3.05倍を記録した。
医薬品メーカー、医療機器、病院・調剤薬局などを含む【メディカル】の求人倍率は突出して高い状態が続き、前月8月は3.26倍と、昨年の調査開始以来、最も高い数値となった。さらに10月以降の下半期には、大型新薬の特許が一斉に切れる「2010年問題」を背景に、新たな採用計画にもとづいた求人が出てくるともいわれ、求人倍率は再び上昇するという見解。しかし、同社が行った就業に関する意識調査では精神面、体力面を理由に離職者が多いこともあり、企業側は“早期離職”の改善が今後の課題となっている。
一方、転職希望者の求職活動に関しては、例年は8月の夏季休暇後に9月から転職活動が活発になる傾向があったが、今年は9月に大型連休があったため、通常よりも1か月遅れで転職希望者の活動が活発化しつつあるといい、今後は“年内の転職”を目指す希望者で市場はさらに活性化していく見通しだ。上昇か、横ばいか、もしくは「二番底」となるのか? 注目が高まる。
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