3時間超えの長尺映画で見かける「途中休憩」の裏側とは…
2009/10/19 11:30
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3時間超えの長尺映画で見かける「途中休憩」の裏側とは… (C)2009「沈まぬ太陽」製作委員会
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24日から公開される「沈まぬ太陽」は、上映時間が3時間22分、10分間のインターミッション(途中休憩)有り、の作品である。
・「沈まぬ太陽」作品フォトギャラリー
最近の映画では「愛のむきだし」の上映時間が3時間57分で、途中10分間の休憩が入り、昔の作品で休憩があるものは「七人の侍」(上映時間:3時間27分)、「赤ひげ」(上映時間:3時間5分)などが挙げられる。
どれもこれも3時間を超える長尺の映画だが、上映時間3時間23分の「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」や上映時間3時間10分の「実録・連合赤軍あさま山荘への道程(みち)」にインターミッションは設けられておらず、上映時間2時間54分の「サウンド・オブ・ミュージック」には設けられていた。
今回取り上げるのは、この映画の途中休憩について。これらの例を見る限り、どうも上映時間は関係ないらしい。では、明確な決まりはあるのだろうか。映画業界の関係者に聞いた。
「インターミッションに関して、特に決まりはないと思いますよ。こうしなければいけないと、聞いたことがないですから。途中休憩を入れるのは配給側の配慮のようです」。
その配給側の配慮とは?
「若い人がメインターゲットの作品は大丈夫ですが、年配の方はトイレが近いため、年配の方がメインターゲットの映画には休憩を入れるということです。例えば、岩波ホールでかかる作品は、そこの客層がほぼ老人なので途中休憩が入ることが多い。そのタイミングは話の節目であったり、観客のテンションが切れそうなところであったり、ちょうど折り返し地点であったりと、作品の内容によります。逆に上映時間が長いからと、ストーリーの流れを断ち切ってまで休憩を入れたところでありがた迷惑な行為です。物語の熱が冷めますからね。そういうときは長かろうとも休憩は入れません。そのために、上映中にぱらぱらと席を立つ人がいて、他のお客さんの邪魔になることは考えられますが、大勢が一度にトイレへ行くことはないでしょうし……要はケースバイケースですね」。
休憩時間を入れると、上映時間にプラスαが加わり、1日にかけられる回数が少なくなるのでは?
別の宣伝マンが教えてくれた。
「そもそも作品の上映時間が長いことによる休憩なので、休憩をなくしても意味がないんですよ。というのも、例えば、休憩時間10分の3時間の作品を1日に5回かけたとして、休憩を抜いたところで50分が余るだけ。もう1回の上映はプラスできませんから」。
確かに、そのとおり。
休憩の入った作品すべてが年配向けとは限らないが、インターミッションの入る作品は長尺だということ。もしその作品が面白くなかったら……ある意味、見る側にも覚悟が必要なのだ。
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どれもこれも3時間を超える長尺の映画だが、上映時間3時間23分の「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」や上映時間3時間10分の「実録・連合赤軍あさま山荘への道程(みち)」にインターミッションは設けられておらず、上映時間2時間54分の「サウンド・オブ・ミュージック」には設けられていた。
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その配給側の配慮とは?
「若い人がメインターゲットの作品は大丈夫ですが、年配の方はトイレが近いため、年配の方がメインターゲットの映画には休憩を入れるということです。例えば、岩波ホールでかかる作品は、そこの客層がほぼ老人なので途中休憩が入ることが多い。そのタイミングは話の節目であったり、観客のテンションが切れそうなところであったり、ちょうど折り返し地点であったりと、作品の内容によります。逆に上映時間が長いからと、ストーリーの流れを断ち切ってまで休憩を入れたところでありがた迷惑な行為です。物語の熱が冷めますからね。そういうときは長かろうとも休憩は入れません。そのために、上映中にぱらぱらと席を立つ人がいて、他のお客さんの邪魔になることは考えられますが、大勢が一度にトイレへ行くことはないでしょうし……要はケースバイケースですね」。
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2009/10/19 11:30 更新