「09年ニセ札犯罪撲滅キャンペーン」で100億円相当を押収―中国
2009/10/14 9:01
写真を拡大
13日、中国公安部が国内全域で展開してきた「09年ニセ札犯罪撲滅キャンペーン」の結果、10月初旬までに摘発した案件数2198件、押収したニセ札は8億1000万元相当に上ったことが分かった。写真は09年6月、河南省で押収された偽造紙幣。 【その他の写真】
2009年10月13日、広州日報によると、中国公安部が国内全域で展開してきた「09年ニセ札犯罪撲滅キャンペーン」の結果、10月初旬までで摘発した案件2198件、ニセ札加工・製造所27か所、押収したニセ札8億1000万元(約109億3500万円)相当、逮捕した容疑者233人に上ったことが分かった。
「09年ニセ札犯罪撲滅キャンペーン」の公安部の責任者・李子勇(リー・ズーヨン)氏によると、ニセ札製造の集中している地区は、広東省を中心にして安徽省、河南省、湖南省などに広がり、製造されたニセ札は中部〜東部地区の省都や経済の発展した都市から主要幹線道路に沿って全国へ放射線状に拡散しているという。
【その他の写真】
広東省公安庁経偵局の銭波(チエン・ボー)副局長は「広東省を中心として中国本土で製造されるニセ札は、一般の印刷機を使って印刷されており、台湾製と異なり精度はかなり落ちる。そのため、凹凸感を出すなどの2次加工が必要となるが、こうした2次加工は農村の一般家庭で1枚1枚手作業で加工されている」と実情を紹介する。また、農村の住民はニセ札製造が犯罪であることを認識していないケースも多く、かつて「ニセ札の村」と呼ばれた汕尾市華美村では、小学校から帰宅した子供に手伝わせていた家庭もあったという。
ニセ札犯罪が減らない原因として、銭副局長は「ニセ札製造以外の使用、運搬、販売などに対する罪が軽いため」とし、「ニセ札製造以外は最高でも死刑にはならない。例えばニセ札の所持や使用、販売の場合、4000元(約5万4000円)以下の小額ならば最高でも10数日間の拘留と罰金で済むため、一部の犯罪者はこれを悪用している」と指摘している。(翻訳・編集/HA)
【関連記事】
・<偽造紙幣>当局押収の人民元ニセ札、総額25億円超―中国
・<偽造紙幣>撲滅キャンペーン開始、アジト通報者に奨金400万円―中国
・<続報><偽造紙幣>台湾でも発見、空港内の銀行で没収―台湾
・<続報><偽造紙幣>香港・東南アジアにも流通、人民元の世界的信用失墜の恐れ―中国
・<偽造紙幣>ニセ札村の内情に変化、製造から販売まで家内工業で一手に=摘発に困難も―広東省
「09年ニセ札犯罪撲滅キャンペーン」の公安部の責任者・李子勇(リー・ズーヨン)氏によると、ニセ札製造の集中している地区は、広東省を中心にして安徽省、河南省、湖南省などに広がり、製造されたニセ札は中部〜東部地区の省都や経済の発展した都市から主要幹線道路に沿って全国へ放射線状に拡散しているという。
【その他の写真】
広東省公安庁経偵局の銭波(チエン・ボー)副局長は「広東省を中心として中国本土で製造されるニセ札は、一般の印刷機を使って印刷されており、台湾製と異なり精度はかなり落ちる。そのため、凹凸感を出すなどの2次加工が必要となるが、こうした2次加工は農村の一般家庭で1枚1枚手作業で加工されている」と実情を紹介する。また、農村の住民はニセ札製造が犯罪であることを認識していないケースも多く、かつて「ニセ札の村」と呼ばれた汕尾市華美村では、小学校から帰宅した子供に手伝わせていた家庭もあったという。
ニセ札犯罪が減らない原因として、銭副局長は「ニセ札製造以外の使用、運搬、販売などに対する罪が軽いため」とし、「ニセ札製造以外は最高でも死刑にはならない。例えばニセ札の所持や使用、販売の場合、4000元(約5万4000円)以下の小額ならば最高でも10数日間の拘留と罰金で済むため、一部の犯罪者はこれを悪用している」と指摘している。(翻訳・編集/HA)
【関連記事】
・<偽造紙幣>当局押収の人民元ニセ札、総額25億円超―中国
・<偽造紙幣>撲滅キャンペーン開始、アジト通報者に奨金400万円―中国
・<続報><偽造紙幣>台湾でも発見、空港内の銀行で没収―台湾
・<続報><偽造紙幣>香港・東南アジアにも流通、人民元の世界的信用失墜の恐れ―中国
・<偽造紙幣>ニセ札村の内情に変化、製造から販売まで家内工業で一手に=摘発に困難も―広東省
2009/10/14 9:01 更新