武田真治、主演映画『今日からヒットマン』は「世のサラリーマンに対するアンセム」
2009/10/3 10:00
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新たなサラリーマン・ヒーローを演じた武田真治(C)ORICON DD inc.
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公開中の映画『今日からヒットマン』(横井健司監督)で武田が演じるのは、ひょんなことから伝説のヒットマン“二丁”の名を継ぐことになったサラリーマン、稲葉十吉。スーツ姿のサラリーマンとサングラスに革ジャンの殺し屋“ヒットマン”、2つの顔を持つ男を演じる。その役作りについて武田に聞くと、「ちょっと待って、2つの顔を演じ分けたつもりはまったくない」という答えが返ってきた。
【武田】 僕が演じたのは、サングラスかけて革ジャン着ていても、中身は常にサラリーマン。一人の男の二面性を演じ分けたつもりはまったくなくて、サラリーマンがTPOに合わせて装いを変えただけなんです。場違いなサラリーマンが目を泳がせながら、銃を発砲したり、その場しのぎの口八丁でピンチから逃れようとしたりする。この物語は、サラリーマンとして培ってきたことが、闇の世界でも通用しちゃうところが面白い。
――確かに、銃を持って発砲したりもするけど、絶体絶命の大ピンチで十吉を助けるのは、営業マンとして培った気転と話術。
【武田】 愛する妻を、家庭を守りたい。ただそれだけのサラリーマンなんだけど、それに勝るかっこいいものはないのではないか。サラリーマンとして生きている人が、いかにどんな状況に陥っても立ち向かえるかを描いた、サラリーマンに対するアンセム(賛歌)なんです!
――加えて、サックスプレーヤーとしてテーマ曲「THE HITMAN」を作曲&編曲、演奏も担当する。主演俳優が音楽まで手がけるのも珍しい。
【武田】 江口洋介さん主演の『ギミーヘブン』(2005年)で初めて映画のサントラをDragon Ashの降谷建志くんと手がけたり、自分が主演した『LOVE DEATH』(2007年)でも作曲者の一人として音楽にも携わったり、他にもいくつか経験を積んで、映画音楽にかかる時間やエネルギーもわかってきたし、さらにメインテーマ作りとなると、作品そのものにどれほどの影響を与えるかというのも見えてきたところで、あえて今回はやらせていただきました。この映画を誰のために作るのか、誰に面白いと言ってもらえる作品にするのか、僕自身でも深く掘り下げて取り組んだ自負もあり、<サラリーマンはかっこいい>という映画にふさわしいかっこいいテーマ曲を一生懸命作りました。
――原作はむとうひろしの同名アクション漫画。コミック(1〜13巻)の累計発行部数が150万部を突破し、現在も『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)で連載中。今回、映画化されたのは物語が緒についたばかりのところで、続編、シリーズ化も期待される。
【武田】 “ヒットマン”と言っちゃっているのに、ノーヒットマンで終わったらどうしよう(笑)。でも、この映画は世のサラリーマンの方々に楽しんでいただけると思うんですよね。サラリーマンだって、いざとなれば裏社会でも通用しちゃう、若い女の子にもモテちゃう、そういう夢が詰まった作品。僕は昔、学園ドラマで高校生活を謳歌しようみたいな作品に出演していましたけど、あれから十数年経って、再度同世代にアピールできる作品に出会えたと思っていて、すごくうれしいんですよ。
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