売れっ子ロン・ハワード監督、初のコミック作品映画化に興味津々
2009/9/30 12:41
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売れっ子ロン・ハワード監督、初のコミック作品映画化に興味津々
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H・P・Lovecraft(ラヴクラフト)、すなわちハワード・フィリップス・ラヴクラフトは、1920年代から30年代にかけて“コズミック・ホラー(宇宙的恐怖)”と呼ばれるSF的なホラー小説を書いて有名になったアメリカの作家。
「The Strange Adventures of H.P. Lovecraft」の主人公は、若き日のラヴクラフト。ハワードによると、「ラヴクラフトの伝記的要素を持つが、ラヴクラフトの作風が反映されている作品」とのこと。作家が自分の作品世界の中に迷い込むという設定では「KAFKA 迷宮の悪夢」(1991)や「RAMPO」(1994)に近い感じなのかもしれない。
ハワードは、2006年には「ダ・ヴィンチ・コード」、2009年には「天使と悪魔」というベストセラー小説の映画化を手がけ、その間には作品賞をはじめ 5部門でアカデミー賞にノミネートされた「フロスト×ニクソン」(2008)を監督するという忙しさだったゆえ、その間に持ち込まれたプロジェクトのうち脚本まで出来ている作品は皆無で、どれも企画途中の段階のものばかりなのだとか。したがって、その中の1本である“ラヴクラフト・プロジェクト”が、実際にハワード自身が監督する作品にならない可能性もある。
しかし、「スプラッシュ」や「コクーン」といったファンタジー・ジャンルの作品を監督した経験はあるものの、コミックを映画化したことは無いハワードは、ラヴクラフト・プロジェクトに大いに関心を寄せているようで、次のように語っている。
「グラフィック・ノベルの映画化というのは僕にとって新しいテリトリーのものだし、一筋縄ではいかないプロジェクトになるだろう。でも、キチンと作ることができたら、本当に独創的で、心理的に興味深く、かつ怖い作品にすることができると思う。この作品に対するアプローチや可能性を考えると、すごくやる気が出てくるんだ。映画の企画というのは綱渡り的なところがあるから、この先、何があるか判ったものじゃないけれど、この作品は自分で監督できればいいなと思っている」。 (文・荻原順子)
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