【映画ウラ事情】子供向け映画のタイトルは、なぜやたらと長いの?
2009/8/31 16:49
写真を拡大
【映画ウラ事情】子供向け映画のタイトルは、なぜやたらと長いの? (C)2009「のんちゃんのり弁」製作委員会
【バックナンバー】
・ プロデュース作が続々! 2009年は“リュック・ベッソン”イヤー!?
・ アメリカの海外ドラマ、日本でDVD化される基準は?
・ 今年、やたらと“食”が題材の映画が多いのはなぜ?
2009年夏、今年も「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール アルセウス超克(ちょうこく)の時空へ」「劇場版NARUTO-ナルト-疾風伝 火の意思を継ぐ者」「劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」「劇場版ヤッターマン 新ヤッターメカ大集合! オモチャの国で大決戦だコロン!」など、数多くの子供向け映画が公開された。さて、これらのタイトルを見て、気付くことはないだろうか。
・1位になった「映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史」はヒット要素が満載!?
同時期に公開された作品は「南極料理人」「宇宙(そら)へ」「G.Iジョー」「コネクテッド」等々。そう!一般作品に比べ、子供向け映画のタイトルは長いのである。
なぜここまで長いのか。映画関係者が教えてくれた。
「子供向け映画というのは、人気テレビアニメが映画化されるパターンが大半のため、ほぼヒットすることは確実。よって、春休み、ゴールデンウィーク、夏休みなど、学校が休みのときにタイトルを固定させやすく、レギュラー化することが多いんです。春は『ドラえもん」『名探偵コナン』『クレヨンしんちゃん』、夏は『ポケットモンスター』『NARUTO-ナルト』といった具合で。ただ、いくら固定されているといっても、大本のタイトルを省くわけにはいきません。例えば『おもちゃの国は秘密がいっぱい!?』は、10月31日公開の『映画フレッシュプリキュア』のサブタイトル(以下サブタイ)ですが、サブタイだけでは何の作品か分からないし、逆に『映画フレッシュプリキュア』だけでは、これまでの作品と混同する人もいるかと思います。それゆえ、公開済みの作品とは違うタイトルだと明確にさせるため、サブタイが必須となり、必然的に作品タイトルが長くなってしまうんです」
だから、「サマーウォーズ」や「ホッタラケの島 遥と魔法の鏡」など、子供向け映画とは一概に言えない作品ではあるものの、アニメ映画だがレギュラー作品ではないため、タイトルがさほど長くないのか!
では、ハリウッドの場合はどうなのだろう。「トイ・ストーリー」や「シュレック」等、シリーズ作品にもかかわらず、タイトルの最後に“2”“3”と数字が明記されるものの、サブタイは見当たらない。
「日本のように毎年続編が公開されるわけでもなく、久しぶりのタイトルなのにサブタイのみで勝負してしまったら、何作目なのかとこんがらがってしまうでしょう。そのままの知名度を生かせばいいだけのこと。また、特にハリウッドメジャーの作品はタイトルにうるさく、日本でタイトルを変更する場合は本国に了解が必要で、とにかく手間がかかります。だったら、分かりやすい本国タイトルのまま行けばいい」
まとめると、サブタイの長さがタイトルの長さに繋がっているわけだが、要は、そこまで続けられる子供向け映画は凄いということに他ならない。本音を言えば、もうちょっと短いほうが、タイトルを書く際にラクだったりするのだが……。
・最新トレンドガイド 一覧
■【映画ウラ事情】バックナンバー
・今年、やたらと“食”が題材の映画が多いのはなぜ?
・プロデュース作が続々! 2009年は“リュック・ベッソン”イヤー!?
・アメリカの海外ドラマ、日本でDVD化される基準は?
・【映画ウラ事情】バックナンバー つづきをみる
・1位になった「映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史」はヒット要素が満載!?
同時期に公開された作品は「南極料理人」「宇宙(そら)へ」「G.Iジョー」「コネクテッド」等々。そう!一般作品に比べ、子供向け映画のタイトルは長いのである。
なぜここまで長いのか。映画関係者が教えてくれた。
「子供向け映画というのは、人気テレビアニメが映画化されるパターンが大半のため、ほぼヒットすることは確実。よって、春休み、ゴールデンウィーク、夏休みなど、学校が休みのときにタイトルを固定させやすく、レギュラー化することが多いんです。春は『ドラえもん」『名探偵コナン』『クレヨンしんちゃん』、夏は『ポケットモンスター』『NARUTO-ナルト』といった具合で。ただ、いくら固定されているといっても、大本のタイトルを省くわけにはいきません。例えば『おもちゃの国は秘密がいっぱい!?』は、10月31日公開の『映画フレッシュプリキュア』のサブタイトル(以下サブタイ)ですが、サブタイだけでは何の作品か分からないし、逆に『映画フレッシュプリキュア』だけでは、これまでの作品と混同する人もいるかと思います。それゆえ、公開済みの作品とは違うタイトルだと明確にさせるため、サブタイが必須となり、必然的に作品タイトルが長くなってしまうんです」
だから、「サマーウォーズ」や「ホッタラケの島 遥と魔法の鏡」など、子供向け映画とは一概に言えない作品ではあるものの、アニメ映画だがレギュラー作品ではないため、タイトルがさほど長くないのか!
では、ハリウッドの場合はどうなのだろう。「トイ・ストーリー」や「シュレック」等、シリーズ作品にもかかわらず、タイトルの最後に“2”“3”と数字が明記されるものの、サブタイは見当たらない。
「日本のように毎年続編が公開されるわけでもなく、久しぶりのタイトルなのにサブタイのみで勝負してしまったら、何作目なのかとこんがらがってしまうでしょう。そのままの知名度を生かせばいいだけのこと。また、特にハリウッドメジャーの作品はタイトルにうるさく、日本でタイトルを変更する場合は本国に了解が必要で、とにかく手間がかかります。だったら、分かりやすい本国タイトルのまま行けばいい」
まとめると、サブタイの長さがタイトルの長さに繋がっているわけだが、要は、そこまで続けられる子供向け映画は凄いということに他ならない。本音を言えば、もうちょっと短いほうが、タイトルを書く際にラクだったりするのだが……。
・最新トレンドガイド 一覧
■【映画ウラ事情】バックナンバー
・今年、やたらと“食”が題材の映画が多いのはなぜ?
・プロデュース作が続々! 2009年は“リュック・ベッソン”イヤー!?
・アメリカの海外ドラマ、日本でDVD化される基準は?
・【映画ウラ事情】バックナンバー つづきをみる
2009/8/31 16:49 更新