既婚隠し女性と披露宴 “不倫警察官”の処分なぜ甘いのか?

2017/2/17 09:26 日刊ゲンダイ

真面目な警察官が割を食う(写真はイメージ)(C)日刊ゲンダイ 真面目な警察官が割を食う(写真はイメージ)(C)日刊ゲンダイ

 開いた口がふさがらない。福岡県警小倉北署交通課所属の既婚の40代男性巡査部長が、未婚の女性と結婚披露宴を開こうとしたとして、9日付で減給の懲戒処分を受けていた問題。今は勤務に復帰しているというから、「警察は身内に甘い」のそしりは免れまい。

 関係者などによると、巡査部長は既婚であることを隠し、数年前からずるずると“不倫関係”を続けていたという。

「のっぴきならなくなっていたのでしょう。昨年11月に北九州市若松区の式場で結婚披露宴を開くことに。双方の親族、友人が数十人ずつ集まる予定でしたが、当日現れたのは巡査部長1人だけ。開宴直前に“新婦側”から『どういうことだ』と詰め寄られ、観念した巡査部長は『実は結婚している』と白状したそうです」(県警事情通)

 当然、披露宴は中止で式場はパニックに。

「針のむしろの巡査部長は自分の親族に電話をかけ、『監禁されている』などと助けを求めた。親族は犯罪に巻き込まれていると勘違い。警察に通報し、問題が発覚したというお粗末ぶりです」(前出の県警事情通)

 こんな“反則警官”に交通違反で反則キップを切られたくない。

「巡査部長は、披露宴を開こうとしただけ。婚姻届は出していないから、重婚や詐欺などの罪には当たらない。単なる不倫事案だから、処分の詳細をいちいち発表する必要はない、というのが県警の言い分です」(地元マスコミ関係者)

 警察官の懲戒処分は地方公務員法に基づいて決定され、重い順に、免職→停職→減給→戒告だ。巡査部長は軽い方から2番目というわけ。

■懲戒理由は「異性関係」が最多

 警察庁によると、昨年に懲戒処分を受けた警察官、職員は266人。免職39人、停職60人、減給118人、戒告49人で、理由別では「異性関係」の94人が最多だ。そういえば、先日、警察庁キャリアの40代男性警視長の不倫醜聞が発覚したばかり。元兵庫県警刑事の飛松五男氏がこう言う。

「警察幹部の不倫が多いから、上から下まで異性関係の処分が甘くなりがちなんです。刑法に触れるような事案でない限り、免職や停職はまずありませんが、巡査部長のケースは明らかに女性をだまし、(祝儀などお金が絡む)披露宴も開こうとした。“結婚詐欺”でしょう。もっと厳しく処分しなければ、多くの真面目な警察官まで世間から白い目で見られてしまう」

 まったくだ。

 一昨年、交際相手を殺害し、懲役18年が確定した大阪府警の20代元巡査長も、複数の女性と不倫関係にあった。甘い処分が“罪”を生む。

このネタ読んでどう思う?

投稿ありがとうございます。
よかったらログインしてコメントも書きませんか?閉じる

このネタへのコメント198

コメントを投稿するにはログインが必要です。

ログインしてコメントを書く

カテゴリ別アクセスランキング

トップ