今どきの子ども英語事情 〜 サッカーを楽しみながら英語も身に付ける

2016/10/9 19:01 ネタりかコンテンツ部

先日、ネットで検索しているとき、「英語で料理」「英語で体操」「英語でサッカー」といった子ども向けの習い事があることを知りました。最近グローバルな波が来ているので、小さな頃から英語を習わせたい親御さんが多いのでしょうか。

今回、取材をお願いしたのは「グローバルアスリート英語サッカースクール」。サッカー日本代表の川島永嗣選手が、アンバサダーを務めるスクールで、サッカーを楽しみながら英語を学ぶことができます。

この記事の前編では、代表の田中隆祐さんにスクールについてお話を聞きます。後編では川島選手にさまざまな思いを伺います。

 

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(「グローバルアスリートプロジェクト」代表 田中隆祐さん)

 

サッカーの練習を通じて、日常英会話を学ぶ

ー こちらはどんなスクールなのですか?

サッカーの練習を通じて、“日常的な英会話を学ぶこと”を目的としたスクールです。サッカーのプロにはなれなくても、英語を好きになって、グローバルで活躍できる人材に育ってほしいと考えています。

ー 私、外国人と話すのが苦手なんです。

日本人の多くは、外国人恐怖症ですからね(笑)。でも、小さい頃から外国人とコミュニケーションを取っていると、その壁はなくなると思います。 当スクールでは、先生がコート上で英語しか話さないので、必然的に英語に触れるようになります。この年齢から、継続的に英語に接することで、「わからない」「苦手」という壁を取り除けると思うのです。

 

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(「サッカーも英語も楽しい」「英語しゃべれるようになったよ」と教えてくれました)

ー どうして、こういうスクールを作ったのですか?

一番の理由は、僕自身が英語を話せなくて、すごく悔しい思いをしてきたことですね。日本で出せるパフォーマンスが海外では10しか出せないんですよ。持っている力の10分の1しか力を発揮できないから、当然活躍の場も狭まってしまう。

僕は、このスクールとは別に、世界に挑戦するアスリートを語学面からサポートする「グローバルアスリートプロジェクト」を運営しているのですが、海外に出たことのあるアスリートたちもみんな同じような課題を抱えています。将来の英語の重要性に気づかなかったから勉強して来なかったんですね。「どうして、もっと早くから英語の勉強して来なかったんだろう」と言っていますね。

 

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(最初は恥ずかしかったけど、今は”see you.””Thank you”など、簡単な挨拶ができるようになりました)

ー でも、話せるようになるまで英語の勉強を続けるのは大変なことですよね?

だから、“サッカーでありスポーツ”なんです。僕は子どもの頃、勉強は嫌いでしたが、野球ならご飯を食べるのも忘れるくらい夢中になれました。子どもはみな、好きなことにはのめり込むんですよ。

ならば、子どもの好きな「スポーツ」と「英語」を混ぜてしまえば話せるようになるんじゃないかって思ったんです。子どもは楽しければ集中するし、吸収する力を持っています。さらに体を動かしながら学ぶと脳への定着率も高いと聞きます。

 

外国語を習得するために努力した川島永嗣選手をロールモデルに

コートの子どもたちの様子をのぞいてみると、てんでんバラバラ、あちこちを好き勝手に走り回っています。

ー 先生たち、大変そうですね(笑)。どんな方たちなんですか?

このスクールのコーチは、サッカーやスポーツを通じて子どもの英語教育ができることを条件に採用しています。どんなにサッカーがうまくても、どんなに英語が話せても、子どもの扱いが下手な人はお断りしています。

 

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(「先生は、子どもが嫌がらないように指導してくれるんです」と保護者)

ー どんな国の方がいるのですか?

日本、アメリカ、カナダ、オーストラリア、フィリピン、イギリス、ポーランド、ノルウェー、デンマークなどさまざまですね。

ー このスクールは、川島永嗣さんがアンバサダーを務めてらっしゃいます。

はい。僕は、川島が今ほど世間で有名になる前からマネジメントをしています。ゴールキーパーである彼は、聞き取るだけでなく、外国語を使って自らが指示出さなくてはなりません。ものすごく努力をして、外国語を習得していく彼を見ていて、話せるのと話せないのでは活躍できる世界がこんなにも違うのかと痛感しました。

彼は外国語が話せるようになったから、世界が大きく広がった。一方で、それができない僕は非常に苦労しましたし、今もそれは続いています。だからこそ、これからの子どもたちは英語に限らず、外国語が話せるべきだと、スクールを開設したのです。1年に1度、ヨーロッパのサッカーがシーズンオフで川島が日本に戻ったときは、スクールの子どもたちとの交流イベントも実施しています。

 

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(日本代表の川島選手とサッカーできる貴重な体験。ちょっと緊張気味です。)

ー 保護者のかたは、川島選手と同世代ですものね。

ときどき「プロサッカー選手にしたい」という方もいらっしゃいますが、うちは、プロサッカー選手を輩出することを目的とするサッカースクールではありません。

サッカーがうまくてもプロになれるのは本当に一握りです。それより英語が話せた方が、可能性が広がると思います。英語が話せれば、サッカー選手になったとしてもより世界が広がりますし、他の職業に就いても選択肢は世界中に広がります。そういう考えを保護者の方には伝えるようにしています。

ー ありがとうございました。

 

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(子どもたちが興味を抱くように先生はさまざまな工夫をしています)

 

「勉強は嫌いだったけれど、スポーツなら時間を忘れて打ち込めた」「英語がしゃべれないことで悔しい思いをした」という田中さんのお話、いかがだったでしょうか。 これからの時代を生き抜くために、英会話は必要なスキルです。今からお子さんに「何か習い事を……」と、考えている方はこういうスクールがあることを知っていただけると嬉しいです。

 

後編は、いよいよサッカー日本代表・川島選手が登場。

 

(取材・文 たなかみえ)

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