これは、遊びではない。カードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」のプロプレイヤーの発想が常軌を逸していた

2016/6/13 21:05 ネタりかコンテンツ部

熊谷(@kumagaimanato) と申します、こんにちは。二足歩行の霊長類です。

 

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唐突で申し訳ないんですが、皆さんカードゲームはお好きですか? 僕は恐らく皆さんよりもカードゲームが好きです。

トランプもUNOも遊戯王もポケモンカードも好きなんですが、一番好きなカードゲームは、「 マジック:ザ・ギャザリング(以下:マジック)」です。

 

(C) 2016 Wizards of the Coast LLC

(C) 2016 Wizards of the Coast LLC

「マジック:ザ・ギャザリング」とは
1993年に発売された世界初のトレーディングカードゲーム。全世界に2000万人のファンとプレイヤーが存在し、“世界で最も遊ばれているトレーディングカードゲーム”として、ギネス記録に認定されている。「ポケットモンスター」「遊☆戯☆王」はこのゲームの影響を強く受けている。

対戦は、お互い20点のライフを保有した状態からスタートし、相手のライフを先に0点にすることを目指す。
“クリーチャー”と呼ばれるライフを削るモンスター達を、“ソーサリー”や“インスタント”と言った魔法カードでサポートする戦いが基本となる。

 

僕がマジックに出会ったのは約15年前の夏、茹だる炎天下。友人のすすめで何気なくカードを手にし、独特のイラストや世界観、そして戦闘の奥深さに魅了されました。

出会って3分で興味を持ち、8分で虜になり、15分で中毒者になりました。

それからというもの、母親には「いつまで子供みたいなことしてるんだ」とカードを捨てられ、元カノには「何が楽しいのかわからない」とカードを捨てられ、数学の山崎先生には無言でデッキごと没収されます

これら数多の困難に直面し、そして年齢的にも大人になっていくにつれ、僕のマジックに対する情熱は減退していったのでしょうか?

 

いいえ、残念ながら、その熱はむしろ年々上昇してしまっているのです。

 

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アラサーとなり、一社会人として日々仕事に精進する立場になっても消えることのない、マジックへの情熱。

やがていつの日からか、世界に、思いを馳せるようになりました。「マジック:ザ・ギャザリング」を極めた、ワールドクラスのトッププレイヤーに会いたい。このジャンルを極めた男の姿を、見てみたい。

そして、遊びの先にある世界を、その世界を僕にも見せて欲しい……。

 

というわけで本日は、世界でも屈指の実力を持つ、マジックのプレイヤー、齋藤友晴氏にインタビューをさせていただくことになりました。

伝わりますか? 僕のこの興奮が、高揚感が、胸の高鳴りがッッ!!!!!!

 

プロプレイヤー、現る

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【人物紹介】齋藤 友晴(さいとう ともはる)

数々の世界大会で偉大な成績を残している「マジック:ザ・ギャザリング」のトッププロプレイヤー。2007年度には、世界中のプロの中で最も高い戦績を残したプレイヤーに与えられる“プレイヤー・オブ・ザ・イヤー”に輝く。マジック専門のカードショップ・晴れる屋のCEOでもある。
晴れる屋ホームページ:http://www.hareruyamtg.com/jp/default.aspx

 

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本日はお忙しいところすみません。世界屈指のマジックプレイヤーを前にして、今、緊張で震え上がっています。足はガクガクですし、顔は引きつってますし、ワキ汗は猛威を奮ってますし、無論、失禁もしております。

 

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なるほど。足が震えるのと顔が引きつるのはいいのですが、カードは水分に弱いので、汗と失禁だけはやめてくださいね。(笑)

 

もはやカード遊びとかそういう次元ではない

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僕みたいに友達と遊ぶだけのマジックプレイヤーには想像もつかないんですが、マジックの“プロ”プレイヤーって普段一体どんな生活をしてるんですか?

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僕は現在カードショップを経営しているので、全ての時間を練習に使えるわけではないのですが、一昔前に純粋なプレイヤーとして世界中を飛び回っていた頃は毎日12時間くらいマジックをしていましたね。休みは月に3日くらいというイメージでした。

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じゅ、12時間!? お、お金どうするんですか!? 毎日練習してたら仕事もできないでしょうし、世界中の大会に出ようにも、航空券とか買えないんじゃ……。

icon-saitou
マジックを真剣に競技としてやっている人の数は、恐らく世界で数十万人だと思われます。その中でトップの数百人のプレイヤーは、獲得したプロポイントによって、さまざまな形で支援されるんです。

icon-saitou
さまざまな形の、支援……?

 

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大会によっては航空券やホテル代が支給されるなど、高ランクのプレイヤーへのサポートは手厚いです。この制度によって基本的な移動費などには困らず、そのうえで賞金を獲得して暮らせていたというイメージですね。

icon-saitou
航空券とホテルはタダ……!? 怖いです、怖過ぎです。そんなプロの大会の賞金ってどれくらいなんですか?

icon-saitou
一部のプロのみが出場できる招待制の世界選手権は優勝賞金が$70,000(≒700万円)。プロツアーと呼ばれる大会で$40,000(≒400万円)。誰でも参加できる大会がだいたい$10,000(≒100万円)といった規模感で設定されています。そういう大会が、色々な場所で年に何十回と行われています。

icon-saitou
な、700万円……。僕、数学が得意だったのでわかるんですが、700万円ってカードゲームの大会の賞金としては大きめの数字ですよね、ええ……。

icon-saitou
タダで全世界を旅しながら、賞金を稼いで生活する男達……イカツい……イカツ過ぎる……。

 

マジックという競技で、頂点に登り詰めるためには……?

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普段カードゲームで遊ばない人にとっては、トレーディングカードっていうと「お金出して強いカードを買った人が強い!」みたいな印象がありますよね。

icon-saitou
マジックに関していえば、勝敗の要因としてお金の要素は全く無いですね。カード自体は、超高くても数千円というレベルなので。

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あと、そもそも準備にお金をかけること自体ができない大会もあります。手ぶらで会場に行き、その場で配布されたカードから即興でデッキを作って戦うというルールです。

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運の要素っていうのは、どうなんでしょうか? 「いや〜、結局あんなの運でしょ、運!」と思っている人も多い気がします。とくに、普段ババ抜きで慣らしてるガチトランプ勢を中心に。

icon-saitou
運の要素は常に影響します。そのあたりが将棋や囲碁と違う部分です。トッププロでも、カジュアルなプレイヤーに負ける可能性が常に10%くらいはあるんです。麻雀と似たようなイメージですかね。

 

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じゃあ運だけで世界大会を優勝しちゃいましたって人もいるんですかね? 運よく400万円ゲットおおお〜っ!! みたいな。

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大会では、運の要素を極力排除するために1日で15回戦とかやるんです。しかもそれを何日にも渡ってやるので、運だけで勝ち抜くのは実質、不可能なんです。

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なるほど……。さすがに甘くないですね……。

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あと、マジックでトップレベルに勝つ人というのは、他のゲームでもトップレベルの実力を持ってる人が多いですね。チェスだとかポーカーだとか。

icon-saitou
へええ〜、やっぱこういうのって、突き詰めると単純に頭良い人が強いんですか?

icon-saitou
それは凄く難しい質問で、正直分かりませんね。ただ、これは僕の肌感覚なんですがマジックをやっていると頭が良くなるということはあると思います。

 

あ、頭が良くなる……!?

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頭が良くなるんですか……!? マジックで……?

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はい。マジックって「絶対的に強いカード」や「絶対的に弱いカード」がほとんど存在しないんですよ。

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……?

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ある2枚のカードを比べて「どんなシチュエーションにおいても絶対こっちの方が強い!」みたいな組み合わせが、あまり無いんです。

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例えば、以下のような2枚のカードがあります。

 

(C) 2016 Wizards of the Coast LLC

(C) 2016 Wizards of the Coast LLC

 

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左のクリーチャーは、召喚するために“マナ”(=必要なエネルギーのようなもの。ドラクエでいうMP。)があまり必要ないですが、攻撃力は低いです。一方、右のクリーチャーはマナが多く必要なんですが、攻撃力が高いです。

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まさに一長一短ですね。一長一短の真髄です。

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じゃあ、どっちをデッキに入れるべきでしょうか?

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う〜ん、どっちが良いかと漠然と聞かれると、めっちゃ難しいですね。僕はゴリラという生き物自体が好きなんで右を入れたいですけど……。

 

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絶対的な強弱が無い中で、プロのプレイヤーがどういう風にカードの強さを捉えるかというと、コストに対してどれくらいのリターンがあるかという視点なんですね。

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コストに対するリターン……。何だか、意識高いビジネスマンみたいですね。

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はい。この2枚のどちらをデッキに入れるべきか考える際には、さまざまな観点からリターン/コストを考えるんです。

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上記の“マナ”というのは実は視点の1つに過ぎなくて、消費されるターンだとか、与えられる可能性のあるダメージ数、自分の他のカードとの相性、相手のデッキとの相性、いつそれを引けるのか、などのいろいろな視点から、どちらが総合的なリターン/コストが優れているのかを想像します。

 

(C) 2016 Wizards of the Coast LLC

(C) 2016 Wizards of the Coast LLC

 

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なるほど……。そう考えると「デッキに入れるカードの選択をする」って、ものすごく骨の折れる作業ですね……。

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カードの選択だけではありません。先手と後手どちらにするか、どの順番でカードを使うのか、どれを戦わせてどれで守るのか。
マジックは、無限とも思えるほど多くの「判断」から成り立っているのですが、その判断全てに対してリターン/コストを考えるんです。より良い選択をし続けるために。

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何だか、恐ろしくなってきました。無数に広がるいくつもの分かれ道を、懸命に進んでく感じですね……。

 

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そうです。そして、このゲームを徹底的に考えながら何百、何千、何万とプレイを繰り返していると、自然に日常の行動に対しても徹底的にリターン/コストを考える癖がつくようになるんです。

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日常で……ですか?

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朝何時に起きるか、どの電車に乗るか、だれと付き合うのか、どんな仕事をするか。全ての選択に対して、さまざまなリターン/コストが伴いますよね。リターンっていうのは、お金だったり、安全だったり、感動だったり、人や場合によっていろいろですが。

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たしかに、そう言われると些細なことでも毎日無意識に選択を迫られ、無意識のうちに判断を下してますね。「ウンコしたけどケツ拭こうかな、どうしようかな……う〜んと、よし、ケツ拭こ!!」みたいな。

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それも立派な判断ですね。

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「ウンコをしたままケツを拭かない」という判断をすれば、お尻の穴が痛いというコストと引き換えに、ネタにして笑いが取れるというリターンがありますね……。あ、あと本来消費されるはずだった30秒間(拭き時間)が手に入る。

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いや、そう考えたら一日に軽く300判断くらいはしてそうだな……。

 

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もちろん多くの判断をおこなう中で、常に100%正しい選択なんていうのはできませんから、正解/不正解を幾度となく繰り返すことになります。

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そうですよね……。ウンコ拭かずに痔になってからやっと、「やっぱあのとき、ウンコ拭けば良かった……!」とか。

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でも、粘り強く、毎回熱心にリターンとコストを考えることで、「次の選択で、より良い判断をする」という精度は確実に上がっていくじゃないですか。

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例えば一回真剣に悩んで判断したことであれば、次にトイレでウンコ拭くかどうか迷ったとき、“痔のリスク”というコストを織り込めますよね。

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人生もマジックも、そういう無数の判断の連続だと捉えれば、同じように考えることができると思うんです。僕の場合、たとえば会社の経営だとか、そういうことについてもマジックの考え方が非常に役に立っていますね。

 

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なるほど……! いやもう、全国のお母さん方に伝えたいです。お子さんがマジックばかりやってろくに勉強しないのであれば、それは素晴らしいことです、と。お子さんは、学校で学ぶよりも効率的に「コストに対するリターン」の概念を学んでいるんですよと。

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お母さん、マジックをどんどん推奨してください。時間的余裕のあるお母さんは、速やかにデッキを組んでください。気が短いお母さんには、赤単ゴブリン速攻デッキがおすすめです。

 

プロ VS 凡夫……負けられない戦いが……始まる

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せっかくなので、世界のトッププレイヤーである齋藤さんと「シールド戦」と呼ばれる形式で対戦させていただくことに。

未開封のパックをその場で開き、それぞれ即興でデッキを作って戦うという形式です。つまり、お互いランダムに配られた90枚のカードの中から40枚以上を選んでデッキを組んで戦うことになるので、どのカードを選択するかで大きな差が出ることになります。

デッキを作ってから戦い終わるまで、だいたい1.5時間ぐらいかかります。

 

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齋藤さん、申し訳ないですが僕もこのゲーム10年以上やってるんで、やすやすと負けるつもりは無いです……。

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ふむ……このカードプール…… “10点” カードが複数枚あるな……。SOIの高速狼男ビートダウンが最強というリミテッド環境を考えるとテンポで後れを取ってしまいそうだが、ストロングなカード中心のディフェンシブなコントロールデッキでアドバンテージを稼ぎ、盤面を圧倒するゲームプランでいくか……。

 

 ⇒和訳:強いカードがいくつか出たので、ゲーム終盤にそれらを出すデッキを組みます。

 ⇒意訳:熊谷さん、あなたをブッ殺します。

 

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ついに世界のトッププレイヤーを超える日が……! よ、よろしくお願いします!!

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シャッフルしていて厚みを感じたんですが、もしかして、デッキ41枚ですか? 40枚以上なんでルール的にはアリですが、普通は40枚にするので珍しいですね。しかしこれは、特定のカードが出る確立を最大化することを諦め、人間の不完全性を考慮したうえで下す、ある意味で合理的な判断……。楽しくなってきましたよ、熊谷さん。

 

 ⇒和訳:40枚と41枚の違いは、シャッフルすれば厚みで分かる。それだけマジックをやり込んできた。

 ⇒意訳:熊谷さん、あなたをブッ殺します。

 

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序盤から僕のクリーチャーが攻めてますね。足元をすくわれそうで焦ってるんじゃないですか……齋藤さん?

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この程度のライフロスはゲームプラン通りです。CIPクリーチャーとプレインズウォーカーで稼いだアドバンテージとシナジーがここで活きてきます。マリガンで失ったリソースも何ら問題ありません。

 

 ⇒和訳:勘違いするな。

 ⇒意訳:熊谷さん、あなたをブッ殺します。

 

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コンバット前にタップします。これで詰みましたね。貴方はダメージレースでミスを犯しました。そしてアンタップのランドからオポネントのハンドを正確に読むことができなかった……それがあなたの敗因です。ウィニークリーチャーでビートしきれるプランだったのでしょうが、えあw@」っpわlぱうぇあlplw;あ@;@あ;ゔぁ;lゔぁえl;らw;、あl;wれ;あ;あ;あw;lふぁえwlけk;あwlwらl_l_おpわ:plfわpkfじゃwけっlわえlぱflpらlわえvpらぺくぇあlplゔぁぺlぺlplplpらpゔぁらlpっkじゃえwらけあえおkふぁおk

 

 ⇒和訳:これで私の勝ちです。

 ⇒意訳:熊谷さん、あなたはもう死んでいます。

 

結果

どうせ普通にやったら勝てないだろうからと一か八かを狙ったデッキを作ってみた結果、予想を遥かに上回る運の良さでイイ感じでカードを引けたのですが、そのうえで、しっかりブッ殺されました。なんだか清々しいですね。

 

齋藤友晴の目指す世界、マジックの可能性

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マジックって凄く楽しいですし、僕は大ファンなんですけど、まだ日本で圧倒的な市民権を得ているという感じではないですよね? カードゲームってやっぱり子供の遊びという感じがありますし、遊戯王のほうが正直メジャーかなと思うし、マジックと聞いてピンとくる人もまだまだ少ないイメージです。

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齋藤さんは、10年近く日本のマジックのトップシーンにいるわけですが、今後マジックはどのようになって欲しいと考えているんですか?

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マジックで、世界を1つにしたいですね。

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せ、世界を1つ……!?

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例えば、世界の人口の70%くらいがマジックをやっていたとするじゃないですか。そうすると、世界中の全員がカードの価値を認識しているんで、世界中のレストランとかホテルとか、マジックのカードで支払いができることになるんです。

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さ、最高じゃないですか……! 会計のとき「お支払いは、現金ですか? クレジットカードですか? プレーンズウォーカーになさいますか? あ、Foilフェッチランドの分割払いですね。畏まりました。」

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……って言われたいです!

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マジックをすることがもっと、日常的になるんです。子供の夢といえば、プロ野球選手、プロサッカー選手、マジックのプロプレイヤー。バーや喫茶店には、マジックが常備されています。そして、学力でなくマジック力が幅をきかせます。

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「いやー中間試験ダリーなー。え? 今回のマジック学の試験範囲って“マナカーブ理論”と“土地枚数の最適化理論”だっけ? おれ、マナカーブ苦手なんだよなあぁぁぁぁぁ!」って、ウナだれたいです。

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世界中の全員がマジックで勝つことに意味を見出せられれば、いろいろな争いの代理となるはずです。戦争とかなくなるんですよ。国同士がもめたら、国のトッププレイヤー同士がマジックの代表戦をして、決着をつける……。

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「日本海における排他的経済水域を巡って日本と中国は対立し、2072年に日中マジック:ザ・ギャザリング戦争に突入した。両国が国連に申請したプロプレイヤーは各133名。2072年1月にマジック中立国であるトルコへ合計266名の代表プレイヤーが集結し……」って、歴史の教科書に書かれて欲しいです。

 

 

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……と、まあこれらは頭のネジが外れてると思われかねない、夢物語の域を出ない話なんですけどね(笑)

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ですよね。良かったです。一体どこまでいってしまわれるのかと、内心、不安を感じておりました。

 

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(若かりし頃の齋藤さん。かっこいい。)

 

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でも、僕はそれくらいマジックが好きだし、本当にポテンシャルを感じています。マジックをやり始めた頃は「やっぱこれだけじゃ食えないな」と思って、アクセサリーの勉強やラーメン屋の修行など、いろいろなことを試しました。でもやっぱどれもシックリこなくて。全身全霊で熱くなれるものを探したけど、探しても探してもどこにもなかった。

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どうしてもマジックに帰ってきちゃうんです。気づいたら、自分にとってマジックは人生そのものになっていました。だから、マジックはもっといろんな人に楽しんでもらえるような、世界中をもっともっと巻き込めるような競技になって欲しい。

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そういう世界を実現するっていう、僕にとって最高のリターンを得るために、毎日、無数の選択肢の中でより良い判断をし続ける。それを、ずっと繰り返すんです。粘り強く、何度でも。

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(感動でうっすら目に涙)

 

まとめ・カードゲームの先にあったもの

マジック:ザ・ギャザリングの達人は僕の予想通り、いや予想を遥かに超え……。カードゲームから「より善く生きる」ための一般的な理論を導く、新たな形の“学者”のような存在でした。

そんなわけで、仕事をサボってマジックをやる有効な理由が見つかり、ダラダラと日夜マジックで遊びほうけることが正当化された僕は、非常に満足しています。
さっそく本日提出期限の仕事を思いっきり後回しにして、デッキを作りはじめたいと思います。

 

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カードゲームは、お好きですか?

 

 

【取材・文:熊谷 真士】
Twitter:@kumagaimanato
ブログ:もはや日記とかそういう次元ではない
http://manato-kumagai.hatenablog.jp/

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