なぜTwitterで、「フォロワーが1,000人になった」とつぶやくとフォロワーが減るのか?

2014/4/15 22:17 ネタりか自由帳

なぜTwitterで、「フォロワーが1,000人になった」とつぶやくとフォロワーが減るのか? なぜTwitterで、「フォロワーが1,000人になった」とつぶやくとフォロワーが減るのか?

スマートフォンを使って、さまざまな実験を行うこの企画。第93回は、Twitterの怪現象のメカニズムを解き明かします。

Twitter ※Android版

Twitter ※iPhone版

Twitter, Inc.

無料

 

突然ですが、まずはこちらのツイートを見ていただきたい。

Twitterのフォロワーが、キリのいい数字になったことを告げるこちらのツイート。

芸能人や、ネット上の有名人が、その喜びを伝えるために投稿するつぶやきである。

Twitterを使っている人なら、一度は目撃したことがあるのではないだろうか?

そして、そのあとには、かなり高確率でこのようなツイートが続く……。

そう、フォロワー数が大台にのったことを告げると、必ずと言っていいほど、何人かがフォローを外して、フォロワーが(一時的に)下回ってしまうのだ。

この怪現象は、なぜ起こるのだろうか?

今までこの現象は「なぜか減った」という言葉で片付けられてきたが、われわれはこのメカニズムについて3つの仮説を導き出した。

今回は、そんな3つの仮説をご紹介しようと思う。

<仮説その1>
■フォロワーを「数字」として見ているから

世の中には、あなたが思っている以上に性格がひねくれた人が多い。

ことさら、インターネットの世界ともなると、ほとんどが性格のひねくれた人たちばかりだ。

そんな人たちに向けて、「フォロワーが1,000人になった~」という浮かれたツイートをしても、「おめでとう! よかったね!」となるわけがない。

彼らのひねくれた思考は、「え、俺のことを1,000っていう数字の中の1として見ているの? じゃあ、いいや、もう! フォロー外そっと!」といった考えに至るのだ。

しかし、これは決しておかしいことではないと思うし、どちらかといえば、私もそう考えてしまうだろう。

現実世界に置き換えて、考えてみてほしい。

あなたが友だちと思っていた相手に、裏では「友達001番」「友達002番」「友達003番」と呼ばれていたら、どうだろうか?

「えっ、ただ”友だち”と呼べる人の頭数がたくさん欲しかっただけで、私じゃなくてもよかったの!? 誰でもよかったの!?」と傷つくことだろう。

「フォロワーが1,000人いる」のではなくて、「あなたのツイートを見たい、あなたにもフォロー返ししてもらいたい、あなたともっと仲良くなりたい、という人が1000人いる」ということをお忘れなきように。

<仮説その2>
■いい機会だからフォロー整理をした

これはすごく単純な話で、別にあなたのことが好きでも何でもないのだ。

もっと言うと、あなたの人間性なんてどうでもよくて、ただ、おもしろいネタツイートやエッチな自撮りツイートをするBOT(ボット)か何かだと思っているんだろう。

たまたま何かのツイートがRTで回って来て、「へぇー、こういう人がいるんだ。とりあえずフォローしとくか。別にフォローするのも外すのも無料だし」という安いミーハー心であなたのことをフォローしたんだと思う。

しかし、いざフォローしてみたら、おもしろいネタツイートやエッチな自撮りツイート以外にも、「今日は〇〇(有名店)でランチ食べた~」とか「最近、体調悪い~」とか、別に知りたくもないあなたの私生活ツイートが流れてきて「お前に求めているのはそういうのじゃねーし」と思ったのではないか。

こうして、「人間性も含めて自分のことを愛してもらいたいあなた」と「あなたに人間性なんか求めていないフォロワー」という世にも悲しい関係性が誕生する。

とはいえ、わざわざあなた一人のために「フォローを外す」というアクションをするのも、面倒くさいので、そのまま放置している内に、やがて「なんでフォローしたのか忘れたし、ツイートも読んでないけど、なぜかタイムラインにいるヤツ」というポジションに変化していく。

そんな、どうでもいいやつが「フォロワーが1,000人になった~」という浮かれているツイートをしているのを見かけたら、誰だって「いい機会だからフォローを切ろう」と考えるのは、自然の摂理。

「フォロワーが1,000人になった」というツイートが原因で、フォロワーが減ったのではなく、たまたま、そのツイートがキッカケになっただけであって、遅かれ早かれ、あなたのフォローは外されていたことだろう。

<仮説その3>
■単純に「減っちゃった……」というリアクションが見たい

ここまでネガティブな仮説ばかりを紹介してきたが、仮説その3はどちらかといえばポジティブな仮説。

というのも、そもそも「フォロワーがあなたのことが好き」という前提の仮説だから。

男性なら共感してくれると思うが、小学生の時に、好きな女の子にわざとイジワルをしてしまった経験はないか?

今にして思えば、バカげている行為ですが、当時は気持ちの伝え方がわからなかったので「とにかくちょっかいを出して、自分のことを気にしてもらいたい! 好きな女の子が、自分のしたこと(イジワル)に反応してくれているのがうれしい!」と考えて、生きていた。本当にバカだと思う。

しかし、インターネットには幼稚なバカばっかりいる。なので、このように「好きなアカウントが、自分のしたこと(フォローを外したこと)に反応してくれているのがうれしい!」という思考が働いて、画面の向こうでニヤニヤしながら、あなたのフォローを外しているのだろう。

まぁ、でも、フォローを外してしまうと、肝心のリアクション(「なぜか減っちゃった……」というツイート)が見られないので、またすぐにフォローし直してくれることだと思う。ご心配なく。

<まとめ>
■そもそも「フォロワーが1,000人になった」とかツイートするな!

そんなわけで今回は、なぜTwitterで「フォロワーが1,000人になった」とつぶやくとフォロワーが減るのか? というテーマで、3パターンのユーザーを紹介した。

振り返ってみると、多くのユーザーに使われているTwitterだけに、ろくでもないヤツがいたりする。

でも、結局のところ、「フォロワーが1,000人になった」というツイートも、どうせ「私はフォロワーが多いですよ! 人気者ですよ!」と自慢したいだけなのでは?

そんな自慢を見て、誰が喜ぶだろうか?

本当に「たくさんの人が自分のことをフォローしてくれてうれしいなぁ、感謝したいなぁ」と思うのなら、黙っていればいいのに……、と思うのは私だけだろうか? みなさんはどう思うだろう。

とにかく、私は「フォロワーのことを”フォロワーさん”と呼ぶヤツは、好きになれない」。

いい加減にしておかないと、そろそろ私のフォロワーも減りそうなので、本日はこのへんで。

それでは、さようなら。

撮影日:2014年4月14日

(セブ山@sebuyama/ノオト)

セブ山(Twitter:@sebuyama)+有限会社ノオト(外部サイト)

フリーのライター。平日毎日更新の ウェブマガジン「オモコロ」(外部サイト)や「トゥギャッチ」(外部サイト)で活動中。

このネタ読んでどう思う?

投稿ありがとうございます。
よかったらログインしてコメントも書きませんか?閉じる

このネタへのコメント0

コメントを投稿するにはログインが必要です。

ログインしてコメントを書く

カテゴリ別アクセスランキング

トップ