粉チーズを自動でかけるマシンを作って分かったこと

2015/12/1 16:06 ネタりか自由帳

粉チーズを自動でかけるマシンを作って分かったこと 粉チーズを自動でかけるマシンを作って分かったこと

スマートフォンを使って、さまざまな実験を行うこの企画。第171回は、粉チーズを自動でかけてくれるマシンを製作します。

どうもマンスーンです。

この連載「スマホの川流れ」は、“知られざるスマホの活用術をユル~く探求する”っていうテーマがあるんですけど、正直なところ、スマホの普及率からして活用術なんてもう出尽くしていると思うんですよね。

だって小学生ですらスマホを使いこなしている時代ですよ?

そこで僕がスマホの次に来るであろうものを教えたいと思います。

それは……、

粉チーズを自動でかけるマシンを作って分かったこと

粉チーズです。

チーズ好きな僕としては粉チーズって何にでも合う調味料だと思うんです。

普通の固形チーズと違って粉状なので料理全体を包みこむような使い方ができますし、振ってかけるだけという手軽さもうれしいですよね。

僕の予想では来年「スマホの川流れ」は「粉チーズの川流れ」としてリニューアルするはずなので、今回はそのリニューアルに向けた第一弾の記事です。

粉チーズを自動でかけるマシンを作って分かったこと

粉チーズといえばミートソースやナポリタンなどのパスタ料理にかけるのが一般的ですけど、毎回粉チーズを使う時に思うことがあるんです。

何回もかけるのが面倒くさい!!

普通の人は最初に粉チーズをかけて終わりかもしれませんが、僕は粉チーズのパサパサ感も味わいたいので少しずつかけたいんです。

そうなると食べる→かける→食べる→かけるを繰り返さないといけません。

問題があるとそれを解決したくなるのが人間の性。

さっそく粉チーズをかける動作を自動化するべく秋葉原で材料をそろえてきました。

粉チーズを自動でかけるマシンを作って分かったこと

まず今回の肝となる3軸加速度センサモジュールです。

これは空間内での動きを測定するもので、デジタルカメラの手ブレ補正機能に使われていたり、ゲーム機のコントローラーにも搭載されています。

センサーの原理は分かりませんが、たぶん魔法だと思います。

粉チーズを自動でかけるマシンを作って分かったこと

このセンサーをArduinoとつなげて傾きを測って、サーボモーターと連動させます。

粉チーズを自動でかけるマシンを作って分かったこと

連動できました。

しかし連動できた先のことをまったく考えていなかったので、ここからすごい苦労することになりました。

理想としては、3軸加速度センサをフォークにつけて動きを読み取ってフォークを下に傾けたら粉チーズが勝手にかかる仕組みにしたかったんです。

でも、フォークがある傾きを超えたらサーボモータが動くというコードが、大学のプログラミングの授業を再再再再履修して単位を習得した僕に書けるはずもなくただ時間だけが過ぎていきました(本当はアニメを見てゲームしていただけなんですが)。

しかし、よく考えたらフォークの傾きって3軸じゃなくて1軸だけでもいいし、そもそも3軸加速度センサモジュールなんて名前だけ聞いても意味が分からないパーツを使うのが間違いだったと気づいたので……、

粉チーズを自動でかけるマシンを作って分かったこと

傾斜スイッチに変更しました。

これは黒い箱が傾くとスイッチがONになるというシンプルイズベストなパーツです。原理は分かりませんが、たぶん魔法です。

やっぱりシンプルなのがいいんですよ。

高菜明太マヨ牛丼にハマってそればっかり食べていた時があったんですけど、ふとした時に普通の牛丼を食べてみたら何か泣けてきたんですよね。

人が海を見た時に、なぜか懐かしさを覚えるようなそんな感覚。

あぁ僕は遠くまで来てしまったんだな……って深夜に考えてしまったんです。

高菜明太マヨを捨てよ、牛丼並盛を食べよう。

粉チーズを自動でかけるマシンを作って分かったこと

センサー問題が解決したので次に粉チーズを固定するための枠を作ります。

タミヤのユニバーサルアームと滑り止めスポンジを使って固定しました。

粉チーズを自動でかけるマシンを作って分かったこと

木で作った土台にサーボモーター・Arduino・電池ボックスをしっかりと固定します。

粉チーズを自動でかけるマシンを作って分かったこと

最後に傾斜スイッチをフォークの裏面に付ければ……、

粉チーズを自動でかけるマシンを作って分かったこと

粉チーズを自動でかけるマシン(KJM)の完成です!!

粉チーズを自動でかけるマシンを作って分かったこと

それではさっそく具が一切入ってない悲しみそのものみたいなナポリタンを用意して、どれくらい便利になるのか試してみたいと思います。

イノベーション!!

粉チーズを自動でかけるマシンを作って分かったこと

フォークを下に傾けると自動で粉チーズがかかるので一口食べる度に粉チーズを何度もかけるという煩わしい手間を省くことができました。

すごい便利!!

あ、光ることに関して特に意味はないです。

どんなにショボいものでも、とりあえず光らせておけば何とかなるという我が家に代々伝わる教えに従いました。

クリスマスのイルミネーションだってただLEDが光ってるだけなのにわざわざそれを見に人が集まるじゃないですか。そういうことです。

粉チーズを自動でかけるマシンを作って分かったこと

ザバーーーーッ!!!!

粉チーズを自動でかけるマシンを作って分かったこと

ザバーッ! ザバーッ!!

……。

粉チーズを自動でかけるマシンを作って分かったこと

違う……。

何かが違う。

自動でかかってくれるのは楽でいいんだけどこれじゃないっていうか。

やっぱり自分でやらなきゃ何か大事なものがなくなってしまう様な気がする(あと普通にちょっとでもフォーク傾けると粉チーズがかかっちゃう仕組みだから粉チーズがかかり過ぎてパスタの水分が全部もっていかれる)。

インターネットだってスマホだって便利だけど自分でいろんなことを考えなくなるし、便利なものばかりに囲まれていると逆に不自由になっているのかもしれない。

そうだ!!

インターネットをやめてスマホを壊して自然に還ろう!!!!

粉チーズを自動でかけるマシンを作って分かったこと

と思って登山に出かけたんですが……、

粉チーズを自動でかけるマシンを作って分かったこと

山頂に着いた瞬間スマホでインターネットしてしまいました。

頂上でも普通に電波が入るんですね。

やっぱりスマホは便利で最高!!!!!

撮影日:2015年11月28日

※この記事はYahoo! スマホガイド内「スマホの川流れ」コーナーにて配信された記事を再掲したものです

 

マンスーン(Twitter:@mansooon)

ハイエナズクラブ」(外部サイト)や「オモコロ」(外部サイト)で記事を書いています。理系大学出身をまったく生かせていない低い技術力で役に立たない電子工作をしたり、B級映画のVHSテープを収集したりしています。

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