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日プロ大賞でポロリ!? 萩原健一&水谷豊で『傷だらけの天使』映画化へ

2009/11/22 8:47
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 独立系の日本映画を称揚することで根強いファンをもつ、日本映画プロフェッショナル大賞(日プロ大賞)の復活イベントが21日、東京・テアトル新宿で開催された。この日のオールナイトイベントのオープニング・トークショーには、映画監督・プロデューサーの荒戸源次郎氏と奥山和由氏、同映画賞を主宰する映画ジャーナリストの大高宏雄氏が登壇。3人からは、日本映画界の現状への苦言や、進行中の新作の企画話も飛び出し、来場した熱心な映画ファンからの拍手を集めた。

 1992年からスタートし今年18回目を迎える日プロ大賞は、健闘しながらも諸々の理由から過小評価された映画、出演者らにスポットをあてることを趣旨にする独立系の映画賞。ファンの熱い支持を受けながらも、2002年度以降、授賞式が行われていなかった。そんななか、同映画賞の歴史をまとめる書籍『映画賞を一人で作った男―日プロ大賞の18年―』(愛育社)の発刊を記念して、約7年ぶりとなる復活イベントが実現した。

 この日のトークショーでは、大高氏が「尊敬しているカリスマ映画人」としてゲストのふたりを紹介した。監督として『人間失格』(2010年2月20日公開)を完成させたばかりの荒戸氏は、映画製作に携わることを「1本映画を作ると、命を擦り込んでいるから体が弱る。明るく楽しく死んでもいいと思ってやっている」とサラリと語った。さらに(映画製作に関わるのは)今作が最後かもしれないとしながら、「深作欣二のあと、一緒にやりたいと思う監督がいない。いればやるかもしれないけど。職業監督がいない」と映画界の現状を憂う。

 また、もともと大手映画会社に勤めていた奥山氏は、いまの日本映画界について聞かれると「視野狭窄かもしれないけど」と断ったうえで、「映画を作って世に出していこうとするときに、映画会社が冷え込んでいて、温かい映画ファンに届かない。大きな製作費がある映画や、大手企業が製作につく映画しか認めないという被差別感覚が(映画会社に対して)ある。単館系映画は非常に厳しい状態」。独立系の製作者を代表して、メッセージを送った。

 さらにトークショーのなかで、奥山氏は現在手がけている仕事として、1970年代の人気テレビドラマ『傷だらけの天使』の映画化を、オリジナルキャストの萩原健一、水谷豊の主演で企画していることを明かした。監督に深作健太、撮影に木村大作という構想も語られた。こういう大きな話が飛び出すところも日プロ大賞の醍醐味のひとつかもしれない。

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2009/11/22 8:47 更新

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