豊川悦司、藤沢時代劇『必死剣鳥刺し』で悲運の剣の遣い手に挑戦
2009/11/19 12:00
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来夏公開、映画『必死剣鳥刺し』(提供:東映)
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原作は、政治的策謀に翻弄されるひとりの武士の無惨な姿を、巧みなプロットと語り口で描き出し、藤沢氏の“隠し剣”シリーズの中でも傑作とされる。秘剣を伝えられた剣の達人が、時代の矛盾と軋轢に苦しみながらも与えられた運命を淡々と生き、時に剣をもって運命に抗う1人の人間のドラマ。
「三左エ門は、静と動を併せ持ち、ある種の不条理さを持った複雑な男。不器用で融通がきかない岩のような男。運命を許容しているが、それに甘んじていない、逃げない人間だと感じました」と語る豊川は、「これまでの藤沢作品は特に意識せず、静寂と爆発の温度差を出せるよう演じました」とコメントしている。
監督は1998年に『愛を乞うひと』を手掛けた平山秀幸氏。これまでの藤沢作品とは一味違ったハードボイルドな時代劇に挑戦した。平山秀幸監督は「リアリズムを重要視し、時代劇という制約を最大の武器とすることを考えた。ラストの大殺陣は、これまでの舞踊的な流れる殺陣ではなく、溜め込んだものを一気に爆発させるような、人と人が本当に命を懸けて斬り合うような激しいものになった」と語っている。
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